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ソフトバンクのSIMロック解除方法は?解除対応機種や解除方法、解除前に知っておきたい注意点を解説

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使っている端末のSIMロックを解除したいが、やり方がわからないという方も多いでしょう。ソフトバンクでのSIMロックの解除は、オンラインや店頭で手続きが可能です。

この記事では、ソフトバンクにおけるSIMロック解除の方法を、具体的に紹介します。

ソフトバンクを解約する場合も、解約前にSIMロック解除していたほうが便利なことがあります。ただし、無理してSIMロック解除をする必要がないケースもあるため、参考にしてください。

SIMロックとは

SIMロックとは、SIMカードを他のキャリアで利用できないようにする制限のことです。SIMカードには、電話番号をはじめとする契約情報が記録されており、端末にSIMカードを挿入することで通信が可能になります。SIMカードの仕組みとしては、どの端末に差し込んでも同じように利用できるはずですが、SIMロックのかかった端末は回線契約を結んだ会社以外の回線では利用できません。

以前は、携帯電話にSIMロックがかかっていることは当たり前でした。しかし、総務省が発表したガイドラインの改定によって現在、携帯電話事業者は利用者の求めに応じてSIMロックを解除しなければなりません。

ソフトバンクのSIMロック解除条件

ソフトバンクのSIMロックを解除するには、いくつかの条件を満たしている必要があります。すべてのスマホでいつでもSIMロック解除ができるわけではないため、解除を申請する際には注意しましょう。

SIMロック解除機能がある

そもそもSIMロック解除は、SIMロック解除機能を搭載している機種でしか行なえません。制度が改定された、2015年5月以降 に発売された機種にはSIMロック解除機能が付いているため、直近数年で購入したスマホであれば心配ありません。古い端末で心配な方は、自分が持っているスマホの機種が発売された時期を調べてみてください。

なお、2015年4月以前 の発売でも、一部端末ではSIMロック解除ができます。ただし、通常のSIMロック解除手続きがオンラインで可能なのに対して、手続きがソフトバンクショップでのみ可能となる点には注意しましょう。

例)

  • BLADE Q+
  • 301F
  • 201HW
  • 009Z
  • 008Z

ネットワーク利用制限や安心遠隔ロック がかかっていない

ネットワーク利用制限は、携帯電話の不正契約を防ぐための制度です。不正利用には心当たりがなくとも、住所変更を忘れたり、あんしん保証パックで交換した旧携帯電話を返し忘れて使用したりすると、ネットワーク利用制限の対象になりかねません。

ネットワーク利用制限がかかっているかは、公式サイトの「ネットワーク利用制限携帯電話機の確認」から確認が可能です。携帯電話機の製造番号であるIMEIの入力が必要なので、端末画面や端末の箱で確認してください。電池パックが取り出せる機種であれば、製造シールからも確認できます。IMEIはSIMロック解除の際にも必要なため、一緒に確認しておくと安心です。

安心遠隔ロックはスマホを紛失した際に、遠隔操作でロックできるサービスです。一度ロックしたあと、解除を忘れているとSIMロックの解除ができません。

購入日から101日経過している

購入日から101日が経過しないと、SIMロック解除はできません。しかし、例外も多くあります。まず、一括購入した場合は100日以内でも解除が可能です。ただし、同じ一括購入でも、一括購入割引や機種購入サポートなどのキャンペーンを利用した場合は対象外です。

他にも、分割金の支払い方法がクレジットカードの場合は、SIMロック解除ができます。購入から日が浅く、SIMロック解除できるかわからない場合は、ソフトバンクのホームページに用意されているシミュレーターを利用して、解除手続きが可能かを調べてみましょう。

故障や水漏れがない

端末自体が故障や水漏れなどのトラブルを抱えている場合、正しくSIMロックの操作ができないことが想定されます。不具合のある端末のSIMロック解除は、端末を修理してから行ないましょう。修理はソフトバンクで可能で、ショップへの持込か配送を選べます。

なお、トラブルの程度によっては修理費用が高くなり、新規購入したほうがお得なこともあります。新規購入時の金額をチェックしておき、修理代と比べて納得できる価格であることを確認するのがおすすめです。

重ねて修理自体に時間がかかることも多く、SIMロック解除の手続きまでに思いのほか期間を要する点も注意が必要です。

ソフトバンクのSIMロック解除方法

ソフトバンクのSIMロック解除方法は、大きく分けて2種類あります。ソフトバンクショップで解除する方法、オンラインのMy Softbank経由で解除する方法の両方を紹介します。手続きに必要な情報がそれぞれで異なるため、間違えずに準備しましょう。

ソフトバンクショップを利用する

ソフトバンクショップであれば、すべての手続きをショップのスタッフが行なってくれます。手続きに不安がある方や、SIMロック解除に関して知りたいことがある方は、ソフトバンクショップで聞いてみましょう。

店頭での手続きの際は、端末と身分証明書の持参が必要です。併せて事務手数料として税込み3,300円 がかかります。事務手数料は当日現金でしか支払えないため、QRコード決済などに慣れている方は注意しましょう。

ソフトバンクショップの店頭は混雑していることも多いため、事前に来店予約をするとスムーズに手続きできます。来店予約はソフトバンクのホームページ、または来店予約の申し込み窓口から行なってください。

My SoftBank から解除する

My SoftBank経由でSIMロック解除の手続きをする場合、スマホの製造番号であるIMEIが必要になります。手続きをする前に調べておきましょう。

SIMロック解除の手順は、以下のとおりです。

  1. My SoftBank にログインする
  2. 画面右上の「メニュー」から「契約・オプション管理」を選択する
  3. 「オプション」を選択し、画面下の「SIMロック解除対象機種の手続き」をタップする
  4. 製造番号(IMEI)を入力し、「次へ」をタップする
  5. 画面に表示されている製造番号を確認し、「解除手続きする」をタップする
  6. 画面では「SIMロック解除はまだ完了しておりません」と表示されますが、手続き自体は完了です

なお、Android端末の場合は「解除コード」が表示されます。端末側で「解除コード」の入力が必要なので、必ず番号を控えましょう。

新しいSIMカードの挿入方法

SIMロックの解除後、新しいSIMカードを挿入する方法を説明します。作業前にはバックアップを取っておくと安心です。iPhoneはSIMピンがないとSIMトレーを開けられない仕様ですが、なくしてしまった場合はクリップや安全ピンで代用できます。

iPhoneの場合

  1. iPhoneの電源を切り、SIMピンを使ってSIMカードを抜き出す
  2. 新しいSIMカードを挿入する
  3. iPhoneの電源を入れ、Apple IDとパスワードを入力すると新しいSIMが自動で認識され、通信が可能になる

認識がうまくいかない場合は電源を切り、再度挿入し直してみましょう。

Androidの場合

  1. Androidの電源を切ってSIMカードを取り出し、新しいSIMカードを挿入する
  2. Androidの電源を入れ「無効なSIMカードです」の表示後、「SIMロックの解除コード」が表示されるため、SIMロック解除手続きの際にメモしておいた解除コードを入力する
  3. 解除コード入力後、「ロックを解除する」をタップする。機種によってはさらに4の手順が必要になる場合がある。
  4. 「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」→「SIMカードの状態を更新」をタップする。設定ファイルのダウンロードが完了したら、本体を再起動し、正常に起動すれば完了です

SIMロック解除完了の確認方法

ソフトバンクでSIMロック解除手続きをしたら、完了しているか確認しておくと安心です。

確認は、以下の手順で行なえます。

  1. My SoftBankにログインする
  2. 製造番号を入力して「次へ」をタップする
  3. iPhoneの場合「SIMロック解除手続きは受付済みです」と表示されれば、解除済みです。Androidの場合「SIM解除コードを発行しました」と表示されると、解除済みです。

また、端末からSIMロック解除を確認する方法もあります。
iOS14以降のiPhoneの場合「設定」→「一般」→「情報」でSIMロックの欄を参照し、「SIMロックなし」が表示されていればSIMロック解除完了です。

なおAndroidの場合、端末のメーカーによって確認方法が異なりますが、「設定」→「デバイス情報」のなかに、SIMカードのステータスに関する情報が載っていることもあります。

解約したらSIMロック解除できない?

先述のとおり、2015年5月以降に発売されたスマホであれば、My SoftBankとソフトバンクショップのどちらでもSIMロック解除ができます。2015年4月以前の端末はSIMロック解除に対応していないか、対応していてもソフトバンクショップのみでしかSIMロック解除ができないため、注意しましょう。

回線契約の解約後にSIMロックを解除しようとすると本人確認が必要となるため、SIMロック解除に必要な手順が増えます。SIMロック解除をしたい場合は、解約前に忘れずに行なっておきましょう。

また、先に回線契約を解約してしまった場合に、My SoftBankからSIMロック解除をしようとすると、新しく挿入するSIMカードの用意が必須です。新しいSIMカードがない場合はソフトバンクショップで手続きをすることになり、事務手数料3,300円がかかってしまいます。

SIMロック解除できない場合はどうしたらいい?

SIMロック解除の条件に該当せず、SIMロック解除ができない場合にどうすれば良いかを解説します。料金の安い別キャリアに変更したいなど、SIMロックを解除したい目的でも取るべき手段が変わるため、目的からアプローチするとわかりやすくなります。

ソフトバンク以外でも使えるキャリアがある

ソフトバンクのSIMロックは、キャリアがソフトバンクに限定されているわけではありません。「ソフトバンク回線を利用する」という制限のため、ワイモバイル、LINEモバイル、mineoなどソフトバンク回線を利用しているキャリアであれば、ソフトバンクのSIMロックがかかった状態でもキャリア変更ができます。

格安スマホにキャリアを切り替えることがSIMロック解除の目的であれば、ソフトバンクの通信回線を利用している格安スマホを探してみましょう。

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SIMロック解除アダプタを使用する

SIMロック解除アダプタを使用すれば、SIMロック解除ができていなくても他社のSIMカードが利用できる状態になります。安価で購入でき、手続きも不要ですが、必ず解除できるとは限らないため注意しましょう。アダプタとの相性が悪い機種だと、解除できないケースがあります。

また、SIMロック解除アダプタが原因で端末自体が故障した場合は自己責任となり、メーカーでの修理はできなくなってしまいます。

まとめ

比較的新しい機種であればSIMロック解除はオンラインで簡単に手続きできるため、解除をしたい方はこの記事で紹介した手順をもとにやってみてください。操作に自信がない方は、店頭でスタッフによる手続きをお願いすると確実です。

SIMロックが解除できない場合も、ソフトバンク回線を使っている別キャリアを使い続けるなど、キャリア変更する手段はあります。自分がSIMロックを解除したい理由に合わせて最適な方法を選ぶと、余計な手間がかからずに済むでしょう。

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