ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるベストタイミング・手順！SIMロック解除や解約手続きは必要？

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えを考えている方の中には「いつ乗り換えればいいかわからない」「乗り換えるべきかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめな人の特徴は以下の通りです。

月額料金を抑えたい人
月々のデータ利用量が20GB以下の人
LINEの使用頻度が高い人

この特徴に当てはまる方は、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめです。

今回は、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えタイミングや手順、乗り換えるメリット、デメリットを紹介します。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1 ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えはいつがベストタイミング？
2 ソフトバンクからLINEMOに乗り換える手順
3 ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるデメリット
4 ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるメリット
5 ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに関するよくある質問
6 まとめ｜ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめな人の特徴

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えはいつがベストタイミング？

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えは、スマホの端末代が支払い終わっている状態の請求締め日前がベストタイミングです。

ソフトバンクの請求締め日は以下のようになっています。

請求締め日	利用期間
10日	前月11日～当月10日
20日	前月21日～当月20日
末日	当月1日～当月末日

ソフトバンクには日割り料金がなく、請求締め日を過ぎてしまうと1ヶ月分の月額料金を全額請求されるため、請求締め日前に乗り換えましょう。

また、端末代の支払い途中で乗り換えてしまうと、LINEMOの月額料金だけでなく残債の支払いもしなければなりません。

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えは解約違約金が発生しないため、更新月は気にする必要はありせん。

そのため、端末料金の支払いが終わり次第、ソフトバンクの請求締め日の直前での解約がもっともおすすめのタイミングです。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える手順

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際の手順は以下の通りです。

LINEMOで使うスマホを準備する
SIMカードを選択する
電話番号を引き継ぐか決める
本人確認書類など必要な書類を準備する
LINEMOに申し込みをする
初期設定などを行い利用開始

それぞれの手順を詳しく紹介するので、乗り換える際の参考にしてみてください。

LINEMOで使うスマホを準備する

ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際には、使用するスマホを用意する必要があります。

LINEMOではスマホのセット販売をしていないため、ソフトバンクで利用していたスマホをそのまま使うか、新しく購入する必要があります。

スマホを新しく購入する際は、以下の場所がおすすめです。

大手キャリア
Apple Store
格安SIM
家電量販店

どのスマホでも使えるわけではなく、利用可能なシリーズが限られているため注意が必要です。

LINEMOで利用可能なスマホは公式HPで確認できるため、購入前に必ず確認しましょう。

SIMカードを選択する

LINEMOでは、通常SIMとeSIMが選べるため、利用できるSIMカードを選択しましょう。

通常SIMとeSIMの違いや特徴は以下の通りです。

	通常SIM	eSIM
使い方	SIMカードを挿入する	端末に内蔵されている
申し込みから利用開始までの期間	最短申し込み当日から利用可能	数日～1週間程度かかる
対応端末	ほぼすべてのスマホ	対応機種が少ない

このような違いがあるため、利用する端末が対応しているかや利用開始までの期間を考慮してどちらを利用するか選択しましょう。

電話番号を引き継ぐか決める

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合、電話番号を引き継ぐか新しい番号にするかを決めましょう。

他の格安SIMを利用する場合、MNP予約番号が必要となりますが、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合には必要ありません。

ただし「MySoftbank」の情報が最新になっていないと番号の引継ぎが上手くできない可能性があるため注意が必要です。

新規で電話番号を発行する場合には、特に準備物は必要ありません。

本人確認書類など必要な書類を準備する

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際には、スムーズに乗り換えるために本人確認書類として使える書類を事前に準備しておきましょう。

本人確認書類として使える書類は以下になります。

運転免許証
マイナンバーカード
健康保険証（国保以外） + 補助書類
国民健康保険証 + 補助書類
パスポート（2020年2月4日以降に申請）＋補助書類
旧型パスポート（2020年2月3日以前に申請）
住民基本台帳カード + 補助書類
身体障がい者手帳
療育手帳
精神障がい者手帳

補助書類としては、住民票記載事項証明書（原本）または公共料金領収書が利用できます。

本人確認書類は申し込み前に準備しておくとスムーズに申し込みができるため、忘れずに用意しておきましょう。

LINEMOに申し込みをする

LINEMOに申し込みをする流れは以下の通りです。

LINEMO公式HPから「今すぐ申し込む」を選択する
「今の電話番号をそのまま使用する」「新しい電話番号で契約する」のどちらかを選択する
eSIMか通常SIMカードかを選択する
「サービス選択画面に進む」をクリックする
プランを選択して「お客様情報の入力に進む」をクリックする
必要項目を入力する

必要事項の入力まで行えば、申し込みは完了です。

電話番号の引継ぎや利用するSIMカードの種類の選択、本人確認書類の準備が完了していれば5分～10分程度で手続きができます。

初期設定などを行い利用開始

LINEMOの申し込みが完了し、SIMカードが到着したら初期設定を行いましょう。

LINEMOを利用するために必要な初期設定は以下の通りです。

Webか電話で回線切り替えの手続きを行う
SIMカードをスマホに挿入する（通常SIMの場合）
APN設定をする
端末を再起動する
My Menuの初期設定をする
LINEの連携をする

2021年5月11日以前に購入したAndroidを利用する場合には、SIMロック解除が必要となるため忘れずに行いましょう。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるデメリット

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるデメリットには以下の4つがあります。

LINEMOは実店舗がない
「家族割」などが存在しない
キャリアメールが使えない
18歳未満は本人名義契約ができない

それぞれのデメリットに関して詳しく紹介するので、乗り換え前に確認しておきましょう。

LINEMOは実店舗がない

LINEMOには実店舗が存在せず、対面での申し込みやサポートができないため注意が必要です。

ソフトバンクを利用している場合はソフトバンクショップや電話でサポートをしてもらえますが、LINEMOではオンラインチャットのみです。

そのため、店舗での対面サポートを受けたい方にとってはデメリットとなるでしょう。格安SIMの中でも、UQモバイルやワイモバイルなどは実店舗があり、対面での申し込みやサポートを受けられます。

「家族割」などが存在しない

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると、家族割やおうち割などの割引が適用されなくなるため注意しましょう。

ソフトバンクの家族割やおうち割の概要や適用条件は以下の通りです。

	概要	適用条件
家族割	1人あたり毎月最大1,210円割引	ご家族（血縁・婚姻）、または同住所であること
おうち割	毎月最大1,100円割引	自宅のインターネットと携帯電話をセットで契約

ソフトバンクでは適用条件さえクリアしていれば、毎月のスマホ料金が割引されてお得に利用できます。

しかし、LINEMOは月額料金が安く設定されているため、割引が適用されていなくとも損をすることはありません。

キャリアメールが使えない

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると、ソフトバンクのキャリアメールが使えなくなるため注意しましょう。

GmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスは問題なく使えるため、LINEMOに乗り換え後はフリーアドレスの利用がおすすめです。

キャリアメールを継続して利用したい場合は、月額330円のメールアドレス持ち運び手続きを行いましょう。

月額料金が発生してしまいますが、手続きを行うだけで今まで通りキャリアメールを利用できます。

18歳未満は本人名義契約ができない

LINEMOでは18歳未満は本人名義で契約ができず、親権者を始めとした18歳以上の人が契約をして使用者登録をする必要があります。

親権者の同意が無ければ契約ができず、申し出を行わない場合には自動でフィルタリングがついてしまうため、ソフトバンクからの乗り換え時には注意しましょう。

18歳以上の方が乗り換える際には特に問題なく乗り換えが可能です。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるメリット

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるメリットには以下の6つがあります。

料金が安くなる
5Gに対応している
ソフトバンク回線だから通信速度が安定している
IPhone14に対応している
解約違約金などがかからず無料で乗り換えられる
LINEを無制限で利用できる

6つのメリットを順番に紹介していくので、乗り換えを考えている方は参考にしてみてください。

料金が安くなる

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで、毎月の月額料金を安く抑えられる点が大きなメリットです。

ソフトバンクとLINEMOの具体的な料金の違いは以下の通りです。

	プラン名	料金
LINEMO	ミニプラン	3GB:900円
	スマホプラン	20GB:2,480円
ソフトバンク	メリハリ無制限	3GB未満：5,588円 3GB以上：7,238円
ソフトバンク	ミニフィットプラン＋	1GB未満：3,278円 2GB未満：4,378円 3GB未満：5,478円

LINEMOが提供している3GB・20GBのどちらに乗り換えたとしても、ソフトバンクよりも2,000～3,000円程度月額料金が安くなります。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると各種割引が適用されなくなりますが、ソフトバンクで割引が適用されてもLINEMOの方が安いです。スマホの月額料金を抑えたい方には、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめで

5Gに対応している

高速で大容量通信が可能
低遅延での通信が可能
多数同時接続が可能

他の格安SIMでは5Gを利用するために別途月額料金が必要となる場合がありますが、LINEMOでは標準装備であり無料で利用可能です。

ただし、LINEMOで5Gを利用できるエリアは限られているので、公式HPから提供エリアを確認しておきましょう。

ソフトバンク回線だから通信速度が安定している

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えたとしても、引き続きソフトバンク回線を使用できるため、通信速度が安定しています。

通常、格安SIMは大手キャリアの回線を借りて通信するため、昼や夜などの通信混雑時間帯は通信速度が低下してしまいます。

しかし、LINEMOでは通信速度の低下を気にすることなく安定した通信が可能です。

2023年4月現在のソフトバンクとLINEMOの実測値は、以下の通りです。

	平均ダウンロード速度	平均アップロード速度
LINEMO 引用：みんなのネット回線速度	77.5Mbps	16.38Mbps
ソフトバンク引用：みんなのネット回線速度	86.47Mbps	17.38Mbps
mineo 引用：みんなのネット回線速度	43.16Mbps	9.91Mbps
楽天モバイル引用：みんなのネット回線速度	52.81Mbps	26.26Mbps