格安スマホ・SIM

格安スマホとは?大手キャリアより安い理由やメリット・デメリットなどを紹介

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格安スマホとは?大手キャリアより安い理由やメリット・デメリットなどを紹介

スマホの乗り換えを検討している方の中には「格安スマホとは何?」「なんで大手キャリアよりも安いの?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

格安スマホとは、大手キャリアの回線を借りて通信を行うサービスです。

月額料金が安いことが特徴であり、代表的な格安スマホの料金は以下の通りです。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

格安スマホ OCNモバイルONE ahamo LINEMO povo IIJmio mineo
月額料金 500MB :550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
30GB:2,970円
110GB:4,950円
3GB:990円
20GB:2,728円
1GB:390円
3GB:990円
20GB:2,700円
60GB:6,490円
150GB:12,980円
2GB:440円~
4GB:660円~
8GB:1,100円~
15GB:1,430円~
20GB:1,650円~

 

1GB:880円~
5GB:1,265円~
10GB:1,705円~
20GB:1,925円~
公式URL https://service.ocn.ne.jp/mobile/ https://ahamo.com/ https://www.linemo.jp/ https://povo.jp/ https://www.iijmio.jp/ https://mineo.jp/

※IIJmio、mineoの料金はデータ通信専用プランを含んでいます

今回は格安スマホの概要を説明した上で、利用するメリットやデメリット、選び方のポイントを紹介します。

おすすめの格安スマホ8社をランキング形式で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

格安スマホとは

格安スマホとは、大手キャリアの回線を借りて通信を行うスマホのことを指します。

格安スマホには、端末代が安いスマホと格安SIMを使用しているスマホの2種類があります。

月額料金が安い点が特徴であり、実際に大手キャリアのスマホよりも3,000円~4,000円程度料金を抑えることが可能です。

スマホだけでなくSIMも格安キャリアに乗り換えると、月額料金を1,000円以下に抑えることもできるため、安くスマホを利用したい方におすすめです。

格安スマホ(格安SIM)が安い理由

格安スマホ(格安SIM)は自社回線ではなく大手キャリアの回線を借りる形なので、基地局の開設や維持にかかる費用を抑えることが可能です。

さらに格安スマホ(格安SIM)は実店舗を持たなかったり、小規模に運営していたりする事業者が多く、オンライン販売に注力している傾向にあります。

店舗の運営にかかる人件費やテナント代などを節約できていることで、事業者の負担が少なくなり、スマホ料金も安く提供できています。

格安SIM(シム)とは?なぜ格安か、メリット・デメリットなど分かるように解説

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大手キャリアの料金が高い理由

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアでスマホを購入する際、スマホ単体やSIMだけの契約をするのではなく、スマホ本体+通信プランで契約をします。

月々の支払いにはプラン料金に加えてスマホの分割料金、さらにオプション代がまとめられていることも高くなっている理由の1つです。

また格安スマホとは異なり、大手キャリアは自社で通信回線を持っており、基地局の開設や維持に年間莫大な費用がかかっています。

加えて、多くの店舗を運営していることから、人件費やテナント代などの運営費用も発生しています。

これらの理由に加え、高額な新型のスマホをメインに販売していることが月額料金が高くなってしまう理由です。

格安スマホを使うデメリット5選

格安スマホを利用する際には、以下の5つのデメリットがあります。

デメリット

  • キャリア決済が使えない
  • キャリアメールなど利用できない機能がある
  • 通信速度が遅くなりやすい
  • 自分で行う設定がある
  • 通話料金が高いことがある

それぞれのデメリットを順番に紹介していきます。

キャリア決済が使えない

格安スマホを使う場合、基本的にはキャリア決済が使用できないため注意が必要です。

キャリア決済とは、以下のような大手キャリアが独自で提供している決済機能です。

  • auかんたん決済
  • spモード決済・ドコモ払い・d払い
  • ソフトバンクまとめて支払い

これらのキャリア決済は、アプリの購入や課金時の料金などを月々のスマホ料金と合わせて支払えるサービスです。

キャリア決済を使用すると支払いがまとめられるだけでなく、ポイントを貯められるといったメリットもありますが、格安スマホでは使用できません。

数社に限られますが、格安スマホの中でもキャリア決済の利用ができるキャリアはあります。

ただし、AppstoreやECサイトでは使えないなどの条件があるため、注意が必要です。

さらに、アプリによってはキャリア決済にしか対応していない場合もあるため、キャリア決済を頻繁にしようしている方は、乗り換え前に確認しておくことをおすすめします。

キャリアメールなど利用できない機能がある

格安スマホを利用すると、キャリアメールをはじめとした複数の機能が利用できなくなるため注意が必要です。

キャリアメールとは、@以降が以下のようになっているメールアドレスのことです。

  • docomo.ne.jp
  • ezweb.ne.jp
  • softbank.ne.jp

ドコモ、au、ソフトバンクがそれぞれ発行しているメールアドレスであり、契約者のみが使用可能なので格安スマホに乗り換えると利用できません。

キャリアメールをそのまま利用したい場合は、手続きを行えば利用できます。

ただしキャリアごとに利用条件が設けられており、手続きには費用が発生するケースが多いです。

キャリアメールをそのまま利用する際には、あらかじめ条件を調べておくことをおすすめします。

また、格安スマホではキャリアメール以外にも以下の2つの機能が利用できないケースが多いため注意が必要です。

  • LINEアプリの年齢認証・ID検索
  • テザリング

格安スマホに乗り換える際には、使用したい機能が利用できるかをあらかじめ確認しておきましょう。

通信速度が遅くなりやすい

格安スマホは、大手キャリアの通信回線を借りて運営しているため、アクセスが集中すればするほど混雑してしまい、通信速度が遅くなりやすいです。

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12時〜13時のお昼時や20時以降の仕事終わりの時間帯、災害時には特にアクセスが集中しやすく、通信速度が遅くなりやすい傾向にあります。

通信速度の安定性を重視したい方は、ahamoやUQモバイル、ワイモバイルなどの大手キャリアのサブブランドがおすすめです。

他にも、光回線やポケット型Wi-Fiを利用すると通信速度が安定しやすくなるため、Wi-Fiの契約も検討してみてはいかがでしょうか。

自分で行う設定がある

格安スマホを利用する場合、スマホを利用できる状態にするための設定を自分で行う必要があるので注意が必要です。

たとえば、スマホをインターネットに接続した状態にするための設定である「APN設定」を自分で行う必要があり、この設定をしなければ通信ができません。

各格安スマホの公式サイトや購入時についてくる初期マニュアルをみて、自力で設定することは可能です。

各社でサポート体制が整っているため、設定方法がわからなくなったらサポートへ連絡してみましょう。

通話料金が高いことがある

大手キャリアでは通話定額プランが標準となっていますが、格安スマホでは基本的に通話時間に応じて料金が発生する従量課金制となっています。

通話する機会が多い場合は格安スマホに乗り換えたことによって、通話料金が高くなってしまうことがあるため注意が必要です。

通話する機会が多い方は、かけ放題オプションの追加がおすすめです。

各格安スマホのかけ放題プランは時間別に以下の通りになっています。

時間 格安スマホ
10分かけ放題 ・OCNモバイルONE
・BIGLOBEモバイル
・UQモバイル
・IIJmio
・LIBMO
・LinksMate
・mineo
・NifMo
・nuroモバイル
・QTモバイル
・イオンモバイル
5分かけ放題 ・nuroモバイル
・IIJmio
・TONEモバイル
3分かけ放題 ・BIGLOBEモバイル

オプション追加をしても月額料金は安いので、通話する時間に適したかけ放題プランが用意されている格安スマホに乗り換える方法もおすすめです。

格安スマホを使うメリット5選

大手キャリアから格安スマホに乗り換えるメリットには、以下の5つがあります。

メリット

  • 月額料金が大手キャリアよりも安い
  • データ容量の変更やシェアができる
  • 契約期間の縛りがない
  • キャンペーンでお得に利用できる
  • 電話番号が引き継げる

それぞれのメリットを順番に紹介していきます。

月額料金が大手キャリアよりも安い

格安スマホに乗り換えると、auやドコモ、ソフトバンクの大手キャリアよりも月額料金が安くなるというメリットがあります。

MMD研究所が行った「2022年9月通信サービス料金と容量に関する実態調査」によると、大手3キャリアの平均月額料金が9,526円に対し、キャリアサブブランド(ahamo、UQモバイル、ワイモバイルなど)は5,072円、MVNOは3,889円です。

※キャリアサブブランドとMVNOが格安スマホに該当

格安スマホには複数プランがあり、追加するオプションによって個人差はありますが、格安スマホに乗り換えると月額料金が平均で4,000円程度安くなります。

年間で約50,000円も安くなるため、月々の携帯料金を抑えたいと考えている方には、格安スマホがおすすめです。

データ容量の変更やシェアができる

格安スマホは翌月のデータ容量を変更できるため、月々の使い方によって調整ができます。

たとえば、リモートワークによりWi-Fi環境で使用する時間が増えた場合には、データ容量を減らし月額料金を抑えることが可能です。

反対に、来月から出社が増えることが予想される場合には、データ容量を増やすといったように柔軟な調整ができます。

OCNモバイルONEでは月単位ではなく日単位でデータを増やすオプションがあるように、各社によっても柔軟さが異なります。

また、データ容量が余ってしまったり足りなくなってしまったりした場合には、容量をシェアすることが可能です。

低速通信と高速通信の切り替えやバースト機能を使い分けることで、データの消費量を節約することもできます。

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契約期間の縛りがない

大手キャリアには、2年や3年などの契約期間の縛りがあり、途中で解約をする際には違約金の支払いが必要でしたが、2022年4月以降、大手キャリアでも違約金がかからなくなりました。

もともと格安スマホは契約期間の縛りがなく、違約金を支払う必要がないため、好きなタイミングで解約できる点も普及した背景にあるでしょう。

そのため、とりあえず短期間使えるスマホを探しているという方にもおすすめです。

格安スマホの利用を検討している方の中には、通信速度がどうなのかが不安で悩んでいる方もいるでしょう。

そのような方は、契約期間がない格安スマホを契約し、実際に体験をしてから本格的に利用するか考える方法もおすすめです。

ただし、契約するプランによっては契約期間の縛りが発生する場合があるため、乗り換え前に確認することをおすすめします。

キャンペーンでお得に利用できる

多くの格安スマホでは、新規契約時や大手キャリアからの乗り換え時に使えるキャンペーンが用意されています。

用意されているキャンペーンには、以下のようなものがあります。

  • 月額料金割引
  • 端末代金割引
  • キャッシュバック
  • ポイント還元
  • 事務手数料・MNP手数料無料
  • データ容量増量

月額料金や端末料金などが割引になるだけでなく、現金またはポイントでキャッシュバックを受けられることもあるのでお得です。

ただし、キャンペーンを適用するためには条件をクリアする必要があるため、契約前にキャンペーンの適用条件を確認しておきましょう。

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電話番号が引き継げる

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用すると、格安スマホに乗り換えても電話番号を引き継いで利用できます。

ただし、電話番号を引き継ぐためにはデータプランではなく、音声通話が可能なプランを契約している必要があるため注意が必要です。

各大手キャリアから電話番号を引き継ぐには、事務手数料や解約金などが発生し、6,000円以上の費用が必要です。

通話はしたいけど費用はかけたくないという方は、引き継ぎではなく新しく電話番号を入手する方法もあるため、予算に合わせて検討してみてください。

格安スマホを選ぶ際のポイント6選

格安スマホを選ぶ際には、以下の6つを確認することをおすすめします。

ポイント

  • データ容量
  • キャンペーンの有無
  • サポート体制の有無
  • 回線の種類
  • 通話の有無
  • 支払い方法

それぞれのポイントについて、詳しく紹介していきます。

データ容量

契約するプランによって、毎月利用できるデータ容量が異なるため、格安スマホを選ぶ際には重要なポイントです。

同じデータ容量のプランでも格安スマホキャリアによって価格が違うので、使用するデータ容量と価格を比較すると選びやすくなります。

現在使用しているデータ使用量を確認し、適切なプランをあらかじめ決めておきましょう。

毎月のデータ使用量がわからない方は、各社のマイページにて確認可能です。

たとえば格安スマホの3GBプランで契約した際の月額料金は以下のようになります。

格安スマホ 月額料金
OCNモバイルONE 990円
ワイモバイル 2,178円
LINEMO 990円

このように、同じデータ容量プランでも格安スマホキャリアによって料金が異なるため、契約前に必要なデータ容量を明確にして契約する格安スマホキャリアを選びましょう。

キャンペーンの有無

格安スマホの月額料金には大きな差がないため、どこがいいかわからないと悩んでいる方には、キャンペーンの有無で選ぶ方法もおすすめです。

格安スマホによって、新規契約や乗り換え時に適用されるキャンペーンが異なるため、契約前に忘れずにキャンペーン内容の確認も行いましょう。

例えば、格安スマホには以下のようなキャンペーンがあります。

  • 月額料金割引
  • 端末代金割引
  • キャッシュバック
  • ポイント還元
  • 事務手数料・MNP手数料無料
  • データ容量増量

契約する格安スマホによってキャンペーンの適用条件が異なるため、契約前には条件も確認しておきましょう。

サポート体制の有無

格安スマホは店舗を持たず、テナント代や人件費を安くすることで、携帯料金を安くしています。

そのため、基本的にはサポート体制が整っていない、またはオンラインのみとなっているケースが多いです。

店舗で直接サポートを受けたいと考えている場合は、どのようなサポート体制を敷いているか確認しておきましょう。

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直接サポートを受けられる格安スマホは少ないですが、以下のような体制でサポートを受けられることが多いです。

  • メール
  • チャット
  • 電話
  • SMS

格安スマホによって多少内容は異なりますが、上記の方法で端末トラブルや操作方法のサポートを受けられます。

費用が必要な場合もありますが、訪問サポートを行っている格安スマホもあるため、万が一の場合に受けたいサポート内容から格安スマホを選ぶ方法もおすすめです。

回線の種類

格安スマホは大手キャリアの回線を借りて運営されているため、会社によって利用する回線が異なります。

具体的には、以下のようになっています。

回線 格安SIM
docomo回線 OCNモバイルONE
ahamo
au回線 UQモバイル
povo2.0
Softbank回線 ワイモバイル
LINEMO

mineo、BIGLOBEモバイル、IIJmioなど複数回線から選べる格安SIMもあります。地域によって電波の入り具合が異なる場合があるため、契約前に居住地の通信環境を調べた上で、回線の種類から格安スマホを選ぶ方法もおすすめです。

通話の有無

格安スマホの中にはデータ通信しかできない、通話機能がない格安スマホがあるため、通話の有無も格安スマホを選ぶ際のポイントです。

アプリを使うから通話がいらないと考えている方もいるかもしれませんが、災害などの緊急時を考えると通話機能が必要と感じる方もいるはずです。

しかし、格安スマホの通話は従量課金制であり、大手キャリアのように使用していると通話料金が高くなってしまう恐れがあります。

通話を利用する際には、通話の有無に加えてかけ放題プランの有無も確認した上で格安スマホを選ぶと安心です。

かけ放題プランがある格安スマホは、以下の通りです。

時間 格安スマホ
10分かけ放題 ・OCNモバイルONE
・BIGLOBEモバイル
・UQモバイル
・IIJmio
・LIBMO
・LinksMate
・mineo
・NifMo
・nuroモバイル
・QTモバイル
・イオンモバイル
5分かけ放題 ・nuroモバイル
・IIJmio
・TONEモバイル
3分かけ放題 ・BIGLOBEモバイル

格安スマホによっては、かけ放題プランを翌月から追加することも可能なので、契約前に確認しておきましょう。

支払い方法

格安スマホでは、支払い方法がクレジットカードだけに制限されていることが多いため、他の方法で支払いをしたい方は契約前の確認が必要です。

クレジットカード以外の方法で支払いができる格安スマホは、以下の通りです。

格安スマホ クレジットカード以外の支払い方法
OCNモバイルONE ・口座振替(電話申し込み必須)
楽天モバイル ・デビットカード
・口座振替の支払い
UQ mobile ・口座振替(条件あり)
ワイモバイル ・口座振替

クレジットカード以外の方法でも支払いができる格安スマホもあるため、支払い方法を選びたい方はあらかじめ確認しておきましょう。

格安スマホが向いている人・向いていない人

格安スマホのメリットやデメリット、選ぶ際のポイントを紹介してきましたが、自分は格安スマホに乗り換えるべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そのような方に向け、ここでは格安スマホが向いている人と向いていない人の特徴を詳しく紹介していきます。

格安スマホが向いている人の特徴

格安スマホが向いている人の特徴 ・月額料金を安くしたい人
・通話をあまり使わない人
・データ容量が少なくても問題がない人

格安スマホは、月額料金を安くしたい人や通話をあまり使わない人、データ容量が少なくても問題がない人におすすめです。

大手キャリアから格安スマホに乗り換えると月額料金を4,000円程度安くできる場合があります。

ただし、データ容量が多いプランや複数のオプションを追加すると月額料金が大手キャリアと変わらなくなる可能性があります。

そのため、格安スマホは月額料金を抑えたい方や通話やデータ容量をあまり使わない方におすすめです。

格安スマホが向いていない人の特徴

格安スマホが向いていない人の特徴 ・細かい設定が苦手な人
・多くのデータ容量を利用したい人

格安スマホは、細かい設定が苦手な人や多くのデータ容量を利用したい人には向いていません。

格安スマホでは100GBプランを提供していることが少ないため、毎月100GB以上のデータ容量を使う方にはおすすめできません。

また格安スマホを利用する場合、基本的には電話やメールなどを使ったオンラインでのサポートとなるため、自分で細かい設定をすることが苦手な方は不安を感じる可能性があります。

訪問サポートを受けることも可能ですが、月額料金とは別に料金が発生するため、設定が苦手な方や対面でサポートを受けたい方は大手キャリアの利用がおすすめです。

格安スマホ|おすすめの8社を紹介

ここでは、おすすめの格安スマホを8社紹介していきます。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

  • OCNモバイルONE
  • ahamo
  • LINEMO
  • povo
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • IIJmio
  • mineo

紹介する8社の月額料金や回線などの簡単な比較は、以下の表をご覧ください。

格安スマホ OCNモバイルONE ahamo LINEMO povo UQモバイル ワイモバイル IIJmio mineo
月額料金 500MB:550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
30GB:2,970円
110GB:4,950円
3GB:990円
20GB:2,728円
1GB:390円
3GB:990円
20GB:2,700円
60GB:6,490円
150GB:12,980円
4GB:2,365円
15GB:3,465円
33GB:3,828円
3GB:2,178円
15GB:3,278円
25GB:4,158円
2GB:440円~
4GB:660円~
8GB:1,100円~
15GB:1,430円~
20GB:1,650円~
1GB:880円~
5GB:1,265円~
10GB:1,705円~
20GB:1,925円~
回線 ドコモ ドコモ ソフトバンク au au ソフトバンク
ワイモバイル
ドコモ
au
ドコモ
au
ソフトバンク
公式HP https://service.ocn.ne.jp/mobile/ https://ahamo.com/ https://www.linemo.jp/ https://povo.jp/ https://www.uqwimax.jp/ https://www.ymobile.jp/ https://www.iijmio.jp/ https://mineo.jp/

※IIJmio、mineoの料金はデータ通信専用プランを含んでいます

それぞれの特徴を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

OCNモバイルONE

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

引用:https://service.ocn.ne.jp/mobile/

月額料金(税込) 500MB:550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
回線 ドコモ
通話サービス(月額) OCNでんわ:無料
10分かけ放題:935円
トップ3かけ放題:935円
完全かけ放題:1,430円
契約事務手数料(税込) 3,300円
解約金 0円
5G通信 対応

OCNモバイルONEは、3GB:990円と格安スマホの中でも月額料金が安い点が特徴です。

定期的にスマホ端末のセールが行われており、iPhoneの価格は他社よりも30%以上安くなっています。

そのため、スマホ端末とセットで格安スマホに乗り換えたい方におすすめです。

OCNモバイルONEは通信速度が安定しているため、通信速度が遅くてストレスが溜まってしまうこともありません。

さらに、LINE MUSICやSpotifyなどのストリーミング系音楽アプリが、データ消費なしで利用できます。

また、NTTグループが提供するサービスなので、ドコモの店舗で契約することも可能です。

OCNモバイルONEは格安スマホに乗り換えて月額料金を抑えるだけでなく、通信速度の安定性を求める方や音楽を聞く頻度が高い方、店舗で購入したい方におすすめです。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

ahamo

引用:https://ahamo.com/

月額料金(税込) 30GB:2,970円
110GB:4,950円
回線 ドコモ
通話サービス(月額) 1,100円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

ahamoはドコモが提供する格安スマホです。

料金プランは20GB・国内通話5分無料で2,970円、大盛りオプションを追加すると100GBで4,950円でしたが、
2024年10月1日より月額料金はそのままでそれぞれ30GBと110GBに増量しました。

5分間の無料通話もついているため、短い時間の通話が多い方におすすめの格安スマホです。

最大20GBのプランまでしか用意されていない格安スマホが多い中、110GBまで利用できる点が大きな特徴となっています。

そのため、ahamoは格安スマホへの乗り換えを検討している方の中でも毎月20GB以上使う方におすすめです。

LINEMO

引用:https://www.linemo.jp/

月額料金(税込) 3GB:990円
20GB:2,728円
回線 ソフトバンク
通話サービス(月額) 通話準定額:550円
通話定額:1,650円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

LINEMOはソフトバンク回線を利用する格安スマホであり、通信速度の安定性に定評があります。

LINEアプリがデータ無制限で使えるため、LINEの通話やビデオ通話をよく利用する方にとっては嬉しいポイントです。

2023年3月現在、新しい番号で契約または他社からの乗り換えで、3GBプランが最大半年間実質無料となるキャンペーンを行っています。

このキャンペーンでは、3GBプランの料金半年分がPaypayポイントとして還元されるため、Paypayを利用している方にはLINEMOがおすすめです。

ただし、このキャンペーンは期間限定なので、気になる方は早めに乗り換えしましょう。

povo

引用:https://povo.jp/

月額料金(税込) データ使い放題(24時間):330円
1GB(7日間):390円
3GB(30日間):990円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
150GB(180日間):12,980円
回線 au
通話サービス(月額) 5分以内通話かけ放題:550円
通話かけ放題:1,650円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

povoはauが提供する格安スマホプランであり、基本料金が無料でデータ容量をトッピングすることで自分専用のプラン内容にカスタマイズできます。

データ容量のトッピングは1GB〜150GBと幅広く用意されており、プラン変更の手続きなしでデータの増量が可能です。

Wi-Fiがある時にのみ使う場合、データ容量をトッピングしなければ利用料金が0円となるため月額料金を大幅に節約もできます。

そのため、利用するデータ容量が月によって異なる方や月額料金を節約したい方は、povoがおすすめです。

UQモバイル

引用:https://www.uqwimax.jp/mobile/

月額料金(税込) 4GB:2,365円
15GB:3,465円
33GB:3,278円
回線 au
通話サービス(月額) 通話パック60:660円
通話放題ライト:880円
通話放題:1,980円
契約事務手数料 3,850円
解約金 0円
5G通信 対応

UQモバイルはKDDIグループ会社が運営している格安スマホであり、通信速度が安定しているという特徴があります。

格安スマホは、通信速度が不安定な場合も多いので、通信速度が安定している点は大きな魅力です。

その月の余ったデータ容量を翌月に繰り越せるプランも用意されているので、使いきれなかったデータ容量が無駄になることもありません。

全国のauショップで申し込みができ、サポートも受けられるため、格安スマホに乗り換えたいけどオンライン手続きが苦手という方におすすめです。

ワイモバイル

引用:https://www.ymobile.jp/

月額料金(税込) 3GB(シンプルS):2,178円
15GB(シンプルM):3,278円
25GB(シンプルL):4,158円
回線 ソフトバンク
ワイモバイル
通話サービス(月額) だれとでも定額:770円
スーパーだれとでも定額:1,870円
契約事務手数料 3,300円
解約金 0円
5G通信 対応

ワイモバイルは、家族割を適用することで月額料金が格安になることが特徴です。

3GBプランを1台契約すると月額2,178円になり、他の格安スマホよりも少し割高になりますが、家族割を適用すると月額990円と格安になります。

また、自社の回線とソフトバンク回線を利用できるため、通信が混雑して遅くなることもなく、ストレスフリーで利用可能です。

家族割は同居をしていない場合でも9回線まで適用でき、毎月1,188円の割引を受けられます。

そのため、ワイモバイルは家族で格安スマホへの乗り換えを検討している方におすすめです。

IIJmio

引用:https://www.iijmio.jp/

月額料金(税込) 2GB:440円~
4GB:660円~
8GB:1,100円~
15GB:1,430円~
20GB:1,650円~
回線 ドコモ
au
通話サービス(月額) 通話定額5分+:500円
通話定額10分+:700円
かけ放題+:1,400円
契約事務手数料 3,300円
解約金 0円
5G通信 対応

※IIJmioの料金はデータ通信専用プランを含んでいます

IIJmioは、音声通話SIM・SMS付きデータSIM・データ専用SIM・eSIMからSIMを選べる格安スマホです。

最安プランはデータ通信専用プランの2GBで440円と圧倒的な安さを誇っており、データ容量が必要な方は20GBの契約もできます。

回線もドコモとauの2つから選べるため、お住まいのエリアの環境に合わせて選ぶことが可能です。

メール・電話・チャット・Twitter・店舗でサポートを受けられる体制が整っており、数ある格安スマホの中でも手厚いサポートが用意されています。

そのため、月額料金を抑えたいだけでなく、通信速度に悩まされたくない方や手厚いサポートを受けたい方におすすめです。

mineo

引用:https://mineo.jp/

月額料金(税込) 1GB:880円~
5GB:1,265円~
10GB:1,705円~
20GB:1,925円~
回線 ドコモ
au
ソフトバンク
通話サービス(月額) 10分かけ放題:550円
時間無制限かけ放題:1,210円
契約事務手数料 3,300円
解約金 0円
5G通信 対応

※mineoの料金はデータ通信専用プランを含んでいます

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から好きな回線を選択できるトリプルキャリア対応のため、どのキャリアからでも乗り換えしやすい格安スマホです。

データ容量ではなく、通信速度によって月額料金が変わるプランも提供しており、Wi-Fi環境で使うことが多い方はさらに月額料金を抑えることが可能です。

余った容量を寄付し、容量が足りなくなったユーザーが使用できる「フリータンク」という特徴的な独自サービスを行っています。

容量を助け合えるだけでなく、困ったことを質問できるコミュニティサイトもあり、顧客満足度が高い格安スマホです。

大手キャリアから格安スマホに乗り換える全手順

大手キャリアから格安スマホに乗り換える際には、以下の流れで手続きを進める必要があります。

乗り換え手順

  1. スマホの更新月を確認する
  2. MNP予約番号を発行する
  3. 本人確認書類を用意する
  4. 支払いのためのクレジットカードを用意する
  5. 乗り換え先に申し込みをする
  6. 新しいSIMを受け取って端末にセットして設定する
  7. 動作確認などを行う

利用中のスマホにSIMロックがかかっている場合には、SIMロックを解除する必要があります。

2021年10月に大手キャリアに対して総務省から指導が入ったことで、SIMロックは廃止されていますが、2021年10月以前から使用しているスマホの場合は注意が必要です。

ここでは、以下のように大手キャリア3社から格安スマホへ乗り換える方法を紹介していきます。

  • auから格安スマホ
  • ドコモから格安スマホ
  • ソフトバンクから格安スマホ

auから格安スマホ

auから格安スマホに乗り換える際には、最初に利用中のスマホの更新月を確認することをおすすめします。

更新月以外でも格安スマホへの乗り換えは可能ですが、違約金の発生によって余計な支払いを無くしたい方は、更新月を確認しておきましょう。

更新月の確認が終わったら、使用中の電話番号を継続して利用するかを決める必要があります。

電話番号を継続して使用する場合、MNP予約番号の取得が必要です。

MNP予約番号は以下の流れで取得できるので、電話番号を引き継ぎたい方は、忘れずに取得しましょう。

  1. My auの「スマートフォン・携帯電話」のページへアクセス
  2. 「ご契約内容/手続き」をクリック
  3. 「お問い合わせ/手続き」をクリック
  4. 「MNPご予約」からMNP予約番号を発行

auでは転出手数料が発生しないため、基本的にはMNP予約番号を取得しておくことがおすすめです。

ただし、有効期限は予約当日を含めた15日と長くないため、乗り換え手続きはスムーズに行いましょう。

クレジットカードや身分証を用意し、格安スマホに申し込みをしながら自身のスマホにSIMロックがかかっているかを確認する必要があります。

SIMロックがかかっている場合は、My auの「SIMロック解除可否の確認」から解除が可能です。

SIMロックの解除の完了後、新しいSIMを挿入し初期設定を行えば乗り換えは完了です。

ドコモから格安スマホ

ドコモから格安スマホへ乗り換える際は忘れずに更新月の確認を行い、電話番号を引き継ぎたい方はMNP予約番号を取得しましょう。

MNP予約番号の取得は、以下の流れで行えます。

  1. 「My docomo」にログイン
  2. 「契約内容・手続き」をクリック
  3. 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」をクリック
  4. 「お手続きする」をクリック
  5. 「解約お手続き」をクリック
  6. 「手続きを完了する」をクリック

ドコモでは、2019年以前のプランなら2,000円、2019年以降のプランなら3,000円のMNP転出費用が発生するため注意が必要です。

MNP予約番号を取得したら、利用予定の格安スマホへ申し込みをし、必要に応じてSIMロックの解除を行います。

ドコモのSIMロック解除方法は以下の通りです。

  • 「My docomo」にログイン
  • 「解約・その他」をクリック
  • SIMロック解除の「もっと見る」をクリック
  • 「お手続きをする」をクリック
  • 2段階認証を行い「次へ」をクリック
  • 製造番号を入力し「手続きを完了する」をクリック

このような流れで手続きを行えば、誰でも簡単にSIMロック解除ができます。

2021年10月以降にドコモと契約を行った場合は、SIMフリーになっている可能性があります。

持っているスマホにSIMロックがかかっているかわからない方は、スマホの設定を開き「一般」の最下部で確認が可能です。

ソフトバンクから格安スマホ

ソフトバンクから格安スマホへ乗り換える手順も、ドコモやauと同じようにMNP予約番号の発行を行う必要があります。

MNP予約番号の発行は以下の流れで行えます。

  1. My SoftBankへログイン
  2. 「契約確認」をタップ
  3. 「お客さま情報」をタップ
  4. 「その他のお手続き」の「MNP予約番号の照会・キャンセル」をタップ
  5. 「MNPの注意事項に了解して進む」をタップ
  6. 「MNP予約番号を発行する」をタップ

ソフトバンクのMNP予約番号は費用なしで発行できますが、更新月に行わなければ違約金が発生するため注意が必要です。

My SoftBank以外にも、電話や店舗にて発行することが可能なので、オンライン手続きが苦手な方は、電話または店舗での発行がおすすめです。

ソフトバンクのSIMロック解除はMy SoftBankへログイン後、本人確認照会画面で製造番号を入力するだけで簡単にできます。

格安スマホから格安スマホに乗り換える全手順

格安スマホから格安スマホへの乗り換えも大手キャリアと基本的には同じです。

音声通話付きSIMを使用している場合のみ、MNP予約番号の発行が必要であり、データ通信のみSIMであれば対応する必要がありません。

音声通話付きSIMを使用している方の乗り換え手順は、以下になります。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先のMNP手続き
  • SIMカードの入れ替え
  • APNを設定

データ通信のみのSIMであれば、現在利用中の格安スマホを解約し、新しい格安スマホのSIMカードと入れ替えるだけで乗り換えが可能です。

SIMカードを入れ替えたら、APN設定を始めとした初期設定を行えば、乗り換え完了となり使い始められます。

格安スマホに関するよくある質問

格安スマホに関するよくある質問には、以下のようなものがあります。

よくある質問

  • 格安スマホが「やめとけ」と言われる理由は何ですか?
  • 格安スマホの端末のみを購入したいのですが、どこで買うのがおすすめですか?
  • 格安スマホの端末を0円で購入できるキャリアはありますか?

それぞれの質問に対する回答を詳しく紹介していきます。

格安スマホが「やめとけ」と言われる理由は何ですか?

Answer

格安スマホはお昼や夜などの通信が増える時間帯によってはつながりにくくなり、遅いと感じてしまうため「やめとけ」という声が上がっています。

通信速度が遅くなることが気になる場合は、混雑時間帯にはWi-Fi環境での利用を行うといった工夫がおすすめです。

格安スマホの端末のみを購入したいのですが、どこで買うのがおすすめですか?

Answer

格安スマホの端末のみの購入は各社の公式ホームページから可能ですが、最新機種の有無や金額に大きな違いがあります。

数多くの種類から安く端末を購入したい方には、OCNモバイルONEがおすすめです。

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格安スマホの端末を0円で購入できるキャリアはありますか?

Answer

最新型のスマホは端末0円で購入できませんが、一世代前のスマホであればキャンペーンを使うと1,000円台から購入できることがあります。

自分にピッタリな格安スマホを選んで契約してみよう

大手キャリアから格安スマホに乗り換えると、月額料金が4,000円程度安くなるだけでなく、データの使用量に合わせてプラン変更を柔軟に行えます。

ただし、通信混雑時間帯には通信速度が低下しやすくなったり、キャリアメールを始めとした一部機能が使用できなくなったりするため、乗り換え時には注意が必要です。

乗り換える格安スマホを選ぶ際には、回線の種類やデータ容量など、現在スマホを利用している環境と同じにできるか確認することをおすすめします。

月額料金が安いだけでなく、スマホ端末も安く販売しているため、端末も一緒に乗り換えたい方はぜひ一度公式ページをチェックしてみてください。

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