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auからOCNモバイルONEへの乗り換えのメリットや手続きの方法、注意点などを解説

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auからOCNモバイルONEへの乗り換えのメリットや手続きの方法、注意点などを解説

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

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大手キャリアのauは通信が安定している反面、料金が高いことから、MVNO(格安SIM)への乗り換えを検討する人もいるのではないでしょうか。

格安SIMの通信環境が気になる人には、数あるMVNOのなかでも、通信品質の高さで評価を得ている「OCNモバイルONE」をおすすめします。

ただし、OCNモバイルONEに乗り換える際はメリットとデメリットを考慮し、自分に適しているか、総合的に判断することも大切です。

当記事では、auからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットとデメリット、OCNモバイルONEの向き・不向き、具体的な移行手続き、乗り換える際のよくある質問について解説します。

目次

auからOCNモバイルONEに乗り換えるメリット

auからOCNモバイルONEに乗り換えると、以下のメリットが得られます。auから乗り換えるべきかどうか、良い判断材料になるでしょう。

毎月の料金を安くできる

auからOCNモバイルONEに乗り換える最大のメリットは、毎月の料金が大幅に安くなることでしょう。

OCNモバイルONEには、電話が使える音声対応SIMカード、ショートメッセージが使えるSMS対応SIMカード、インターネット利用限定のデータ通信専用SIMカードがあります。利用したいサービスを自由に選べることで、料金の無駄を省けます。

なお、OCNモバイルONEのデータ通信容量別の月額基本料は、次のとおりです。

音声対応SIMカード

通信容量/コース名 月額料金
500MB/月コース 500円(税込550円)
1GB/月コース 700円(税込770円)
3GB/月コース 900円(税込990円)
6GB/月コース 1,200円(税込1,320円)
10GB/月コース 1,600円(税込1,760円)

SMS対応SIMカード

通信容量/コース名 月額料金
3GB/月コース 900円(税込990円)
6GB/月コース 1,200円(税込1,320円)
10GB/月コース 1,600円(税込1,760円)

データ通信専用SIMカード

通信容量/コース名 月額料金
3GB/月コース 780円(税込858円)
6GB/月コース 1,080円(税込1,188円)
10GB/月コース 1,480円(税込1,628円)

参照:https://service.ocn.ne.jp/mobile/charge/

一方、auスマートフォンの料金プランには、データが使い放題の「使い放題MAX」と、使ったデータ分だけ支払う「スマホミニプラン」があります。

「スマホミニプラン」における、通信容量別の月額料金は次のとおりです。

  • 3GB超~4GB:月6,215円
  • 2GB超~3GB:月5,665円
  • 1GB超~2GB:月4,565円
  • ~1GB:月3,465円

※いずれも割引適用前

つまり、OCNモバイルONEへの乗り換えで、auの半額以下の月額料金になると考えられます。

毎月のデータ使用量が多くなく、使い放題プランまで必要ない人には、OCNモバイルONEは良い選択肢の一つといえるでしょう。

MUSICカウントフリーオプションで通信料が0円に

OCNモバイルONEに加入すると、「MUSICカウントフリー」を利用できます。MUSICカウントフリーとは、対象の音楽ストリーミングサービス(サブスク)を利用する際、通信容量が消費されないサービスのことです。

通信容量を気にせず音楽データをダウンロードできるため、残りの通信容量はインターネットやSNSに活用できます。対象となるのはamazon music、Spotify、AWAなどの主要サービスで、利用しやすいこともメリットといえるでしょう。

なお、同サービスは追加の利用料も必要なく、OCNメールアドレスとOCNメールパスワードだけで申し込みできます。音楽をよく聴くという人には、OCNモバイルONEがおすすめです。

契約期間の縛りなし

OCNモバイルONEのSMS対応SIMカードとデータ通信専用SIMカードには、最低利用期間の縛りがなく、解約金や違約金が発生しません。一方、音声対応SIMカードでは、最低利用期間と解約違約金の設定がないのは「新コース」に限られます。

20GB/月コースや30GB/月コースなど、新コース以外のプランを契約されている方は、契約期間に以下の縛りがあるため注意しましょう。

最低利用期間:本人確認書類の確認が完了した日を含む月を1ヵ月目として6ヵ月目まで

解約違約金:1,000円 なお、2022年3月31日をもって、auの契約解除金制度が全面的に廃止されました。いつでも解約できるようになったため、OCNモバイルONEに乗り換えやすくなっています。

通信容量の繰り越しが可能

OCNモバイルONEでは、契約中の基本通信容量を使い切らなかった場合、余りは翌月に繰り越しできます。

繰り越しの通信容量に上限はなく、余りはすべて繰り越しされるため、スマートフォンをあまり使わない月でも通信容量が無駄になりません。

ただし、新コース以外の110MB/日コース、170MB/日コースで契約している場合、繰り越しは翌日までです。

また、日次コースは通信容量が1日ごとにリセットされるため、使いすぎた日でも、翌日には通常の通信容量を使用できます。動画を流し続けるなど、うっかり使いすぎる可能性がある人は、日次コースを検討してもよいでしょう。

通信容量のシェアができる

OCNモバイルONEでは、契約しているSIMの通信容量を複数のSIMでシェアできます。最大5枚のSIMカードでシェアできるため、家族のスマートフォンやタブレット端末、ゲーム機などで利用可能です。

追加のSIMカードは手数料無料で発行されますが、1枚につき394円の追加SIMカード手配料が発生するため注意しましょう。月額料金は、音声対応およびSMS対応のSIMカードが520円、データ通信専用が400円です。 通信容量のシェアを活用すると、端末ごとに契約する場合と比べ、月額料金の節約につながります。ただし、家族全員でauからOCNモバイルONEに乗り換え、通信容量をシェアするには、利用名義を同一にしてからMNP予約番号を取得する必要があります。

auからOCNモバイルONEに乗り換える際のデメリット

auからOCNモバイルONEに乗り換える際、以下のデメリットに注意が必要です。auの料金やサービスと比較したうえで、OCNモバイルONEへの乗り換えを検討しましょう。

通信量無制限プランはない

OCNモバイルONEには通信容量に限りがあり、auの「使い放題MAX」のような、通信量無制限のプランは用意されていません。データ通信量を気にせず使いたい人にとって、通信容量に制限があるのはデメリットに感じるでしょう。

通信容量を使い切った場合でも、最大200kbpsの低速通信で、引き続きデータ通信は可能です。低速通信であっても、データ通信量の小さいSNSやWebページなどは、バースト転送機能により快適に使えます。

バースト転送機能とは、読み込みの数秒間のみ、高速通信ができるサービスのことです。バースト機能がないMVNOでは、SNSであっても読み込みに時間がかかってしまいます。

通信速度は遅くなる可能性がある

OCNモバイルONEに限らず、MVNOは大手三大キャリアの回線の一部を借りて、通信サービスを提供するものです。

一方、auを含めた大手キャリアは、独自の通信回線網と基地局を通じて通信サービスを提供します。大手キャリアは料金が高いものの、通信速度は安定しやすいのが特徴です。

キャリア回線を借りているMVNOの場合、大手三大キャリアと比べて通信速度が遅くなる可能性がある点に留意しなければなりません。特に利用者が集中する昼や夜の時間帯は、通信速度が遅くなるケースが多いようです。

OCNモバイルONEは、ドコモ回線を利用するMVNOのなかでも、通信品質がユーザーに高く評価されています。実際、MVNO通信品質において4期連続・総合1位評価獲得、MVNOのシェア・満足度調査の通信品質部門で第1位など、いくつも受賞しています。

いくら料金が安くても、インターネットにつながらなければ意味がありません。MVNOを選ぶ際は、OCNモバイルONEのように、通信速度が安定したものを選ぶことが大切です。

なお、OCNモバイルONEの通信速度については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。

OCNモバイルONEの通信速度はどのくらい?地域別・朝昼夜の実測値と併せて解説

OCNモバイルONEの基本的な特徴をふまえ、通信速度の理論値と時間帯別の実測値を解説します。また、通信速度以外の魅力やメリット、通信速度が遅くなったときの原因と対処法も紹介します。

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店舗でのアフターサービスがない

OCNモバイルONEの申し込みは、OCNのWebページに加え、ドコモショップや家電量販店のドコモカウンターなどでも可能です。

ただし、アフターサービスに関しては、ドコモショップなどの実店舗では行なっていません。対面でのサポートを受けたい人にとって、実店舗がないことはデメリットでしょう。

なお、アフターサービスを受けるには、OCNの「個人向けOCNお客さまサポート」を利用します。サポートを受ける際は、オンラインまたは電話窓口から問い合わせましょう。

LINEのID検索が使えなくなる

LINEのID検索を利用するには、18歳以上であることを証明する年齢認証が必要です。ID検索では不特定多数の見知らぬ人と連絡がとれてしまうため、18歳未満のユーザーのトラブルを防止する目的で、このような仕様になっています。

しかし、OCNモバイルONEを含めたMVNOでは、LINEの年齢認証を行なえません。そもそもLINEの年齢認証は、auなどのキャリア回線との連携で年齢確認が可能になるためです。

なお、パソコン版のLINEであれば年齢認証が可能で、ID検索も利用できます。

基本はクレジットカード払い

OCNモバイルONEにおいて、毎月の支払いはクレジットカードが基本です。

口座振替を希望する場合、別途電話での申し込みが必要になります。クレジットカードを持っていない人にとって、支払い手続きに手間がかかるのはデメリットといえるでしょう。

端末によってはSIMロック解除が必要

OCNモバイルONEのSIMカードは、今まで使っていたスマートフォンでそのまま使えるとは限りません。一部の端末では、SIMカードを使えるようにする「SIMロック解除」の作業が必要です。

SIMロックとは、国内キャリアで販売する端末において、自社のSIMカードしか使えないようにする利用制限のことです。2021年10月1日までに発売されたauのスマートフォンでは、購入した時点でSIMロックがかかっています。

使用中の端末にSIMロック解除が必要かどうか、以下の「動作確認済み端末一覧」から念のため確認しましょう。

OCNモバイルONE「動作確認済み端末一覧」

なお、OCNで使用するのはドコモの回線のため、auで購入した端末を利用する場合、基本的にSIMロック解除が必要です。au端末のSIMロック解除は、「My au」のWebページとアプリ、au取扱店で実施しています。

ショップの店頭でSIMロック解除を申し込む場合、本人確認書類が必要なため、必ず持参しましょう。

キャリアメールを使うには手続きが必要

キャリアメールとは、キャリア回線で契約した際に提供されるメールアドレスのことです。auの場合、「@au.com」や「@ezweb.ne.jp」といったドメインのメールアドレスが該当します。

本来であれば、キャリア回線を解約するとキャリアメールは使えません。しかし、所定の手続きを行なうことで、OCNモバイルONEに乗り換えたあとも引き続き、キャリアメールの使用が可能です。

auのキャリアメールをOCNモバイルONEで使用するには、「auメール持ち運び」の契約手続きが必要です。 auメール持ち運びは、1つのアドレスにつき月額330円(税込)の料金がかかります。申し込みには「auID」が必要になるため、乗り換えの際にIDを削除しないよう注意しまし

auからOCNモバイルONEへの乗り換えが向いている人

これまでのメリット・デメリットを踏まえて、auからOCNモバイルONEへの乗り換えが向いている人の特徴を挙げていきます。

毎月の携帯料金を安くしたいと考えている人

auからOCNモバイルONEに乗り換えると、毎月の料金が格段に安くなります。この記事の「auからOCNモバイルONEに乗り換えるメリット」の章で触れたように、OCNモバイルONEへの乗り換えで月額料金は半額以下になると考えられます。毎月の支払いが負担に感じる人にとって、大きな節約効果が得られるでしょう。

また、毎月1回使用するデータ通信量に合わせてコースが変更できるため、料金を余分に支払う必要もありません。家族全員でOCNモバイルONEへの乗り換えを行なうと、MVNOの恩恵を受けられるでしょう。

携帯回線でゲームや動画視聴をしない人

在宅ワークが多い人や自宅にWi-Fiがある人、外出時に多くの通信容量を必要とする動画視聴やゲームをしない人は、OCNモバイルONEを安く利用できます。

インターネット検索やSNSの利用がメインの人も、OCNモバイルONEであれば十分満足できるでしょう。

自宅にWi-Fiがある人

自宅にWi-Fiがある場合、在宅中は端末をWi-Fiに接続することが可能です。在宅中は通信容量を消費しないため、在宅ワークなどで自宅にいる時間が長い人は、OCNモバイルONEを申し込む際に、より通信容量が少ないコースを選べます。

通信速度が落ちやすい昼の時間帯もWi-Fiを利用できるため、MVNOのデメリットをカバーできるでしょう。

データ通信量が多い月、使わない月がある人

前述のとおり、OCNモバイルONEで使用したデータ通信量が、基本通信容量を超えなかった場合、余りは翌月に持ち越されます。翌月は繰り越された通信容量から消費されるため、無駄なく効率的に通信容量を活用できます。

月によって外で使う機会が多くなる人は、その前月の使用量を抑えるといった工夫も可能です。使用する通信容量が、月によって変動する人は、OCNモバイルONEが向いているでしょう。

auからOCNモバイルONEへの乗り換えが向いていない人

auからOCNモバイルONEへ乗り換えないほうが良い人としては、以下のタイプが挙げられます。

安定した回線速度を求める人

OCNモバイルONEは、MVNOのなかでも通信速度が比較的安定しています。しかし、auやドコモのような大手キャリアと比較すると、昼間や夜間など、時間帯によっては回線が弱くなる可能性があります。

時間帯を問わず、安定した回線を求める人は、OCNモバイルONEよりもauを継続したほうが快適に使えるでしょう。

ゲームや動画を携帯回線で楽しむ人

OCNモバイルONEは最大の通信容量が10GBで、auのように使い放題のプランはありません。ゲームや動画の視聴など、膨大なデータ通信量を消費するサービスを頻繁に使う場合、OCNモバイルONEでは通信容量が不足する可能性があります。

通信容量を使い切ると低速通信の制限がかかるため、ゲームや動画視聴が満足にできなくなります。通信容量を常に気にするなら、auの使い放題プランを利用したほうがストレスなく遊べるでしょう。

自宅にWi-Fiや有線接続されているパソコンがない人

前述のとおり、OCNモバイルONEには店舗でのアフターサービスがありません。そのため、トラブルが起きた場合、メールやチャットといったオンラインでの対応になります。

スマートフォンにトラブルが起きた際に、自宅にWi-Fiや有線接続されたパソコンがないと、サポートを受けるのが難しくなります。

また、トラブルの内容が通信関連で自宅のパソコンも使えない場合には、家族などのスマートフォンを借りる、インターネットカフェに行くなど、インターネットにつなげられる環境下で対応しなければなりません。

OCNモバイルONEには、電話のサポート窓口も用意されています。しかし、電話がつながりにくいという意見も見受けられるため、インターネットを利用できる環境がスマートフォンしかない場合、auからの乗り換えには検討が必要でしょう。

auからOCNモバイルONEへの移行手続き

OCNモバイルONEへの移行の際に必要な書類、MNP番号の取得、申し込み手続き、MNPの転入からANPの設定方法まで、順を追って解説します。

なお、auからOCNモバイルONEへの詳細な移行手続きは、以下の記事でも詳しく解説しているので、こちらもご確認ください。

「ocnモバイル mnp」への記事へ内部リンク設置

移行に必要なもの

auからOCNモバイルONEに移行する際は、以下のものを準備しましょう。

  • クレジットカード
  • 本人確認書類
  • MNPの予約番号

使用中の端末をそのまま使う場合は、対応機種かどうかの確認が必要です。

クレジットカードは契約する本人名義のもので、VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブが利用できます。

本人確認書類をスマートフォンでアップロードする際、ファイルが大きすぎるとエラーが発生するケースがあるため、3MB未満になるよう大きさを調整しましょう。

契約手続きに利用できる本人確認書類には、運転免許証・健康保険証・パスポート・住民基本台帳カード・個人番号カードなどがあり、いずれか1つが必要です。ただし、本人確認書類の住所と現住所が異なる場合、住民票か公共料金領収書の提出が求められます。

なお、MNP(ナンバーポータビリティ)の予約番号は、今まで使っている電話番号を乗り換え後も使用したい場合のみ取得します。

MNP予約番号の取得

MNPの予約番号を取得するには、現在利用しているキャリアに予約番号の発行を申し込みします。MNP予約番号の取得には、かつてMNP手数料がかかっていましたが、2021年4月1日から無料になりました。

auでMNP予約番号を取得するには、電話・auお客さまサポートのWebページ・店頭のいずれかから申し込みをします。

電話やauお客さまサポートのWebページから申し込む場合は、以下のように受付時間があるため注意しましょう。

・電話で取得する場合

電話番号:0077-75470(受付時間9:00~20:00)

・auお客さまサポートのWebページから取得する場合

受付時間9:00~21:30

店頭で取得する場合は、受付時間が店舗によって異なるため事前に確認してください。

申し込み手続き

OCNモバイルONEをWebページから申し込む場合、以下の手順で手続きを行ないます。

  1. 商品(端末)・プラン選択
  2. 契約者情報の入力
  3. 本人確認書類のアップロード

クレジットカード情報の入力は、スマートフォン端末購入と月額利用料の支払い手続きで、2回入力が必要です。

また、goo会員に登録し、ドコモのdアカウントと連携すると、dポイントが貯まります。OCNモバイルONEでdアカウントとgooIDを紐付けする場合は、事前にgooIDの登録が必要です。

SIMカードの受け取り

申し込みが完了すると、登録した住所にSIMカードが送付されます。

申し込みから1週間程度で届く「OCN会員登録証」は、契約内容が記載された重要書類です。紛失したり、第三者に流出したりしないよう、大切に保管しておきましょう。

MNP転入切り替え

MNPを利用する際は、Webページの「OCNマイページ」から、MNP開通の申し込み手続きを行ないます。

Webページで開通手続きを行なうには、「OCN ID」が必要です。OCN IDの新規登録をしたうえで、OCNマイページからログインしましょう。dアカウントとの連携が済んでいる場合は、dアカウントでログインすることも可能です。

転入切り替え手続きは任意で、手続きを行なわなくても翌日以降に自動的に切り替えられます。

切り替え処理の日程は指定できないため、早く通話を利用したい場合は手動で手続きしましょう。9:00~20:59までに転入切り替え手続きが完了すると、即時に電話番号が開通します。

SIMカードの差し替え

MNP転入切り替えが完了すると、これまで利用していたSIMカードが利用できなくなります。転入後は、auのSIMカードから、OCNモバイルONEのSIMに差し替えましょう。

SIMカードには、サイズ別でnanoSIM・microSIM・標準SIMの3種類があります。そのため、OCNモバイルONEでは、どのサイズにも適応できるマルチカットSIMを提供しています。

マルチカットSIMは、利用する端末のSIMカードのサイズを確認してからカットしましょう。

APN設定

APN(Access Point Name)とは、インターネットの接続先をスマートフォンに認識させる設定のことです。iPhoneとAndroidで、設定の手順が異なるため注意しましょう。 iPhoneの場合、「APN設定用構成プロファイル」をインストールすると、端末側でAPN設定が行なわれます。iPhoneのOCNモバイルONE APN設定用構成プロファイルは、以下のページからダウンロードが可能です。

iPhoneのOCNモバイルONE APN設定用構成プロファイル

ただし、インストールには通信回線が必要になるため、自宅にWi-Fi環境がない人は、公共施設などのフリーWi-Fiを活用しましょう。

一方のAndroidでは、端末にある「設定」からAPN設定を行ないます。

モバイルデータをONにし、OCNモバイルONEのAPNを設定するのが基本的な流れです。Androidのバージョンや機種によって設定方法が多少異なるため、以下のページで詳細を確認しましょう。

AndroidのOCNモバイルONE APN設定用構成プロファイル

自宅にWi-Fi環境がある人は、OCNアプリをインストールしてAPN設定することも可能です。詳しい設定方法は、以下ページをチェックしましょう。

OCNアプリをインストールしてAPN設定する方法

なお、OCNモバイルONEを新コース以外で契約すると、APN設定値が異なるため確認が必要です。

auからOCNモバイルONEに乗り換えるのに最適なタイミングは?

auからOCNモバイルONEへの乗り換えを検討するタイミングは、いくつかあります。通信料の高さや機種の買い換えなど、自分の状況に合ったタイミングで乗り換えましょう。

OCNモバイルONEへ乗り換えるタイミングとして、最適と思われるものをいくつか紹介します。

スマートフォンの買い替えを検討しているとき

通信回線の乗り換えだけでなく、併せてスマートフォンの買い換えを検討している場合にも、OCNモバイルONEがおすすめです。

OCNモバイルONEの新規契約時に、スマートフォンを同時に購入すると、通常よりも安くスマートフォンが購入できます。auで購入するよりも安くなる場合があるため、以下のページで端末をチェックしましょう。

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また、OCNモバイルONEの対応機種に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

OCNモバイルONEの対応機種の探し方、チェック方法を解説

OCNモバイルONEの対応機種を探す方法や、チェック方法を解説します。契約前の参考にしてみてください。

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実際の乗り換えは毎月20日あたりに申し込むのがおすすめ

OCNモバイルONEを利用開始した月は、月額料金が無料になります。そのため、OCNモバイルONEの回線を開通した日が、各月の1日になるのがベストです。

移行手続きにかかる日数は、OCN側の作業状況や書類が届くタイミングによって異なり、何日前に申し込みをすればいい、という厳密な日数はありません。

ただし、MNPの予約番号には、予約当日を含めて15日の有効期限があります。さらにOCNモバイルONEに転入する場合、申し込み日を含めて有効期限が12日以上残っていなければなりません。

利用開始日を1日に近づけるには、20日前後に申し込み手続きを始めるとよいでしょう。

auからOCNモバイルONEに乗り換える際のQ&A

auからOCNモバイルONEに乗り換える際の、よくある質問について解説します。乗り換えで不明点がある人は、以下の内容をチェックしておきましょう。

auからOCNモバイルONEに乗り換える際の初期費用は?

OCNモバイルONEでは、初期費用として初期手数料3,000円と、SIMカード手配料394円がかかります。ただし、初期手数料に関しては、インターネットショップや家電量販店などの店舗でパッケージを購入した場合には発生しません。

また、OCNモバイルONEの契約時に端末を買い換える場合は、端末料金も発生します。端末料金の支払い方法は、一括または分割のどちらかを選べます。

クレジットカードがなくても契約できますか?

OCNモバイルONEの支払い方法は、原則クレジットカードのみです。ただし、別途手続きをすれば口座振替も選択できます。

口座振替を希望する場合は、下記の電話番号から申し込みましょう。

  • カスタマーズフロント:0120-506506
  • 受付時間:10:00~19:00 ※日曜日・祝日・年末年始を除く

電話番号の引継ぎはできますか?

auで使用していた電話番号を引継ぎたい場合、auでMNPの予約番号を取得したうえで、有効期限の12日前までにOCNモバイルONEの申し込みを行ないましょう。

OCNモバイルONEの申し込みは、Webページのほか、ドコモショップや量販店のドコモカウンター、電話でも可能です。

電話で申し込む場合は、以下の専用受付センタに連絡しましょう。

OCNモバイルONE 専用受付センタ

・0120-506305

・受付時間10:00~19:00

キャリアメールは使えますか?

月額330円でauメール持ち運びを契約すると、OCNモバイルONEでもauのキャリアメールをそのまま使用できます。メールの送受信、迷惑メールフィルターなどの機能も、引き続き利用可能です。

いらなくなったスマートフォンの下取りはできますか?

OCNモバイルONEオンラインショップでは、不要になったスマートフォンを下取りする「買い替え応援プログラム」を実施しています。

「みんなのすまほ」が買い取るシステムで、iPhoneの最新機種など、人気のものは高額で下取りしてくれる可能性もあります。OCNモバイルONEの乗り換えと同時に、端末の買い換えを検討する人は下取りを活用しましょう。

買い替え応援プログラムで買い取りを申し込むと、スマートフォンの購入に利用できる1万5,000円引きクーポンを獲得できます。

ただし、下取りの特典クーポンが利用できるのは、OCNモバイルONEが指定する対象の機種に限られる点に注意してください。

家族割サービスはありますか?

OCNモバイルONEに家族割サービスはありませんが、通信容量をシェアする機能で代用が可能です。通信容量シェアをする場合、SIMカード1枚につき500円程度の月額料金でシェアが可能なため、お得に利用できるでしょう。

まとめ

大手キャリアのauは料金が高めのため、通信費用を安く抑えたい人はOCNモバイルONEに乗り換えるのがおすすめです。

OCNモバイルONEには、通信容量のシェアや繰り越しができる、2年縛りがないといったメリットがあります。一方で、通信速度が遅くなりやすい、使い放題のプランがないことなどがデメリットです。

自宅にWi-Fi環境がない人や、スマートフォンでゲームをする人など、OCNモバイルONEが向かないケースもあるため注意しましょう。

auからOCNモバイルONEに乗り換える前に、メリット・デメリット、向き不向きを考慮したうえで、申し込みすることをおすすめします。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

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