格安スマホ・SIM

みおふぉん(IIJmio)とは? みおふぉんダイアルやギガプランとの違いなど徹底解説

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

IIJmioが提供する音声通話機能付きSIM「みおふぉん」。当記事では専用通話アプリの「みおふぉんダイアル」や、IIJmioの主力プランである「ギガプラン」との違いについて詳しく解説します。

みおふぉん(IIJmio)とは?

引用:https://www.iijmio.jp/hdd/miofone/

「みおふぉん」について聞きなれない方も多いかもしれませんが、公式サイトによるとIIJmioが提供する格安SIMサービスの旧プランの総称として使われているようです。

みおふぉんの対象プラン

  • ミニマムスタートプラン(3GB)
  • ライトスタートプラン(6GB)
  • ファミリーシェアプラン(12GB)

みおふぉんの料金プラン

2023年10月現在、みおふぉんのプランは従量制×1プランと定額制×3プランになります。

種別 プラン 音声通話SIM SMS機能付きSIM データ通信専用SIM
タイプD タイプA タイプD タイプA タイプD
従量 従量制プラン 1GB~ - 1,298円 - 528円 -
定額 ミニマムスタートプラン(3GB) 1,760円 1,144円 990円 990円
ライトスタートプラン(6GB) 2,442円 1,826円 1,672円 1,672円
ファミリーシェアプラン(12GB) 3,586円 2,970円 2,816円 2,816円

※タイプD:docomo回線 タイプA:au回線

プラン名からも想像できるように、これらの旧プランはひとつのプラン内でSIMカードを最大10枚まで利用でき、そのプラン内でデータ量を分け合うことが可能になっています。

大容量のデータ通信は自宅のWi-Fi環境で行い、家族それぞれスマホのデータ通信はあまり利用しないといった場合、月々の料金を安く抑えることが出来るでしょう。

ですが、上記プランは2023年11月末で新規申し込みを停止するため、公式サイトではIIJmioの他プランの加入検討を呼び掛けています。

専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」

IIJmioの格安SIM専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」も、2023年4月から標準通話アプリからの発信に組み込まれ(スマホにデフォルト設定されている通話アプリからの利用でも、みおふぉんダイアルと同様のサービスが受けられるようになりました)、上記の3プランについては2023年11月末で新規申し込み停止予定となっています。

IIJmioの他プランは?

現在IIJmioの料金プランで中心となっているのが2021年4月から提供を開始した「IIJmioモバイルサービス ギガプラン」です。

ギガプランについて

2GB/5GB/10GB/15GB/20GBの5つのデータ容量(※1)に増えたことに加え、旧プランから継続して、ドコモ回線、またはau回線から選ぶことが出来ます。

※1 2023年4月から、料金据え置きで4GB → 5GB/8GB → 10GBに増量しました

旧プランではひとつのプラン内で最大10枚までSIMカードを利用出来る(音声通話SIMでは5枚まで)のに対し、ギガプランは1プランにつきSIMカード1枚までとシンプルな形となったと同時に、プランや通話機能付きSIM・データ通信専用SIMなど、SIMの機能に関係なくデータ量を分け合うことができるようになりました。(最大10回線まで)

また、ギガプランの月額料金は旧プランと比べて低く設定されているのも特徴です。

プラン 音声通話SIM SMS機能付きSIM データ通信専用SIM
タイプD タイプA タイプD タイプA タイプD
2GBプラン 850円 820円 740円
5GBプラン 990円 970円 900円
10GBプラン 1,500円 1,470円 1,400円
15GBプラン 1,800円 1,780円 1,730円
20GBプラン 2,000円 1,980円 1,950円

音声通話SIMで比較してみると旧プランの「ミニマムスタートプラン(3GB):1,760円(税込)」に対し、ギガプランの「15GBプラン:1,800円(税込)」とデータ容量は5倍にも関わらず、月額でわずか40円のみの追加で利用できるようになっています

ギガプランと旧プランの違い

プラン ギガプラン 旧プラン
プラン内最大SIM枚数 1枚 ミニマムスタートプラン/ライトスタートプラン:2枚
ファミリーシェアプラン:10枚
データ データ容量シェア機能
プラン”間”でデータを分け合う
例)2ギガプラン、5ギガプランをそれぞれ契約。合計7ギガを2人で分け合う。

プラン”内”でデータを分け合う
例)ファミリーシェアプラン(12GB)内でSIMカード3枚でデータ量を分け合う。
eSIMのデータ容量シェア機能 ×
データチャージ(クーポンコード)
データチャージ(オンライン)
通話定額(音声SIMのみ)  
オプション 5Gオプション※ 〇:タイプD(SMS SIM以外)・タイプA
×:データeSIM、タイプD(SMS SIM)
※契約後のオプション追加可能(無料)
〇:タイプD(SMS SIM以外)・タイプA
×:データeSIM、タイプD(SMS SIM)
※契約後のオプション追加可能(無料)
各種モバイルオプション(セキュリティ・エンタメ)
大容量オプション ×

シンプルに1人ごとの契約となった点です。

旧プランでは主たる契約者が加入したプラン内でSIMカードを追加し、家族で使用する(データを分け合う)カタチでしたが、ギガプランではSIMカードの追加は出来なくなったもののギガプラン同士(2~20GBまでの5プラン)であればデータを分け合うことが出来ます。

データシェア(データを分け合う)する際の注意点

IIJmioのサービスを利用するにあたり「mioID」というIIJmio専用の会員IDが必要になります。旧プラン、ギガプランともに複数のSIM(スマホ)間でデータを分け合う際、このmioIDが同じであることが条件となります。

分かりやすく言うと、3人家族(父:A、母:B、子供:C)の場合、Aのお父さん名義で3つのギガプランを契約することで、3人家族間でデータシェアが出来るようになります。

加入者 加入プラン(音声通話SIM)
父:A 10GBプラン:1,500円
母:B 2GBプラン:850円
子供:C 5GBプラン:990円

上記で契約した場合、合計の17GBを3人でデータシェアすることが出来ます。

また、同じmioIDの場合、通話料も通常料金「11円/30秒」に対し、「11円/30秒」と割安になるため、家族間で通話が多い場合はオトクになります。

ギガプラン同士であればデータを分け合うことが出来ると記載しましたが、mioIDが異なる(家族であっても、それぞれの名義で契約してしまっている)場合、データシェアは出来ないので注意しましょう。

IIJmioの通話オプション

IIJmioでは3つの通話オプションを提供しています。

IIJmio通話オプション

  • 通話定額5分+ 500円(税込)
  • 通話定額10分+ 700円(税込)
  • かけ放題+ 1,400円(税込)

2023年4月から標準通話アプリ(スマホにデフォルト設定されている通話アプリ)からの発信が対象になったため、専用のアプリを使用することなくオプションを利用することができます。

格安SIM各社の通話オプション

オプション IIJmio ahamo irumo UQモバイル povo 2.0 LINEMO Y!mobile mineo
5分以内かけ放題 500円 無料 880円 - 550円 550円 - -
10分以内かけ放題 700円 - - 880円 - - 770円 550円
時間無制限かけ放題 1,400円 1,100円 1,980円 1,980円 1,650円 1,650円 1,870円 1,210円

主要な格安SIM事業者の通話オプションを比較してみると、5分以内・10分以内・時間無制限の通話オプションを提供しているのはIIJmioだけです。

逆に言うと10分以内のかけ放題を提供しているのは3社のみで、要件のみの通話であれば5分以内で済むというユーザーが多く、10分以内かけ放題への需要が少ないということかもしれません。

また、専用の通話アプリを使用することが条件になりますが、楽天モバイルではRakuten Linkという専用通話アプリを使用することで、国内通話が実質無料になります。

詳しくは下記の記事で紹介しているので、興味のある方はぜひご覧になってください。

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」のメリット・デメリットとは?

本記事では、「Rakuten最強プラン」の詳細やユーザーの口コミを参照し、メリット・デメリットから向いている人まで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

まとめ

公式サイトで明確に定義されているわけではありませんが、「みおふぉん」はIIJmioが提供する格安SIMサービスの旧プランの総称と言えるでしょう。

対象となる旧プランは2023年11月末で新規申し込みを停止予定のため、同社のギガプランへの加入検討を公式サイトでも呼び掛けています。

IIJmioへの乗り換え、新規申し込みを検討されている方は、データシェアなどの特徴を引継ぎつつ月額料金が非常にオトクになった、ギガプランがおすすめです。

-格安スマホ・SIM