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【2023年5月最新】楽天モバイルで通信料がお得に?料金プランを徹底解説!

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楽天モバイルは楽天株式会社が運営しており、スマホがお得に使える格安SIMとして知られています。お得な料金設定や楽天ポイントがたまるといった売り文句をご存じの方や、すでに契約されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、気になるのは他社のお値段。楽天モバイルは本当にお得なのか、他社と比較してどのような特徴があるのか、自分で調べて検討するのは疲れますよね。

そこで、当記事では楽天モバイルの料金プランや、おすすめの人・おすすめでない人をご紹介。楽天モバイルが合わなかった方向けに、乗り換え先におすすめの格安SIMもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天モバイルは楽天グループが提供する格安SIM

楽天モバイルはドコモ・au・Softbankに続く、新しい携帯キャリアです。大手キャリアと同様に独自の回線を保有している一方で、料金は格安に設定されています。独自の回線をお得な値段で使えるのが、楽天モバイルの魅力です。

2021年7月からは、一部エリアで5Gの提供も始まりました。5Gプラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の価格も大手キャリアより安価なうえ、通信速度も最大2.5Gbpsを確保しています。

一方で、大手キャリアより通信設備が整っていないためか、回線が混雑して遅くなることが多いです。2023年5月現在、楽天モバイルの自社回線エリアは人口普及率96%に達していますが、一部地域では依然として回線の不調が続いています。

大手キャリアよりお得な分、楽天モバイルは回線に不安が残るようです。しかし、運営会社側も通信環境の改善に努めており、4Gの基地局数を増やしています。

2023年中に人口カバー率99%を目指してエリアを拡大しているため、今後は通信環境が改善する可能性も十分にあるでしょう。

楽天モバイルの料金はお得?料金プランや契約金を解説

楽天モバイルの料金は具体的にどれだけかかるのでしょうか。以下5つの項目に分けて、それぞれ解説していきます。

  • 基本料金
  • 通話料金
  • SMS料金
  • 端末料金
  • オプション料金

では、各項目を詳しく見ていきましょう。

基本料金

楽天モバイルのプランは、使ったデータ容量に応じて通信料金が変わる「従量制プラン」ひとつのみです。基本料金は以下のように変動します。

月額料金(税込)

550円

月間データ容量

500MB〜

回線速度

記載なし

使用回線

ドコモ

上の表からわかる通り、楽天モバイルのプランは3,278円でデータ容量を実質使い放題です。大手キャリアの無制限プランと比較しても、安い部類に入ります。

実際に、大手キャリア3社と楽天モバイルの基本料金を比較すると、以下の通りです。

キャリア(プラン)

基本料金(円)

楽天モバイル

3,278円

ドコモ(5Gギガホプレミア)

7,315円

au(使い放題MAX 5G/4G)

7,238円

Softbank(メリハリ無制限)

7,238円

上の通り、楽天モバイルの基本料金は大手キャリアより安く抑えられています。

通話料金

楽天モバイルの通話料金は、基本的に「30秒あたり22円」です。大手キャリアとほとんど同じ価格設定ですが、格安SIMの中には「30秒あたり11円」のキャリアもあるので、相対的に高めの設定といえます。

しかし、楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内の音声通話料金が完全無料になります。Rakuten Linkは無料でダウンロードできるので、必ずダウンロードしておきましょう。

ただし、Rakuten Linkは災害伝言ダイヤル(171)や消費者ホットライン(188)といった、一部の電話番号は利用できません。こちらのサービスを使うには、通常の通話を使いましょう。

SMS料金

SMS料金は、携帯電話番号を利用したショートメッセージの送信にかかる費用です。通常のSMSを利用すると、文字数に応じて3〜30円の料金がかかります。

「Rakuten Link」を利用した国内へのSMS送信なら、無料で利用可能です。また、楽天モバイルが指定する66ヵ国になら、海外へも無料で送信できます。

ただし、指定されていない国への送信には、文字数に応じて100円〜1,000円の送信料金がかかります。海外へ発信するときは注意しましょう。

端末料金

楽天モバイルの契約時に端末を購入した場合、月額料金に端末料金が加算されます。

端末代金の分割回数は24回・48回の2種類あります。ただし、48回払いは楽天カードを利用した決済でしか選べないため、希望する方は事前に楽天カードを申し込んでおくのがおすすめです。

楽天モバイルではiPhoneやAndroidといった端末の他に、楽天モバイルオリジナル端末も選択できます。端末の種類ごとに料金を比較すると、以下の通りです。

端末名

月額料金(48回分割)

iPhone14シリーズ(iPhone)

120,910円〜

OPPO Reno7 A(Android)

40,800円

Rakuten Hand 5G(楽天オリジナル)

19,001円

価格を見ると、楽天オリジナル端末が圧倒的にお得です。しかし、iPhoneやAndroidと比較すると不満の声が多いため、おすすめできません。

オプション料金

楽天モバイルは基本プラン以外にオプションをつけられます。一部のオプションと料金をご紹介します。

オプション名

月額料金

内容

セキュリティオプション

220~330円/種類

  • ノートンモバイルセキュリティ
  • あんしんコントロール by i-フィルター

通話オプション

980~1,100円/種類

  • 10分(標準)通話かけ放題
  • 国際通話かけ放題
  • 選べる電話番号サービス

端末保証オプション

715~1,309円/種類

  • 故障紛失保証
  • スマホ交換保証
  • 持ち込みスマホ安心保証

上でご紹介したオプション以外にも、遠隔サポートが受けられる「スマホ遠隔操作サポート」や、公衆無線LANポイントが使える「楽天モバイルWi-Fi by エコネクト」などがあります。

楽天モバイルはこんな人におすすめ!

楽天モバイルをおすすめできるのは、以下の条件に当てはまる方です。

  • 毎月20GB以上データ容量を使う人
  • 通話の利用頻度・時間が多い人
  • 楽天ポイントをためている人

では、それぞれ詳しく解説していきます。

毎月20GB以上データ容量を使う人

楽天モバイルは従量制プランを採用しており、20GB以上データを使用しても料金が3,278円から上がりません。大手キャリアの無制限プランと比較して安価なので、データを多く使う方に最適です。

データを多く使っても通信速度制限がかからないので、データ残量を気にせず動画やゲームを楽しめます。他社の無制限プランに加入している方は、乗り換えを検討してみましょう。

通話の利用頻度・時間が多い人

楽天モバイルは専用アプリの「Rakuten Link」を利用すれば、通話を無料で利用できます。Rakuten Link同士はもちろん、通常の電話回線にも接続できるので、通話の頻度や時間が多い方におすすめです。

大手キャリアのかけ放題プランと、料金を比較してみます。

キャリア

プラン名

プラン料金

楽天モバイル

Rakuten Link

0円

ドコモ

かけ放題オプション

1,870円

au

通話定額

1,870円

Softbank

通話し放題プラン

2,970円

大手キャリアのかけ放題プランと比較しても、通話料が無料なのは楽天モバイルだけです。

楽天ポイントをためている人

楽天モバイルを契約していると、楽天市場での楽天ポイント還元率が上がります。通常1%のポイント還元率が楽天モバイルの契約のみで2%、最大で4%までアップ可能です。

また、楽天関連サービスの登録や利用でポイント還元率が上がる「楽天スーパーポイントアッププログラム」を利用すれば、さらにポイント還元率を上げられます。楽天ポイントをためている方は、お持ちのスマホを楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめです。

楽天モバイルをおすすめできないケース3選

楽天モバイルをおすすめできないケースは、以下の3つです。

  • 楽天回線圏外に住んでいる人
  • スマホの通信速度を重視する人
  • データ容量の消費が少ない人

おすすめできない理由を、詳しく説明していきます。

楽天回線圏外に住んでいる人

楽天モバイルは大手キャリアに比べて回線の普及が進んでいないため、回線がつながりにくいといった報告が多いです。都市部では問題なく使えますが、一部の地方や山間部では回線が繋がりにくくなります。

楽天の回線圏外でスマホを利用する機会の多い方には、楽天モバイルはおすすめできません。

ただし今後回線カバー率が上がれば、今利用している地域が楽天回線圏外でも快適に通信できるようになる可能性はあります。

なお、楽天モバイルの回線エリアは公式サイトから確認が可能です。楽天モバイルに乗り換えを考えている方は、事前にチェックしておきましょう。

スマホの通信速度を重視する人

楽天モバイルは、大手キャリアに比べて回線速度が遅めです。大手キャリアとの比較を、以下にまとめました。

キャリア

楽天モバイル

ドコモ

au

Softbank

回線速度
(実測値)

上り平均:27.13Mbps

下り平均:51.24Mbps

上り平均:16.3Mbps

下り平均:150.29Mbps

上り平均:13.69Mbps

下り平均:77.71Mbps

上り平均:17.45Mbps

下り平均:86.04Mbps

実測値引用元:https://minsoku.net/

楽天モバイルの下り速度は、大手キャリア3社よりも低速でした。大手キャリアと比べて、楽天モバイルは回線速度が遅いのは間違いありません。

また、混雑時や建物内でもつながりにくくなるなど、安定性も今一つです。通信速度や安定性を重視する方にとって、楽天モバイルの回線は遅く感じられるでしょう。

データ容量の消費が少ない人

楽天モバイルの従量制プランは、どれだけ使っても最大料金が上がらない点が魅力です。逆に、毎月のデータ消費量が安定して低い方には、楽天モバイルの料金設定は高めだといえます。

毎月のデータ消費量が3GB以下の方は、他の格安SIMの小容量プランを利用するのがおすすめです。一例として、格安SIMで3GB以下のプランと料金をまとめました。

キャリア

OCNモバイルONE

LINEMO

料金

550円(500MB)

990円(ミニプラン3GB)

データ消費が少ない方は、上でご紹介したようなプランを契約してみましょう。

楽天モバイルが合わない方に!おすすめの格安SIM4社を紹介

楽天モバイルからの乗り換えにおすすめの格安SIMは、以下の4社です。

  • OCNモバイルONE
  • mineo
  • LINEMO
  • UQモバイル

各キャリアについて、順に解説していきます。

OCNモバイルONE

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

引用元:https://service.ocn.ne.jp/mobile/

月額料金(税込)

550円

月間データ容量

500MB〜

回線速度

上り平均:11.18Mbps

下り平均:55.4Mbps

使用回線

ドコモ

実測値引用元:https://minsoku.net/

楽天モバイルの実質使い放題プランは魅力的ですが、あまりデータ容量を使わない方には向きません。毎月のデータ消費が少ない方には、OCNモバイルONEがおすすめです。

OCNモバイルONEは最低500MBからプランが用意されており、自分の使うデータ量にあわせて最適なプランを選びやすくなっています。

回線の品質も良く、日本全国で安定した通信が可能です。実際に、ドコモ回線でトップの品質評価(2021年)を受けています。

OCNモバイルONEの料金プランや特徴は、以下の記事で解説しています。詳細が気になる方はチェックしてみてください。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

OCNモバイルONEのメリット・デメリットを徹底解説!OCNモバイルONEが向いている人とは

OCNモバイルONEの特徴や料金体系、メリット・デメリットと併せて、向いている人・向いていない人について解説しますので、キャリアの乗り換えを考えている方は参考にしてください。

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mineo

引用元:https://mineo.jp/

月額料金(税込)

1.298円

月間データ容量

1GB〜

回線速度

上り平均:10.04Mbps

下り平均:43.0Mbps

使用回線

ドコモ、au、ソフトバンク

実測値引用元:https://minsoku.net/

楽天モバイルのプランは魅力的でも、楽天エリア外ではせっかくの従量制プランの利点を活かせません。利用する回線を自分にあわせて選びたいなら、mineoがおすすめです。

mineoはドコモ・au・Softbankから好きな回線を使えるため、自分の住まいや職場から一番つながりやすいものを選べます。

楽天モバイルのようにシンプルなプランを選びたいなら、mineoの「格安スマホはじめてパッケージ」を利用しましょう。料金や契約内容がわかりやすく記載されているため、格安SIMをはじめて使う方でも安心です。

mineoの料金やプラン内容は以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

mineo(マイネオ)とは?|メリットやデメリット、料金プラン、特徴を解説

「mineo」の料金プラン一覧から、利用回線、支払い方法など。データ繰り越し期間や利用で貯まるポイント、独自サービスなど、他社との比較がカンタン!

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LINEMO

参照:https://www.linemo.jp/

月額料金(税込)

990円

月間データ容量

3GB〜

回線速度

上り平均:16.28Mbps

下り平均:76.75Mbps

使用回線

ソフトバンク

実測値引用元:https://minsoku.net/

楽天の回線品質に満足できない方には、LINEMOがおすすめです。LINEMOはSoftbankのサブブランドとして展開されており、Softbankと同じ回線を使えます。

最大の特徴は、LINEのチャット・音声通話・ビデオ通話がデータの消費なしで使える「LINEギガフリー」です。LINEアプリを使えば、通信制限になっても快適に通話やチャットを楽しめます。

一部のLINEスタンプも使い放題になるので、lINEの利用頻度が高い方におすすめです。LINEMOのサービス内容や料金は以下の記事で解説しているので、合わせてご参照ください。

LINEMOの評判は? 口コミから料金プラン、海外での使用方法まで徹底解説

本記事では、「LINEMO」の評判・口コミから料金プラン、海外での使用方法まで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください

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UQモバイル

引用:https://www.uqwimax.jp/mobile/

月額料金(税込)

1,628円

月間データ容量

3GB〜

回線速度

上り平均:12.85Mbps

下り平均:76.09Mbps

使用回線

au

実測値引用元:https://minsoku.net/

楽天モバイルは過去にauやドコモの回線を借りていた時期がありました。現在は自社回線に移行しているため、以前と比べて回線品質が落ちていることも考えられます。

以前と変わらない回線品質のスマホを使いたい方には、UQモバイルがおすすめです。auの回線を使えるため回線品質が担保されており、混雑時でも安定した通信ができます。

また、家族で一緒にスマホを乗り換えると、通信料金が割引されるサービスも充実しています。家族で乗り換えたい方は、UQモバイルを検討してみましょう。

UQモバイルの料金プランを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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料金プランがお得になる格安SIMを選ぼう

楽天モバイルは、ドコモ・au・Softbankに次ぐ第4の回線キャリアです。大手キャリアのように独自の通信設備を持ちつつ、料金は格安SIM並みに安いので、お得にスマホを使いたい方におすすめできます。

一方で、データ使用量が少ない方や楽天の回線エリア外に住んでいる人には、楽天モバイルは向いていません。利用条件や料金プランを見て、自分に合ったキャリアでスマホをお得に利用しましょう。

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