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OCNモバイルONEがつながらない場合の対策方法8選

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OCNモバイルONEがつながらない場合の対策方法8選

※OCN モバイル ONEは2023年6月26日(月)で、新規お申し込みおよびSIMカードの追加お申し込みの受付が終了となりました

OCNモバイルONEを利用していて、「インターネットに急につながらなくなった」と、困ることもあるでしょう。

この記事では、インターネットにつながらない場合の原因と実施するべき対策方法を8つ解説します。

また、インターネットにつながりはするものの「つながりにくい」「遅い」といった場合の原因と対策方法も解説するため、お困りの際は参考にしてみてください。

OCNモバイルONEがつながらない場合の対策と原因

まずは、OCNモバイルONEを利用している際に、インターネットにつながらない場合の対策を解説します。

障害情報の確認

はじめに考えられる原因は、OCNモバイルONEやドコモ回線で障害やトラブルが発生していることです。OCNモバイルONEはドコモのMVNOであるため、ドコモ回線の影響も受けます。

そのため、まずはOCNモバイルONEとドコモの通信状況を確認し、障害やトラブルが発生していないかを確認しましょう。それぞれの通信状況は、公式ページで公開されています。

OCNモバイルONE:工事・故障情報

NTTドコモ:通信状況のお知らせ

端末が対応する周波数帯の確認

OCNモバイルONEへの転入によってインターネットにつながらなくなった場合は、OCNモバイルONEで使用されている周波数帯と、端末の対応周波数帯が合っていない可能性が考えられます。この場合の有効な対策方法は、端末を変更することです。

OCNモバイルONEが利用する周波数帯は、4G/5Gでそれぞれ次のようになっています。

  • 4G(LTE):Band1/3/19/21/28/42
  • 5G:n28/78/79/257

OCNモバイルONEはドコモのMVNOであるため、ドコモと同じ周波数帯を利用しています。この周波数帯はauやソフトバンクと異なるため、au・ソフトバンクからOCNモバイルONEに転入する際は注意が必要です。

OCNモバイルONEで動作確認が行なわれている端末は、「動作確認済み端末一覧」のページから確認できます。仮に、一覧表に端末の記載がなくても、端末の対応周波数帯に前述の周波数帯が含まれていれば、使える可能性があるので確認してみましょう。端末の対応周波数帯は、端末の製品ページで確認が可能です。

APN設定の確認

APN情報の設定漏れや誤りによって、つながらなくなる場合があります。APN(Access Point Name)はデータ通信の接続先を指定する設定のことで、こちらも転入の際などによくトラブルとなる原因の一つです。

OCNモバイルONEのAPN設定は、次のとおりです。

ユーザー名 mobileid@ocn
パスワード mobile
APN 「新コース」の契約 ocn.ne.jp
「新コース以外」の契約 lte-d.ocn.ne.jp
3G専用端末の場合 3g-d-2.ocn.ne.jp
認証方式 CHAP(推奨)
MCC(携帯国番号) 440
MNC(通信事業者コード) 10または13

参照:OCNモバイルONE-設定・トラブル

APN設定は手動で設定することもできますが、OCNアプリを使って設定することも可能です。iPhoneやAndroid、また機種ごとにも設定方法が異なるため、公式ページを参考に設定しましょう。

APN設定-iPhone・iPadをOCNアプリで設定する

APN設定-Android端末をOCNアプリで設定する

APN設定-アプリを使わない、機種ごとの設定方法を見る

対応エリアの確認

移動中に急につながらなくなった場合は、対応エリアの範囲外になっている可能性が考えられます。特に、5Gを利用している場合は対応エリアが限られているため、注意が必要です。

OCNモバイルONEの対応エリアは、ドコモと同じです。そのため、対応エリアを確認する際にはドコモの通信・エリアを確認しましょう。

対応エリアは、住所検索や都道府県から地図を使って確認ができます。

コース変更の有無の確認

OCNモバイルONEでは、コース変更によってつながらなくなるケースが存在します。OCNモバイルONEのコースは「新コース」と「新コース以外」に分かれ、これらはAPN設定などが異なります。

そのため、新コースが適用される前にAPN設定やプロファイルを変更した際や、適用後にこれらの設定を変更していない場合はつながりません。また、新コースの適用は「翌月1日午前1時以降」であるため、それまでに設定の変更を忘れているとつながらなくなる可能性があります。

より詳しい内容は、以下のサポートページをご確認ください。

「新コース」に変更後、接続ができない|OCNモバイルONE

端末の再起動

OSやアプリの不具合・トラブルによって、インターネットにつながらなくなることがあります。この場合は、OSやアプリのアップデート、端末を使い続けていることなどがトリガーとなって不具合を起こし、通信に影響をおよぼしていることが少なくありません。

このようなケースには、まず端末を再起動してみましょう。OSやアプリの状態をリセットし、正しく動作する状態に戻すと解消されることがあります。

SIMカードの抜き差し

CNモバイルONEへの転入時や、利用中に突然つながらなくなった場合には、SIMカードがうまく認識されていないことが原因として考えられます。このほかには、SIMカードが破損した可能性も考えられるでしょう。

このような不具合では、端末の再起動と併せてSIMカードの抜き差しを試してみてください。何度か試してもSIMカードが認識されず、破損が疑われるようなら、OCNテクニカルサポートやお問い合わせフォームに一度問い合わせてみましょう。

SIMカードの再発行が必要になると、費用が発生します。音声対応SIMカードはSIMカード変更手数料3,300円(税込み)+手配料433円(税込み)、その他のSIMカードは変更手数料1,980円(税込み)+手配料433円(税込み)が必要です。

OCNテクニカルサポート:0120-047-860(10:00~17:00)※年末年始を除く

OCNモバイルONE-お問い合わせフォーム

料金支払い状況の確認

料金の支払いが滞ったことで、利用停止となっている場合があります。

OCNモバイルONEは、原則クレジットカード支払いのみです。何らかの要因で引き落としができず、支払いが止まっていることが考えられるため、クレジットカードの利用明細から支払い状況を確認してみましょう。

料金未払いで利用停止となったとしても、利用料を支払えば、状況確認後に3時間程度で利用できるようになります。

ただし、システムメンテナンスなどによって、利用再開が翌日以降になることもあるため注意が必要です。

OCNモバイルONEがつながりにくい、遅い場合の原因と対策

ここからは、OCNモバイルONEにつながりはするが「つながりにくい」「遅い」といった場合の原因と対策を解説します。

回線の混雑

OCNモバイルONEの回線が混雑している場合やトラブルが発生している場合につながりにくくなったり、遅くなったりする可能性があります。また、ドコモ回線の混雑やトラブルにも影響を受けるため、両方の回線の通信状況を確認してみましょう。

OCNモバイルONEに限らず、MVNOは大手キャリア回線に比べてお昼休みの時間帯や夕方は特に回線が混雑しやすくなっています。多くの人が一斉に利用する時間帯を避けることで、つながりにくい・遅いという状況の回避が可能です。

端末が対応する周波数帯の影響

前述したように、OCNモバイルONEが利用する周波数帯はドコモと同じく、次のとおりです。

  • 4G(LTE):Band1/3/19/21/28/42
  • 5G:n28/78/79/257

このなかでも、Band19とBand28はプラチナバンドと呼ばれ、特に地方で快適に通信するために重要な周波数帯です。しかし、端末によってはこれらの周波数帯に対応していない場合があります。

主要都市部で問題がなくても、地方などでつながりにくい・遅いという状況が発生する場合は、端末の対応周波数帯を確認してみましょう。

節約モードを利用している

OCNモバイルONEでは、データ容量の消費をおさえるために任意のタイミングで「節約モード」に切り替えることが可能です。節約モード利用時は最大200kbpsの低速通信となるため、通信が遅いと感じる場合は節約モードの利用有無を確認してみましょう。

節約モードはOCNアプリから、好きなときにON/OFFを切り替えられます。なお、OCNモバイルONEには、節約モード利用時や、データ容量を使い切って速度制限がかけられているときでも、一定の通信容量までは高速通信を行なう「バースト転送機能」があります。

OCNモバイルONEのバースト転送機能はデフォルトで利用でき、データ量の小さいWebやSNSであれば低速通信でも快適に利用できます。

データ容量の制限を超えている

OCNモバイルONEの最大データ容量プランは10GBです。ゲームプレイや動画視聴を中心とした使い方では、毎月10GBでは足りないかもしれません。このような場合は、データ容量の制限を超え、速度制限がかけられている可能性が高くなります。

速度制限時の通信速度は、節約モード利用時と同じで最大200kbpsです。利用している際に、急に通信速度が遅くなったと感じるのであれば、データ容量の制限を超えていないか一度確認してみましょう。

なお、データ容量を超えてしまっていても、OCNアプリやWebから任意のタイミングで即座にデータ容量を追加することが可能です。データ容量はOCNアプリ経由なら1GB単位で追加できるため、状況に合わせて利用するとよいでしょう。

5Gオプションを利用している

OCNモバイルONEでは、無料で5Gを利用できます。ただし、対応しているのは音声対応SIMカードのみで、かつ5Gオプションに申し込む必要があります。OCNモバイルONEで5Gを利用するための具体的な条件などについては、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。

OCNモバイルONEでも5Gは利用可能!利用方法や条件、注意点をまとめて解説

5Gオプションを利用中は4G通信が可能ですが、3G通信は利用できなくなります。特に3G専用端末を利用している場合は、5Gオプションに申し込んでしまうと通信が全くできなくなってしまうため注意が必要です。

また、5Gがつながるエリアは限定的であることも、併せて覚えておきましょう。

OCNモバイルONEは通信品質・安定性が高いMVNO

MVNOや格安SIMのサービスは、大手キャリアに比べると回線の品質は劣ります。しかし、OCNモバイルONEはドコモMVNOのなかで、回線通信品質4期連続総合1位評価を獲得しています。

また、MMD研究所の「2022年9月MVNOのシェア・満足度調査」でも通信品質部門第1位を獲得し、RBB TODAYの「格安SIMアワード2022上半期」ではセット購入部門(総合満足度)の最優秀賞を獲得しました。

このことからも、OCNモバイルONEは通信品質・安定性が高いMVNOであることがわかります。OCNモバイルONEを利用していて、「インターネットにつながらない」「つながりづらい」「遅い」といった場合には、回線以外が原因となっていることが多いといえるでしょう。

また、回線の品質が高くても、端末がOCNモバイルONEの利用する周波数帯に対応していないと最大限の効果を発揮できません。

OCNモバイルONEは端末とのセット契約がお得であり、定期的にセールも実施しています。乗り換える際やつながりづらい場合などには、端末の購入も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

OCNモバイルONEがインターネットにつながらない場合には、さまざまな原因が考えられます。今回は、特に多いと考えられる原因と対処法を解説しました。また、併せて「つながりづらい」「遅い」といった場合の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

OCNモバイルONEにつながりにくい際は、端末の対応周波数帯が原因になることがあります。その場合は端末の買い替えがおすすめです。OCNモバイルONEであればお得に端末を購入できるので、検討してはいかがでしょうか。

※OCN モバイル ONEは2023年6月26日(月)で、新規お申し込みおよびSIMカードの追加お申し込みの受付が終了となりました

OCNモバイルONE 公式サイト

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