OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
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新しいMVNOへの乗り換えを検討している方の多くは「OCNモバイルONEの通信速度はどのくらいだろう?」と、関心を持っていることでしょう。通信速度が遅い場合、さまざまな不便が生じるため、事前に確認しておきたいポイントです。
この記事では、OCNモバイルONEの基本的な特徴をふまえ、通信速度の理論値と時間帯別の実測値を解説します。
また、OCNモバイルONEにおける通信速度以外の魅力やメリット、通信速度が遅くなったときの原因と対処法も紹介します。ぜひ、MVNOへ乗り換える際の参考にしてください。
目次
OCNモバイルONEとは
OCNモバイルONEとは、ドコモ回線を利用したMVNO(格安SIM)です。ドコモ系MVNOのなかで、特に通信品質の高いブランドとして注目され、近年では格安SIMの顧客満足度調査の通信品質部門で、1位を獲得しています。
OCNモバイルONEは、以下のようなオプションが充実しているのも強みです。
- OCNでんわ 10分かけ放題
- OCNでんわ トップ3かけ放題
- 050 plus
- あんしん補償
- 留守番電話サービス などオプション多数
OCNモバイルONEをお得に利用したい方は、スマートフォンとのセット購入がおすすめです。セット購入時に自分に合うオプションを選べば、さらにお得に利用しやすくなるでしょう。 OCNモバイルONEの使用回線はドコモと同じであるため、広いエリアで利用できます。安定した通信を安価に提供できるMVNOを求める方に、OCNモバイルONEはおすすめのブランドです。
OCNモバイルONEの通信速度
MVNOの乗り換え時に重視される要素として、通信速度が挙げられます。では、OCNモバイルONEの場合は、どのくらいの通信速度で利用できるのでしょうか。
ここでは、OCNモバイルONEの最大通信速度の理論値と、速度制限時の通信速度を見ていきます。
理論値は最大4.9Gbps
先述のとおり、OCNモバイルONEはドコモ回線を使っています。そのため、ドコモと同様に5Gに対応しています。5Gとは、従来のPREMIUM 4Gで提供してきた速度・容量をさらに進化させた通信のことです。「第5世代移動通信システム」とも呼ばれています。
要するに、OCNモバイルONE(5G)の理論値は、ドコモの理論値を参考にすることが可能です。
- 受信時の最大:4.9Gbps
- 送信時の最大:1.1Gbps
従来型のPREMIUM 4Gの理論値は、受信時が最大1.7Gbps、送信時が131.3Mbpsです。 なお、OCNモバイルONEで5G通信を利用する場合は、5Gオプションへの申し込みと5G通信対応の端末使用が必要です。
速度制限時は200Kbps
基本通信容量を使い切ってしまった場合や、節約モードをONにしている場合は、通信速度が最大200Kbpsに制限されます。
ただし、OCNモバイルONEでは、低速通信時に「バースト転送機能」を利用できます。バースト転送機能とは、低速通信時でも通信開始後の一定量だけ、高速通信速度でデータ通信ができる仕組みのことです。
バースト転送機能のないMVNOで、低速通信時にWebサイトなどを開こうとすると、読み込みに時間がかかります。 それに対し、バースト転送機能があるOCNモバイルONEでは、データ量の小さいWebページやSNSであれば、低速通信時でも短い時間で読み込みが可能です。そのため、バースト転送機能がないMVNOと比べて、快適に使えるでしょう。
OCNモバイルONEの時間帯別実測値
東京都内の朝・昼・夜の時間帯で、OCNモバイルONEの通信速度を実際に計測*1しました。時間帯別の実測値と、その通信速度で利用できる処理について解説します。
(*1:計測端末が5G対応機種ではないため、4G回線での計測になります)
朝のOCNモバイルONEの通信速度
- ダウンロード時の通信速度:51.8Mbps
- アップロード時の通信速度:4.24Mbps
朝の時間帯のインターネット速度は、「非常に高速」です。この速度では、以下のような処理を行なえます。
- ゲーム
- ビデオ会議
- 同時に複数デバイスでのHD動画ストリーミング
昼のOCNモバイルONEの通信速度
- ダウンロード時の通信速度:8.40Mbps
- アップロード時の通信速度:5.08Mbps
昼間になるとインターネット利用者が朝よりも増えるため、OCNモバイルONE の通信速度は「非常に高速」から「良好」に変わります。
HD動画のストリーミング処理は可能ですが、同時に複数デバイスの動画ストリーミングをした場合は速度が遅くなる可能性があります。動画ストリーミング再生やゲームなどを快適に楽しむなら、昼よりも朝・夜の時間帯のほうがよいでしょう。
夜のOCNモバイルONEの通信速度
- ダウンロード時の通信速度:66.3Mbps
- アップロード時の通信速度:12.1Mbps
夜の時間帯になると、インターネット速度が「非常に高速」に戻ります。テスト結果には、朝の時間帯と同様に以下のことが処理可能と表示されています。
- ゲーム
- ビデオ会議
- 同時に複数デバイスでのHD動画ストリーミング
時間や曜日によっても数字は変動しますが、今回の計測結果(朝・昼・晩)で比較すると、夜の時間帯が最も快適にインターネット通信ができると考えてよいでしょう。
通信速度だけじゃない!OCNモバイルONEの特徴
ドコモ系MVNOのなかで、特に高速な通信速度を誇るOCNモバイルONEには、他にも以下のような多くの魅力があります。
回線の通信品質が高い
先述のとおり、OCNモバイルONEはドコモ系MVNOのなかでも、回線の通信品質や安定性が特に高く評価されているブランドです。以下のような数々の調査やランキングで、1位を獲得しています。
- 【MM総研2022年9月MVNOネットワーク品質調査】ドコモ回線通信品質 4期連続・総合1位
- 【MMD研究所「2022年9月のMVNOシェア・満足度調査」】通信品質部門 第1位
なお、OCNモバイルONEでは通信品質や快適なサービスの向上を目指し、定期的なネットワーク増強が実施されています。ネットワーク増強のスケジュールは、以下のお知らせページから確認できます。
カウントフリーでギガ消費を抑えられる
OCNモバイルONEには、特定のストリーミングサービスに対して通信データを消費しないサービス「MUSICカウントフリー」があります。追加利用料がかからず、申し込みをすれば設定不要で、すぐに利用開始できるサービスです。
OCNモバイルONEでは、以下のミュージックサービスをカウントフリーで利用できます。
- ひかりTVミュージック
- Spotify
- amazon music
- AWA
- LINE MUSIC
- TOWER RECORDS MUSIC
- dヒッツ
2023年1月現在、「ABEMA」が2023年3月30日までの期間限定で、カウントフリー対象サービスに追加されています。ABEMAでは音楽以外にも、スポーツやアニメといったさまざまな番組を視聴できます。
速度制限時もバースト通信機能でストレスフリー
先ほど触れたとおり、OCNモバイルONEではバースト転送機能が提供されています。そのため、基本通信容量を使い切り速度制限がかった場合でも、通信開始後150KBまでは最大通信速度262.5Mbpsの高速通信が可能です。
OCNモバイルONEを使えば、速度制限中でも以下のようなデータの読み込みがスムーズになり、快適に利用できます。
- データ量の小さいWebページ
- データ量の小さいSNS
- データ量の小さいメール
まだまだある、OCNモバイルONEのメリット
ここまで、OCNモバイルONEのさまざまな特徴を紹介してきましたが、まだまだ多くのメリットがあります。
- データを繰り越せる
- 通信容量を共有できる
- 通信容量を追加できる
- コース変更できる
- 専用アプリがある
OCNモバイルONEは機能やオプションサービスが充実しているので、自分に合った使い方ができる点が魅力です。OCNモバイルONEを利用するメリットについては、以下の記事で詳しくまとめています。
-
OCNモバイルONEのメリット・デメリットを徹底解説!OCNモバイルONEが向いている人とは
OCNモバイルONEの特徴や料金体系、メリット・デメリットと併せて、向いている人・向いていない人について解説しますので、キャリアの乗り換えを考えている方は参考にしてください。
続きを見る
OCNモバイルONEの通信速度が遅い原因と対処法
OCNモバイルONEはドコモ系MVNOのなかでも、通信の速度や安定性で定評のあるブランドです。とはいえ、毎日利用しているなかで「通信速度が遅い」と、感じることがあるかもしれません。
ここで、OCNモバイルONEの通信速度が遅くなる原因と対処法を押さえておきましょう。
ドコモ回線に混雑・トラブルが生じている
OCNモバイルONEの通信速度が遅くなる原因として、ドコモ回線の混雑やトラブルなどが挙げられます。
OCNモバイルONEに限らず、MVNOの多くは利用者が多い昼間や夕方などの時間帯に回線が混雑し、通信速度が遅くなる傾向にあります。
快適な速度で通信したい場合は、混雑する時間帯を避けたほうがよいでしょう。
データ容量を超えて速度制限がかかっている
インターネットの使いすぎで、契約コースのデータ通信容量を超過すると、速度制限がかかります。
OCNモバイルONEでは、データ通信容量が最も大きいコースで10GBまで使えますが、データ通信容量を超えてしまったら、容量追加オプションを利用するのも手です。容量追加オプションは1回500円(税込550円)で利用でき、申し込んだら即座に追加容量が反映されます。
なお、追加できる容量はコースや申し込み方法によって異なります。
節約モードを使用している
節約モードとは、通信容量を大きく消費する高速通信と、通信容量をあまり消費しない低速通信を状況に応じて切り替えられる機能のことです。節約モードのONとOFFはOCNアプリで即時切り替えられ、節約モードに設定すると、速度制限時と同じく最大通信速度が200Kbpsに制限されます。
節約モードをうまく活用すれば、高速通信のデータ容量を計画的に利用できます。
例えば、高速通信が不要なメールやメッセージをやり取りする際に節約モードを使用すれば、無駄な容量消費を抑えられるでしょう。一方で、動画や音楽、写真などを高速でダウンロードしたいときは、節約モードをOFFにすると動作がスムーズになります。
端末がOCNモバイルONEの周波数帯と合っていない
携帯電話やスマートフォンの電波は、総務省が定めた「周波数帯(バンド)」によって、キャリアごとに区分けされています。これは、さまざまな電波が混信しないようにするために定められたものです。
なお、OCNモバイルONEは、ドコモと同じ周波数帯です。そのため、OCNモバイルONEを使うときには、以下のドコモの周波数帯に対応した端末を使わなければなりません。
- 5G:n28/n78/n79/n257
- LTE:バンド1/バンド3/バンド19/バンド21/バンド28/バンド42
なかでも、バンド19とバンド28は「プラチナバンド」と呼ばれ、地方などで快適に通信をするうえで重要な周波数帯です。スマートフォン選びに不安がある方は、OCNモバイルONEの回線とセットで契約すれば間違いありません。
OSやアプリにトラブルが生じている
スマートフォン端末のOSやアプリ側の問題で、通信速度に影響が出ることがあります。原因によって対処法は異なりますが、以下の一連の動作確認を行ない、問題が緩和・解消するか確認してみてください。
- スマートフォンを再起動する
- アプリを再起動する
- 開いたままのアプリを終了する
- ずっと使っていないアプリをアンインストールする
- OSをアップデートする
通信速度が遅くなっている原因が、ドコモ回線の混雑やトラブル、通信制限、周波数帯の問題ではなさそうなら、すぐに実践できるスマートフォンの再起動などを試してみましょう。
まとめ
OCNモバイルONEはドコモ回線を利用したMVNOで、通信品質などが非常に高く、近年ではさまざまな満足度調査で1位を獲得しています。
また、OCNモバイルONEには、快適な通信速度を維持しやすい機能やオプションサービスが充実しています。バースト転送機能や節約モードなどは、快適な通信をするうえで役立つ機能となるでしょう。
ただし、使い方によっては通信速度が遅いと感じることがあるかもしれません。その際は以下のポイントを確認し、本記事で紹介した方法で適切に対処しましょう。
- ドコモ回線に混雑・トラブルが生じている
- データ容量を超えて速度制限がかかっている
- 節約モードを使用している
- 端末がOCNモバイルONEの周波数帯と合っていない
- OSやアプリにトラブルが生じている
通信速度に影響する周波数帯に不安がある方は、OCNモバイルONEで動作確認されたスマートフォンをセット購入することをおすすめします。
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
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