ソフトバンクから格安SIMに乗り換えを考えている方の中には「乗り換え方法や乗り換えるメリットがわからない」と感じ悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ソフトバンクから格安SIMへ乗り換えると、月額料金を2,000~3,000円程度安く抑えることが可能です。
今回はソフトバンクから格安SIMへ乗り換える方法を紹介した上で、乗り換えるメリットやデメリットなどを紹介していきます。
乗り換えにおすすめの格安SIMも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える方法
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際の流れは以下の通りです。
- 事前準備を行う
- MNP予約番号を取得する
- 格安SIMを申し込む
- SIMが届いたら端末に挿入する
- APN設定・データ移行をして利用開始する
まずは乗り換える前に必要書類である以下の2点を用意しましょう。
- 本人確認書類:免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
- クレジットカード
必要書類を用意したら、MNP予約番号を取得して格安SIMに申し込みをしましょう。
格安SIMに申し込むと1週間程度でSIMカードが届くので、利用予定端末にSIMカードを挿入します。
SIMカードを挿入する際、利用する端末によってはSIMロック解除が必要になるため、忘れずに対応しましょう。
SIMカードの挿入後、APN設定やデータ移行を行えば格安SIMへの乗り換えは完了です。
MNP予約番号を取得する方法
乗り換え時に必要なMNP予約番号は、My SoftBankまたはソフトバンクショップから取得できます。
ただし、予約番号には取得日を含め15日間の有効期限があり、期限が切れると使えなく
なるため、取得後は早めに手続きを行いましょう。
また、月末に解約すると翌月まで時間がかかる可能性があり、余分に月額料金が発生してしまう恐れがあります。
乗り換えを考えている場合はなるべく月初にMNP予約番号を取得することをおすすめします。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える3つのメリット
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるメリットには以下の3つがあります。
- 月額料金が抑えられる
- 使用中端末をそのまま使える
- 多くのキャンペーンが用意されている
それぞれのメリットについて詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
月額料金が抑えられる
格安SIMに乗り換える最大のメリットは、月額料金を安く抑えられる点です。
大手キャリアと格安SIMでは、月額料金に2,000~3,000円程度の差があり、年間で数万円もお得になります。
たとえば、月額最大3GB利用できるソフトバンクのミニフィットプラン+は月額5,478円ですが、OCNモバイルONEの3GBプランであれば月額990円に抑えられます。
毎月の携帯料金をなるべく抑えたいと考えている方には、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
使用中端末をそのまま使える
ソフトバンクから格安SIMへ乗り換える場合、SIMロック解除さえすれば使用中の端末をそのまま継続して利用できます。
さらに、端末だけでなく電話番号も変更せずに使い続けることが可能です。
乗り換え手続きを行う際にMNP予約番号を取得し、格安SIMの契約時に入力すれば乗り換え後も利用し続けられます。
ただし、古い端末を利用している場合、乗り換え先の格安SIMによっては利用できない可能性があるため、乗り換え前に公式HPにて利用可能端末を確認しておきましょう。
多くのキャンペーンが用意されている
格安SIMに乗り換える際には、キャンペーンを適用することでさらにお得に契約可能です。
具体的には以下のようなキャンペーンが用意されています。
- キャッシュバック
- スマホ端末の割引
- オプション料金の割引
格安SIMによっては、NetflixやDisney+などの動画配信サービスの月額料金が割引されるキャンペーンもあります。
乗り換える格安SIMに悩んだ際には、公式HPで利用できるキャンペーンを確認して乗り換え先を選びましょう。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際の3つの注意点
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際の注意点には以下の3つがあります。
注意点
- 通信速度が低下する可能性がある
- 対面サポートを受けられなくなる
- キャリアメールを使えなくなる
注意点を順番に紹介するので、乗り換え前に確認しておきましょう。
通信速度が低下する可能性がある
格安SIMは月額料金を抑えるために自社で通信基地局を持たず、大手キャリアの通信環境を借りて運営しています。
そのため、通信混雑時間帯である12〜13時や20〜22時頃には通信速度が低下しやすい傾向にあります。
通信速度の安定性を重視したい方には、ahamoやワイモバイルなどの大手キャリアが運営している格安スマホの利用がおすすめです。
自宅での利用が多い方は、光回線やポケット型Wi-Fiも併用すると速度低下のストレスを軽減できます。
対面サポートを受けられなくなる
格安SIMは、店舗を持たず人件費などのコストを抑えることで月額料金を抑えてサービスを展開しています。
そのため、基本的には申し込みからサポートまですべてオンラインで完結となっており、対面サポートを受けられないため注意が必要です。
大手キャリアが展開している格安SIMの場合は、オプションや各キャリア店舗にてサポートを受けられることもあるため、必要な方は申し込み前に確認しておきましょう。
キャリアメールを使えなくなる
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合、@sofutbank.jpのアドレスが使用できなくなります。
乗り換え時にキャリアメールを引き続き使いたい場合は、乗り換え前に手続きをする必要があります。
ソフトバンクでは、解約後31日以内にMy SoftBankからの申し込みが必要です。
また継続して利用するためには、メールアドレス1つにつき月額330円の費用が発生するため注意しましょう。
ソフトバンクからの乗り換え先におすすめな格安SIM5選
ソフトバンクからの乗り換えがおすすめの格安SIMは以下の5つです。
- OCNモバイルONE
- ahamo
- LINEMO
- povo
- ワイモバイル
OCNモバイルONE
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
引用:https://service.ocn.ne.jp/mobile/
月額料金(税込) | 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 |
---|---|
回線 | ドコモ |
通話サービス(月額) | OCNでんわ:無料 10分かけ放題:935円 トップ3かけ放題:935円 完全かけ放題:1,430円 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
解約金 | 0円 |
5G通信 | 対応 |
OCNモバイルONEは3GB990円と格安SIMの中でも月額料金が安いことに加え、スマホ端末も安く購入できることが特徴の格安SIMです。
OCNモバイルONEはドコモが提供しているサービスであるため、ドコモの店舗で契約できます。
ドコモ回線を利用しており通信速度が安定していることに定評があるため、通信速度の安定性を求める方にOCNモバイルONEはおすすめです。
また、LINE MUSICやSpotifyなどのストリーミング系音楽アプリが、データ消費なしで利用できます。
月額料金を抑えるだけでなく、通信速度の安定性を求める方や音楽を聴く頻度が高い方、店舗で契約したい方はぜひOCNモバイルONEへの乗り換えを検討してみてください。
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
\OCNモバイルONE → irumo へ乗り換えで20,000dポイント/irumoへ
ahamo
月額料金(税込) | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
---|---|
回線 | ドコモ |
通話サービス(月額) | 1,100円 |
契約事務手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
5G通信 | 対応 |
ahamoはドコモが提供するオンライン限定の格安SIMであり、料金プランは30GB・国内通話5分無料で2,970円の1プランを提供しています。
さらに大盛りオプションを追加すると、月間110GBのデータ容量が4,950円で利用できるようになります。
事務手数料やSIMカードの送料、違約金が一切かからないことに加え、海外でも追加料金なしで利用可能です。
ahamoは基本的に申し込みからサポートまではオンラインのみの対応ですが、3,300円で店舗でサポートを受けられます。
110GBまで利用できる格安SIMは多くないため、多くのデータ容量を求めている方にahamoはおすすめです。
LINEMO
月額料金(税込) | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
---|---|
回線 | ソフトバンク |
通話サービス(月額) | 通話準定額:550円 通話定額:1,650円 |
契約事務手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
5G通信 | 対応 |
LINEMOは、3GB/990円と20GB/2,728円の2プランのみのシンプルでわかりやすい格安SIMです。
ソフトバンク回線の利用だけでなくエリアによっては5Gの利用も可能であり、通信速度が安定しています。
LINEMOはソフトバンク系列の格安SIMなので、乗り換え後にSIMロック解除をせずそのまま利用中端末を使用できます。
2023年4月現在、新規または乗り換えで3GBプランが最大半年間実質無料となるキャンペーン、LINE MUSICが6ヶ月無料のキャンペーンを行っているためお得に利用可能です。
ただしこれらのキャンペーンは期間限定なので、興味がある方は早めに乗り換えを行いましょう。
povo
月額料金(税込) | データ使い放題(24時間):330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 |
---|---|
回線 | au |
通話サービス(月額) | 5分以内通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 |
契約事務手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
5G通信 | 対応 |
povoはauが提供している基本料金が無料な点が特徴の格安SIMです。
自身の使用予定にあわせてデータ容量をトッピングすることで、自分専用のプラン内容にカスタマイズ可能です。
povoのデータ容量のトッピングはプラン変更手続きなしででき、1GB〜150GBと幅広く用意されています。
容量が足りなくなった場合に追加したり、24時間使い放題にするプランもあったりするため、毎月のデータ容量を柔軟に変更できます。
そのため、利用するデータ容量が月によって異なる方や月額料金を節約したい方にはpovoがおすすめです。
ワイモバイル
月額料金(税込) | 3GB(シンプルS):2,178円 15GB(シンプルM):3,278円 25GB(シンプルL):4,158円 |
---|---|
回線 | ソフトバンク ワイモバイル |
通話サービス(月額) | だれとでも定額:770円 スーパーだれとでも定額:1,870円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約金 | 0円 |
5G通信 | 対応 |
ワイモバイルはソフトバンク回線を利用できるソフトバンクのサブブランドであり、家族割を適用すると月額料金が格安になることが特徴です。
また、ワイモバイルもLINEMOと同じくソフトバンク系列の格安SIMなので、乗り換え時にはSIMロック解除なしで利用可能です。
3GBプランを1台契約すると月額2,178円になり、他の格安SIMよりも少し割高になりますが、家族割を適用すると月額990円と月額料金を安くできます。
家族割は同居をしていない場合でも9回線まで適用でき、毎月1,188円の割引を受けられます。
家族割を適用した場合、2回線目以降の月額料金は以下の通りです。
- 3GB(シンプルS):990円
- 15GB(シンプルM):2,090円
- 25GB(シンプルL):2,970円
ワイモバイルは家族で格安SIMへの乗り換えを検討している方におすすめです。
ソフトバンクからの乗り換えに関するよくある質問
ソフトバンクからの乗り換えに関するよくある質問には以下の2つがあります。
よくある質問
- ソフトバンクから乗り換える際に費用は発生しますか?
- ソフトバンク契約時に使っていたスマホはそのまま使えますか?
ソフトバンクから乗り換える際に費用は発生しますか?
Answer
ソフトバンクのスマホを解約する場合、違約金は発生しません。
しかし、乗り換え先の格安SIMによっては新規契約手数料が3,300円程度、SIMカードの手数料として440円程度必要になります。
初月のみではありますが、月額料金以外の費用も発生するため、あらかじめ確認しておきましょう。
ソフトバンク契約時に使っていたスマホはそのまま使えますか?
Answer
SIMロックの解除を行えば、そのまま利用可能です。
ソフトバンクではSIMロック解除が可能な条件として以下の項目が設けられています。
- 契約者本人であること
- SIMロック解除対象機種であること
- 購入日から100日が経過していること
- iPhoneの場合は6s以降のモデルであること
- ネットワーク利用制限やおまかせロックなど、各種ロックがかかっていないこと
知り合いから譲り受けたスマホやネットオークションなどで購入したスマホの場合、SIMロック解除ができないため注意しましょう。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えてお得にスマホを使おう
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えると、携帯料金を月額2,000~3,000円程度抑えることが可能です。
また、ソフトバンク系列の格安SIMへ乗り換えれば、使用中のスマホをSIMロック解除せずに利用できます。
ただし、格安SIMに乗り換えると通信が混雑する時間帯の通信速度が低下したり、対面サポートを受けられなくなったりするため注意が必要です。
本記事では、ソフトバンクからの乗り換えにおすすめの格安SIMも紹介しているので、乗り換え先を悩んでいる方は該当見出しをぜひ参考にして乗り換えてみてください。