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格安SIMのiPhoneとは? 利用するメリット・デメリットやおすすめの格安SIMを紹介

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格安SIMのiPhoneとは? 利用するメリット・デメリットやおすすめの格安SIMを紹介

格安SIMのiPhoneを利用しようと考えている方の中には、「格安SIMを利用するメリットがわからない」「大手キャリアの方が使いやすいのでは」と悩んでいる方もいるでしょう。

格安SIMは、大手キャリアよりも月額料金が平均4,000円程度安くなり、通信速度も遜色ありません。

今回は、格安のiPhoneとは何かを解説した上で、格安SIMを利用するメリットやデメリット、選び方のポイントなどを紹介します。

おすすめの格安SIMも紹介するので、乗り換えに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

格安SIMのiPhoneとは

格安SIMはSIMカードやeSIMのことを指します。契約した格安SIMを差し込むことで安くiPhoneを利用可能です。

SIMカードとは、スマホで通話やインターネットなどを利用する際の通信に必要なICカードを指し、eSIMとはスマホの機種内にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMを差します。

格安SIMを利用することで、キャリアのスマホを使うよりも月額料金を抑えられるなどの、メリットがあります。

格安SIMのiPhoneを使うメリット3選

格安SIMのiPhoneを利用する際のメリットには、以下の3つがあります。

メリット

  • 月額料金が大手キャリアよりも安い
  • Apple StoreでiPhoneを安く購入できる
  • キャンペーンでお得に利用できる

それぞれのメリットを詳しく紹介します。

月額料金が大手キャリアよりも安い

格安SIMを利用すると、auやドコモ、ソフトバンクの大手キャリアよりも月額料金が安くなるというメリットがあります。

MMD研究所が行った「2022年9月通信サービス料金と容量に関する実態調査」によると、大手3キャリアの平均月額料金が9,526円に対し、格安SIMの平均月額料金は5,072円です。

契約するデータ容量や通話使用量などによって個人差はあるものの、格安SIMを利用すると月額料金が平均で4,000円程度安くなります。

年間で約50,000円も安くなるため、月々の携帯料金を抑えたいと考えている方には、格安SIMがおすすめです。

Apple StoreでiPhoneを安く購入できる

格安SIMはiPhoneの端末を持っているだけで利用できるため、Apple Storeで安く購入できます。

2023年2月現在、最新機種であるiPhone14とiPhone14proのApple Storeと大手キャリアの価格比較は、以下になっています。

  iPhone14
128GB(税込価格)
iPhone14pro
128GB(税込価格)
Apple Store 119,800円 149,800円
ドコモ 138,930円 158,180円
au 140,640円 158,490円
ソフトバンク 140,400円 158,400円

このように、大手キャリアと比べるとApple Storeでは20,000円程度安くiPhoneを購入可能です。

iPhoneの購入費用を抑えたいと考えている方には、格安SIMがおすすめです。

キャンペーンでお得に利用できる

多くの格安SIMでは、新規契約時や大手キャリアからの乗り換え時に使えるキャンペーンが用意されており、お得に利用できます。

用意されているキャンペーンには、以下のようなものがあります。

  • 月額料金割引
  • 端末代金割引
  • キャッシュバック
  • ポイント還元
  • 事務手数料・MNP手数料無料
  • データ容量増量

月額料金や端末料金などが割引になるだけでなく、現金またはポイントでキャッシュバックを受けてiPhoneをお得に利用可能です。

ただし、キャンペーンを適用するためには条件をクリアする必要があるため、契約前にキャンペーンの適用条件を確認しておきましょう。

【2024年度 最新】厳選10社!格安SIM・格安スマホの新規・MNPキャンペーン比較!お得なキャッシュバック・乗り換え特典・端末セール

格安SIM各社の最新キャンペーンを10社に厳選して比較しています。端末セール、キャッシュバック、乗り換え(MNP)特典などのお得なキャンペーンを紹介していきます。

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格安SIMのiPhoneを使うデメリット4選

格安SIMのiPhoneを利用する際には、以下の4点に注意が必要です。

注意点

  • 購入できるiPhoneのモデルが限られている
  • キャリアメールなど利用できない機能がある
  • 自分でしなければならない設定が多い
  • 稀に正しく動作しない機種がある

購入できるiPhoneのモデルが限られている

格安SIMを提供している企業の中には、iPhoneの最新機種に対応しておらず、購入できるiPhoneのモデルが限られていることがあるため、注意が必要です。

2023年2月現在、多くある格安SIMの中でiPhone14の動作確認ができていないブランドは以下の3つです。

  • nuroモバイル
  • トーンモバイル
  • イオンモバイル

ahamoなどのメジャーな格安SIMは、最新機種でも使えるようになっています。

ただし、最新機種が発売された直後では利用できない可能性があるため、最新機種を購入する際には、注意しましょう。

一世代前の機種であるiPhone13であれば、どの格安SIMでも利用できるため、確実に使えるiPhone13の購入がおすすめです。

キャリアメールなど利用できない機能がある

格安SIMは、現在利用しているiPhoneをそのまま利用できますが、キャリアメールをはじめとした複数の機能が利用できなくなるため注意が必要です。

キャリアメールをそのまま利用したい場合は、格安SIMに乗り換える前に手続きが必要であり、手続きを行えば利用できるようになります。

ただし、キャリアごとに利用条件が設けられており、手続きには費用が発生するケースがほとんどです。キャリアメールをそのまま利用する際にはあらかじめ条件を調べておくことをおすすめします。

また、以下の2つの機能が利用できない格安SIMもあるため、注意が必要です。

  • LINEアプリの年齢認証・ID検索
  • テザリング

格安SIMに乗り換える際には使用したい機能が利用できるかをあらかじめ確認しておきましょう。

自分でしなければならない設定が多い

格安SIMを利用する場合、大手キャリアではあらかじめ設定されているものが設定されておらず、自分で行う必要があるので注意が必要です。

たとえば、iPhoneを使うために必要な「APN設定」を自分で設定する必要があります。

APN設定とは、インターネットに接続した状態を作るための設定であり、iPhoneを不自由なく利用するためには必須です。

自分で設定する必要はありますが、自力で設定することは可能です。格安SIMを扱う各社でもサポート体制が整っているため、設定方法がわからなくなったらサポートへ連絡してみましょう。

稀に正しく動作しない機種がある

現在利用しているiPhoneをそのまま利用して格安SIMに乗り換える場合、正しく動作しないことがあるため注意が必要です。

契約するSIMカードによって、利用中のiPhoneと相性が悪く、データ通信ができないなど一部機能が使えないことがあります。

過去には、mineoのau回線プランで提供されていたSIMカードと、SIMフリー端末やauから購入したiPhone Xの相性が悪く、正しく動作しないことがありました。

格安SIMを購入前に各社のホームページの動作確認ページにて正しく動作することを確認した上で、格安SIMを購入しましょう。

格安SIMを選ぶ際のポイント4選

使っているスマートフォンをそのまま使える。

格安SIMの利用を検討している方の中には、どのように選べばいいかわからずに悩んでいる方もいるでしょう。

ここでは、格安SIMを選ぶ際のポイントを以下の4つにわけて紹介します。

ポイント

  • データ容量
  • キャンペーンの有無
  • 回線の種類
  • 通話の有無

データ容量

格安SIMの料金は、データ容量によっても異なるため、現在月にどの程度のデータを利用しているか確認し、適切なデータ容量プランの料金を比較して選ぶ方法がおすすめです。

現在のデータ使用量がわからない方は、各社のマイページにて確認可能です。

格安SIMの3GBプランで契約した際の月額料金は以下のようになります。

格安SIM 月額料金(税込)
irumo 880円 ※割引適用後
楽天モバイル 1,078円
povo 990円

このように、同じデータ容量プランでも格安SIMによって料金が異なるため、格安SIMの契約前に必要なデータ容量を明確にして契約する格安SIMを選びましょう。

キャンペーンの有無

格安SIM同士の料金に大きな差がないため、新規契約や乗り換え時に適用されるキャンペーンから契約する格安SIMを選択することもおすすめです。

先に紹介したように、格安SIMには以下のようなキャンペーンが用意されています。

  • 月額料金割引
  • 端末代金割引
  • キャッシュバック
  • ポイント還元
  • 事務手数料・MNP手数料無料
  • データ容量増量

回線の種類

格安SIMは、会社によって利用する回線が異なるため、電波が入りやすい回線を利用している格安SIMを選ぶこともおすすめです。

具体的には、以下のように分かれています。

回線 格安SIM
docomo回線 ahamo
irumo
au回線 UQモバイル
povo2.0
Softbank回線 ワイモバイル
LINEMO

また、複数の回線が利用できる格安SIMもあり、mineo、BIGLOBEモバイル、IIJmioなどが該当します。

回線によって電波の入り具合が異なると感じている場合は、回線の種類から格安SIMを選びましょう。

通話の有無

格安SIMには、通話可能な音声通話SIMと通話が不可能なデータ通信SIMの2種類があります。

そのため、格安SIMを選ぶ際には、通話が必要かどうかという点も重要なポイントです。

現在ではLINEをはじめ無料通話アプリが複数あり、通話機能を使う方は減ってきています。ただ、災害を始めとした緊急時にはアプリが使えない可能性があり、緊急時を考えると通話機能は必要と言えます。

通話可能な音声通話SIMには、5分以内の通話が無料になるプランが用意されている格安SIMもあります。

通話の有無で月額料金が異なるため、格安SIMの契約前に通話が必要か判断しておくことがおすすめです。

おすすめの格安SIM5選

格安SIMのiPhoneを選ぶ際のポイントを理解したものの、どの格安SIMを選べばいいかわからないからおすすめを知りたいという方もいるでしょう。

そのような方に向け、おすすめの格安SIMを5つ紹介していきます。(情報は全て2023年1月末現在)

ahamo

引用:https://ahamo.com/

月額料金(税込) 30GB:2,970円
110GB:4,950円
回線 ドコモ
通話サービス(月額) 1,100円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

ahamoはdocomoが提供するオンライン限定の格安SIMです。

料金プランは30GB・国内通話5分無料で2,970円の1プランのみで、110GBの大盛りオプションは4,950円です。

最大20GBのプランまでしか用意されていない格安SIMが多い中、110GBまで利用できる点は嬉しいポイントです。

そのため、ahamoは格安SIMへの乗り換えを検討している方の中でも毎月30GB以上使う方におすすめです。

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LINEMO

引用:https://www.linemo.jp/

月額料金(税込) 3GB:990円
20GB:2,728円
回線 ソフトバンク
通話サービス(月額) 通話準定額:550円
通話定額:550円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

LINEMOはソフトバンク回線を利用する格安SIMであり、通信速度の安定性に定評があります。

LINEアプリがデータ無制限であり、LINEの通話やビデオ通話をよく利用する方にとっては嬉しいポイントです。

さらに、2023年2月現在、新しい番号で契約または他社からの乗り換えで、3GBプランが最大半年間実質無料となるキャンペーンを行っています。

このキャンペーンでは、半年間3GBプランの料金分がPaypayポイントとして還元されるため、Paypayを利用している方にはLINEMOがおすすめです。

ただし、このキャンペーンは期間限定なので、気になる方は早めに乗り換えしましょう。

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UQモバイル

引用:https://www.uqwimax.jp/mobile/

月額料金(税込)

■トクトクプラン
~1GB:990円~

~15GB:2,178円~

■コミコミプラン+
33GB:3,278円~

■ミニミニプラン
4GB:1,078円~

回線 au
通話サービス(月額) 10分以内通話かけ放題:880円 (コミコミプラン+は無料)
通話かけ放題:1,980円 (コミコミプラン+は1,100円)
契約事務手数料 3,850円
解約金 0円
5G通信 対応

UQモバイルはKDDIグループ会社が運営している格安スマホであり、通信速度が安定している点が特徴です。

格安スマホは通信速度が不安定な場合も多いので、通信速度が安定している点は大きな魅力と言えます。

auからの乗り換え時にはMNP予約番号が必要ないため、複雑な手続きを省いて乗り換えられます。

UQモバイルは全国のauショップで申し込みができ、サポートも受けられるため、格安スマホに乗り換えたいけどオンライン手続きが苦手という方におすすめです。

楽天モバイル

引用:https://network.mobile.rakuten.co.jp/

月額料金(税込) ~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
20GB~:3,278円
回線 楽天
通話サービス(月額) Rakuten Link:無料
10分(標準)通話かけ放題:1,100円
契約事務手数料 0円
解約金 0円
5G通信 対応

楽天モバイルは、データ容量別のプランを契約するのではなく、毎月のデータ使用量に応じて料金が異なることが特徴です。

通信容量が20GBを超えたら月額料金が3,278円となり、どれだけデータを使用しても3,278円以上の料金が発生することはありません。

また、Rakuten Linkという楽天モバイル専用アプリを使うことで、国内通話が無料で利用できます。

毎月20GB以上使用する方や通話サービスの料金を抑えたい方には、楽天モバイルがおすすめです。

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Y!mobile(ワイモバイル)

引用:https://www.ymobile.jp/

月額料金(税込) 3GB(シンプルS):2,178円
15GB(シンプルM):3,278円
25GB(シンプルL):4,158円
回線 ソフトバンク
ワイモバイル
通話サービス(月額) だれとでも定額:770円
スーパーだれとでも定額:1,870円
契約事務手数料 3,300円
解約金 0円
5G通信 対応

ワイモバイルは、家族割を適用することで月額料金が格安になることが特徴です。

3GBプランを1台契約すると月額2,178円になり、他の格安SIMよりも割高になりますが、家族割を適用すると月額990円と格安になります。

また、自社の回線とソフトバンク回線を利用できるため、通信が混雑して遅くなることもなく、ストレスフリーで利用可能です。

家族割は、同居をしていない場合でも適用でき、9回線まで割引され、毎月1,188円の割引を受けられます。 そのため、ワイモバイルは家族で格安SIMへの乗り換えを検討している方におすすめです。

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自分にピッタリな格安SIMのiPhoneを選んで契約してみよう

今回は、格安SIMのiPhoneを利用する際のメリットやデメリット、格安SIMの選び方を紹介しました。

格安SIMのiPhoneは、大手キャリアよりも月額料金が平均で4,000円程度抑えられることに加え、端末料金も抑えることが可能です。

ただし、手続きをしないとキャリアメールが利用できない、自分でAPN設定をしなければならないなどのデメリットがあるので、利用時には注意が必要です。

格安SIMは数多くありますが、月額料金だけでなく毎月利用できるデータ容量やキャンペーンの有無、通話プランの有無などから最適な格安SIMを選びましょう。

おすすめの格安SIMも紹介しているので、ぜひ参考にして自分にピッタリな格安SIMのiPhoneを選んで契約してみてください。

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