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ドコモ回線の格安SIMはどこがおすすめ? 10社の特徴と料金・速度・オプションを比較解説

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ドコモ回線の格安SIMはどこがおすすめ? 10社の特徴と料金・速度・オプションを比較解説

格安SIMにはさまざまなサービスがありますが、どの格安SIMにも共通しているのは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供していることです。

そのため「ドコモ」「au」「ソフトバンク」などの大手キャリアから乗り換える際には、同じ回線を利用する格安SIMを選んだほうがトラブルは少なくて済むでしょう。

この記事では、ドコモ回線を利用する格安SIMのおすすめ10社を紹介します。併せて、選ぶ際の基準や各社の利用料・通信速度・オプションの比較、利用する際の注意点の解説もするので、格安SIMへの乗り換えを検討している方は参考にしてください。

ドコモ回線の格安SIMのおすすめ10社とその特徴

ドコモ回線を利用する格安SIMは多く存在しますが、そのなかでもおすすめの10社を紹介します。

OCNモバイルONE

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

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OCNモバイルONEは、エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社が提供する、ドコモ回線を利用した格安SIMです。回線の品質と安定性の高さが、最大の特徴といえます。

実際に、MM総研が実施した「MVNOネットワーク品質調査」では、ドコモ回線通信品質部門で4期連続・総合1位評価を、MMD研究所の「MVNOのシェア・満足度調査」では通信品質部門で第1位を獲得しています。

以上の実績から、OCNモバイルONEはドコモ回線を利用する格安SIMのなかでも、特に回線品質に長けている格安SIMといえるでしょう。

また、OCNモバイルONEでは、スマートフォン本体のセールを定期的に実施しています。契約時に端末とセット購入すれば、お得に人気機種を入手できる点も大きな特徴の一つです。

mineo

mineoは、関西電力グループに属する、株式会社オプテージが運営する格安SIMです。ドコモ回線だけでなく、auとソフトバンクを含むトリプルキャリアに対応しています。

料金体系がシンプルでわかりやすく、自分に合ったプランを選べるのが特徴です。mineoの料金体系には大きく、基本容量データで選ぶ「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶ「マイそく」があります。

マイそくでは、平日の12時台は最大32kbpsに制限されますが、データ容量が無制限のプランです。SNSなどのデータ消費が少ないコンテンツの利用を中心に、大容量のデータを利用したい方におすすめです。

また、mineoは余ったデータ容量を繰り越したり、繰り越したデータ容量をmineoユーザー同士でシェアできたりするなどの独自サービスが充実しています。

y.u mobile

y.u mobileはUSEN-NEXT HOLDINGSとヤマダホールディングスが共同出資している格安SIMです。

y.u mobileの料金プランは大きく、「シングル」「シングル U-NEXT」「シェア U-NEXT」の3つに分かれています。データ容量はそれぞれ5GB・10GB・20GBとなり、非常にシンプルでわかりやすい点が特徴です。

シングル U-NEXTやシェア U-NEXTには、映画やドラマ、アニメ、マンガなどがまとめて視聴できる「U-NEXT」の利用料も含まれています。そのため、どちらかのプランに申し込んでおけば、実質無料でU-NEXTが利用可能です。

毎月1,200円分のU-NEXTポイントが入手できるプランがあるため、U-NEXTユーザーの方や、これからVODサービスへの加入を検討している方に適しているでしょう。

ahamo

ahamoは、株式会社NTTドコモが提供するオンライン専用の格安プランです。ahamoの料金プランは30GBのプランのみと非常にシンプルで、大盛りオプションをつければ、80GBが追加され毎月110GBまで利用できます。

大手キャリアと比べると、格安SIMはデータ通信容量が少ない傾向にありますが、ahamoは最大110GBを4,950円(税込み)と、低価格で利用できる点は強みだといえます。国内通話料金も5分間無料であるため、毎月多くのデータ容量を消費する方、電話はたまにしか使わない方に適しているでしょう。

また、他のドコモ回線を利用している格安SIMは、ドコモ回線の一部を借りてサービスを提供していますが、ahamoは直接ドコモの本回線を利用しています。そのため、ドコモと同程度の品質であり、安定性が高いといえるでしょう。

IIJmio

IIJmioは、インターネット接続サービスなどを提供する、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の格安SIMです。IIJは老舗のインターネットプロバイダーであることから、信頼性が高いといえます。

最新端末やOSアップデートにいち早く対応し、格安SIMのなかでは少ないeSIM専用のプランも提供しています。端末によっては従来のSIMカードと併せて、eSIMを利用する「デュアルSIM」に対応しているため、1つのスマートフォンでSIMを使い分けたい方におすすめです。

なお、IIJmioはドコモ回線だけでなくau回線にも対応していますが、eSIMプランはドコモ回線のみの対応です。2GB~20GBまで5段階のプランが用意されているため、使い方に合わせた最適なプランの選択ができるでしょう。

HISモバイル

HISモバイルは、旅行代理店を展開する株式会社エイチ・アイ・エスと日本通信株式会社の協業により誕生した格安SIMです。

HISモバイルの最大の特徴は「自由自在290プラン」であれば、最安290円(税込み)から利用できる点です。通話料は9円(税込み)/30秒と大手キャリアの半額以下で、かけ放題オプションとして「5分かけ放題」と「完全かけ放題」の2種類が用意されています。そのため、自由自在290プランは、電話利用が多い方に特におすすめといえるでしょう。

その他、従量課金制のデータ通信専用のプランもあります。100MB~30GBまでの6段階で、データ量に応じて利用料が請求されるプランで、よく使う月とまったく使わない月がある方に向いているといえます。

LIBMO

LIBMOは、通信事業などを手がける、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMです。LIBMOの料金プランは、データ通信と電話の利用割合が明確な方に適しているでしょう。

データ通信を多く利用する方には、データ容量が3GB~30GBから選べる、LIBMOの「なっとくプラン」がおすすめです。

また、データ容量は500MBと多くはないものの、「5分かけ放題」「10分かけ放題」「かけ放題マックス」のサービスと組み合わせられる「ゴーゴープラン」も用意されています。ゴーゴープランは、音声通話がメインの方に向いているでしょう。

イオンモバイル

イオンモバイルは、イオンリテール株式会社が提供する格安SIMです。ドコモ回線とau回線に対応しており、全国に200店舗以上あるイオンでサポートを受けられるのが特徴です。

料金プランは、データ容量を0.5GB~10GBで選択できます。また、多くのデータ容量を必要とする方向けに、20GB~50GBで選択できるプランも用意されています。

サポートをしっかりと受けたい方や、ゲーム・動画などの大容量コンテンツをしっかり楽しみたい方におすすめです。

NUROモバイル

NUROモバイルは、通信サービスを提供するソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の格安SIMです。

NUROモバイルの「NEOプラン」「NEOプランLite」では、専用の帯域を利用できるため、回線が混雑しやすい時間帯でも比較的スムーズに通信できるでしょう。混雑する時間帯でも、200Mbps以上の通信速度が出ることが測定結果に示されています。

また、Twitter・Instagram・LINE・TikTokの利用時のデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー」というオプションサービスがあり、手続きせずに無料で利用可能です。NEOプランの月間データ容量は20GBですが、NEOデータフリーと組み合わせれば実質20GB以上利用できます。

混雑時間帯でも快適に利用したい、SNSの利用頻度が高い方に向いているでしょう。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダーとしての歴史がある、ビッグローブ株式会社が提供する格安SIMです。BIGLOBEモバイルは、さまざまなWebサービスの通信料がかからない「エンタメフリー」を提供しています。

エンタメフリーとは、全21種類の対象サービスのデータ通信量が消費されないオプションサービスのことです。対象サービスには、YouTube、ABEMA、U-NEXTなどの動画配信サービス、Apple Music、Spotify、AWA、radikoなどの音楽・ラジオ配信サービス、dマガジン、楽天マガジンなどの電子書籍配信サービスなどがあります。

データ容量のプランは1GB・3GB・6GBから選べますが、エンタメフリーと組み合わせればヘビーユーズにも対応できるでしょう。

ドコモ回線の格安SIMを選ぶ際の基準

ドコモ回線のおすすめ格安SIMを10社紹介しましたが、そのなかでもどれを選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ドコモ回線の格安SIMを選ぶ際には、おもに次の3点を基準に選ぶと最適な選択ができるでしょう。

毎月の利用料

大手キャリアから格安SIMに乗り換える方は、「毎月の利用料を抑えたい」と考えていることが多いでしょう。そのため、毎月の利用料をどれだけ抑えられるのかが、最も気になるのではないでしょうか。

まずは、自身の利用形態に合わせてプランを選択すると、利用料がいくらになるのかを確認しましょう。端末の購入も検討している場合には、セット購入で安くなる格安SIMの選択も検討することをおすすめします。

通信速度

今回紹介した格安SIMは、すべてドコモ回線を利用していますが、同じドコモ回線を利用していても通信速度には差が出ます。サービスごとに混みやすい時間帯なども異なるため、乗り換える前に通信速度をチェックしておきましょう。

通信速度に関してはのちほど比較するため、そちらをご確認ください。

オプションサービス

格安SIMの多くは、他社との差別化のためにオプションサービスが充実しています。特定のサービス利用にかかる通信容量がカウントされないオプションや、電話かけ放題、端末のお得なセット購入など、さまざまなオプションサービスがあります。

自身の利用形態に適したオプションを提供しているところを選べば、毎月の利用料を抑えつつ、快適に利用できるようになるでしょう。そのためにも、まずは普段自身がどのような使い方をしているのか、把握することが重要です。

ドコモ回線の格安SIMを比較!:毎月の利用料

先述した、おすすめの格安SIM10社の利用料金を一覧表にまとめました。音声通話プランとデータ通信専用プランに、大きく分けています。

音声通話プランの比較

各社の音声通話プランを一覧表にまとめると、次のとおりです。

データ容量 格安SIM

OCNモバイル

ONE

mineo

y.u

mobile

ahamo IIJmio

HIS

モバイル

LIBMO

イオン

モバイル

NURO

モバイル

BIGLOBE

モバイル

100MB - - - - - 290円 - - - -
200MB - - - - - - - - - -
500MB 550円 - - - - - 1,100円~ 803円 - -
1GB 770円 1,298円 - - - 550円 - 858円 1,870円 1,078円
2GB - - - - 850円 770円 - 968円 - -
3GB 990円 - - - - 770円 980円 1,078円 792円 1,320円
4GB - - - - 990円 - - 1,188円 - -
5GB - 1,518円 1,070円 - - 990円 - 1,298円 990円 -
6GB 1,320円 - - - - - - 1,408円 - 1,870円
7GB - - - - - 990円 - 1,518円 - -
8GB - - - - 1,500円 - 1,518円 1,628円 - -
9GB - - - - - - - 1,738円 - -
10GB 1,760円 1,958円 2,970円 - - 2,190円 - 1,848円 1,485円 -
15GB - - - - 1,800円 - - - - -
20GB - 2,178円 4,170円  - 2,000円 2,190円 1,991円 1,958円 2,090円~ -
30GB - - - 2,970円 - 5,990円 2,728円 3,058円 - -
40GB - - - - - - - 4,158円 - -
50GB - - - - - 5,990円 - 5,258円 - -
110GB - - - 4,950円 - - - - - -

5GB:HISモバイル(990円)、NUROモバイル(990円)

6GB:OCNモバイルONE(1,320円)

8GB:IIJmio(1,500円)

(大容量)

10GB:NUROモバイル(1,485円)

20GB:イオンモバイル(1,958円)

50GB以上:ahamo(4,950円)※100GB 提供するサービスはそれぞれ異なるため単純比較は難しいですが、基本料金の単純比較としてはこのような結果になります。

データ通信専用プランの比較

データ通信専用プランとは、音声通話やSMSが使えないプランのことを指します。各社のデータ通信専用プランの比較は次のとおりです。

データ容量 格安SIM

OCNモバイル

ONE

mineo

y.u

mobile

ahamo

IIJmio

※1

IIJmio

※2

HIS

モバイル

※3

HIS

モバイル

※4

LIBMO

イオン

モバイル

NURO

モバイル

BIGLOBE

モバイル

100MB - - - - - - 440円 198円 - - - -
0.2GB - - - - - - - - - - 330円 -
1GB - 880円 - - - - 440円 770円 - 528円 - -
2GB - - - - 740円 440円 580円 770円 - 748円 - -
3GB 858円 - - - - - 580円 1,320円 858円 858円 627円 990円
4GB - - - - 900円 660円 - - - 968円 - -
5GB - 1,265円 800円〜 - - - 880円 1,320円 - 1,078円 825円 -
6GB 1,188円 - - - - - - - - 1,188円 - 1,595円
7GB - - - - - - 880円 2,310円 - 1,298円 - -
8GB - - - - 1,400円 1,100円 - - 1,320円 1,408円 - -
9GB - - - - - - - - - 1,518円 - -
10GB 1,628円 1,705円 - - - - 2,080円 2,310円 - 1,628円 1,320円 -
12GB - - - - - - - - - - - 2,970円
15GB - - - - 1,730円 1,430円 - 3,300円 - - - -
20GB - 1,925円 3,950円〜 - 1,950円 1,650円 2,080円 - 1,991円 1,738円 - 4,950円
30GB - - - - - - 5,880円 5,775円 2,728円 2,838円 - 7,425円
40GB - - - - - - - - - 3,938円 - -
50GB - - - - - - 5,880円 +330円/1GB
で追加可
- 5,038円 - -
 

※税込み表記

※1 IIJmio(タイプDのみ)

※2 IIJmio(データeSIM、ドコモ網のみ)

※3 HISモバイル(データ定額440プラン)

※4 HISモバイル(ビタッ!プラン)

こちらも、データ容量ごとにざっくりとまとめると、最安格安SIMのプランは次のとおりです。

(小容量)

1GB:HISモバイル※3(440円)

2GB:IIJmio※2(440円)

3GB:HISモバイル※3(580円)

4GB:IIJmio※2(660円)

5GB:y.u mobile(800円〜)

8GB:IIJmio※2(1,110円)

(大容量)

10GB:NUROモバイル(1,320円)

20GB:IIJmio※2(1,650円)

30GB:LIBMO(2,728円)

50GB:イオンモバイル(5,038円)

(無制限)

マイネオ(マイそく(ライト)):660円(最大300Kbps)

LIBMO(なっとくプラン(ライト)):528円(最大200Kbps)

今回紹介した10社のなかで、ahamoだけはデータ通信専用プランが存在しません。提供するサービスはそれぞれ異なるため単純比較は難しいものですが、基本料金の単純比較としてはこのような結果になります。

ドコモ回線の格安SIMを比較!:通信速度

通信速度をチェックする際には、理論値ではなく実測値で判断するのがおすすめです。各社が公表している最大通信速度は理論値であることが多く、必ずしも記載どおりの速度が出るわけではありません。

実測値は、実際に格安SIMを利用して計測した値であるため、通信速度を比較する際に参考になります。実測値を調べる際には、「みんなのネット回線速度」のような口コミサイトで調べるとよいでしょう。

以下は、「みんなのネット回線速度」に寄せられた実測値をまとめたものです。

格安SIM 平均速度 口コミ件数
全体平均 夕方 深夜
OCNモバイルONE 55.09Mbps 69.08Mbps 36.76Mbps 48.23Mbps 50.21Mbps 70.31Mbps 6,047件
mineo 40.16Mbps 51.49Mbps 6.42Mbps 19.24Mbps 27.6Mbps 61.46Mbps 12,178件
y.u mobile 59.27Mbps 64.09Mbps 38.09Mbps 33.18Mbps 46.62Mbps 56.67Mbps 925件
ahamo 155.83Mpbs 202.68Mbps 110.27Mbps 131.69Mbps 116.3Mbps 160.43Mbps 9,764件
IIJmio 46.14Mbps 48.18Mbps 12.98Mbps 49.74Mbps 51.48Mbps 53.43Mbps 9,179件
HISモバイル 50.42Mbps 37.46Mbps 4.93Mbps 58.02Mbps 80.37Mbps 31.52Mbps 602件
LIBMO 19.26Mbps 57.67Mbps 1.66Mbps 5.96Mbps 18.69Mbps 85.22Mbps 322件
イオンモバイル 49.55Mbps 62.88Mbps 22.08Mbps 40.74Mbps 70.87Mbps 65.35Mbps 1,816件
NUROモバイル 65.39Mbps 96.16Mbps 20.99Mbps 46.54Mbps 71.26Mbps 70.85Mbps 3,530件
BIGLOBEモバイル 16.24Mbps 18.95Mbps 2.37Mbps 24.85Mbps 13.0Mbps 35.67Mbps 5,346件

※直近3ヵ月、下りの速度

※2023年1月30日時点のデータ

どの時間帯においても、他の格安SIMに比べてahamoは非常に高速であることがわかります。厳密にはahamoは格安SIMではなく、ドコモが提供する新料金プランです。ドコモ回線をそのまま利用しているのが、高速通信を可能にしている理由だと考えられます。

上表のように、通信速度は時間帯によって大きく変動するため、選択する際の基準とするとよいでしょう。ただし、上表は口コミをもとにした数値であり、平均の母数も異なるため、あくまでも参考程度に留めてください。

ドコモ回線の格安SIMを比較!:オプションサービス

ここでは、格安SIMを提供する、10社のキャンペーンやオプションサービスを比較します。自身の使い方に応じてキャンペーンやオプションを上手に使えば、お得に乗り換えられるでしょう。

キャンペーン

キャンペーンは時期によって異なりますが、2023年1月時点で各社が提供するキャンペーンは次のとおりです。

格安SIM キャンペーン
OCNモバイルONE ・人気スマートフォンのセール(定期開催)
・OCN光モバイルセット7ヵ月割引キャンペーン
・他社からのMNP乗り換えで最大5,495円キャッシュバッグ
・メールウイルスチェックサービス、迷惑メールブロックサービスが最大3ヵ月無料
など
mineo ・マイピタ割引キャンペーン
・端末価格割引キャンペーン
・かけ放題サービス
・iPhone端末保証最大3ヵ月無料キャンペーン
など
y.u mobile ・月額基本料金初月無料
・開通の翌月1日に30GB付与
・Mリーグチームの麻雀牌キーホルダープレゼント
など
ahamo ・豪快プレンゼントキャンペーン(抽選)
など
IIJmio ・他社からのMNP乗り換えで人気スマートフォンが大幅値下げ
・ギガプランと対象端末をセット購入するとモバイルルーターが特別価格に
・ギガプランとの同時申し込みでタブレット&パソコンが大特価
など
HISモバイル ・複数回線同時申し込みで最大8,250円キャッシュバック
・オンライン世界一周ツアーに招待
・海外Wi-Fiレンタルいつでも10%OFF
など
LIBMO ・最大2万円相当のポイント還元
・5分かけ放題プランの最大12ヵ月割引
・Wi-Fiルーターの端末割引プログラム
・LIBMO×光回線セット割
など
イオンモバイル ・乗り換えによるWAONポイントのプレゼント
・イオンカードの申し込みによるWAONポイントのプレゼント
・展示品処分セール
など
NUROモバイル ・申し込みで18,000円キャッシュバック(NEOプラン)
・利用開始初月は基本料金が無料、その後6ヵ月半額(バリュープラス)
・かけ放題プランの事務手数料無料
・NURO光セット割
・So-net光セット割
など
BIGLOBEモバイル ・エンタメフリー・オプションが最大6ヵ月無料
・総合セキュリティ対策最大2ヵ月無料
など

時期によってキャンペーン情報は随時更新されるため、乗り換えのタイミングで一度チェックするようにしましょう。

5G対応

今回紹介した格安SIMは、すべてドコモ回線を利用していますが、すべての格安SIMが5Gに対応しているわけではありません。現在対応していない格安SIMも今後対応する可能性はありますが、2023年1月時点での対応状況をまとめました。

格安SIM 5G対応 利用料 注意・特記事項
OCNモバイルONE 無料 音声対応SIMのみ、要申し込み
mineo 無料 要申し込み
y.u mobile - - -
ahamo 無料 -
IIJmio 無料 音声対応SIMのみ、要申し込み
HISモバイル - - -
LIBMO - - -
イオンモバイル 無料 マイページから要設定変更
NUROモバイル 無料 ドコモ、ソフトバンク回線のデータ通信+SMS SIMは対象外
BIGLOBEモバイル 無料 タイプDの音声対応SIM、データSIMのみ

5Gが利用できるからといって、必ずしも通信速度が向上するわけではない点には注意しましょう。

eSIM対応

eSIMは、端末自体にSIMカードが埋め込まれているもので、従来のカード型のSIMカードと併せて利用する「デュアルSIM」に対応している端末もあります。eSIMの書き換えはオンライン上で行なえるため、SIMカードの郵送や店舗まで出向く手間を省けます。

2023年1月時点における、各社のeSIMの対応状況は次のとおりです。

格安SIM eSIM対応 注意・特記事項
OCNモバイルONE - -
mineo Aプランのみ
y.u mobile - -
ahamo デュアルSIM機能は動作保証対象外
IIJmio -
HISモバイル 自由自在290プランのみ
LIBMO - -
イオンモバイル - -
NUROモバイル - -
BIGLOBEモバイル - -

コンテンツサービス

YouTubeなどでの動画視聴やamazon musicなどでの音楽視聴の際にかかる通信容量を消費しないオプション、U-NEXTなどのサービスの利用料が期間限定で無料になるオプションがあります。

格安SIMごとに対応状況は異なるため、それぞれの対応状況をまとめました。

格安SIM コンテンツサービス
OCNモバイルONE ・以下のサービス利用時の通信容量を消費しない「Musicカウントフリー」
amazon
music、AWA、dヒッツ、LINE
MUSIC、Spotify、TOWER RECORD
MUSIC、ひかりTV ミュージック、ABEMA(※ABEMAは3月30日までの期間限定)
mineo ・以下のサービスの利用料が期間限定で無料
(初月無料)Hulu、U-NEXT、日経電子版
(最大2ヵ月無料)AWA、雑誌読み放題 タブホ
y.u mobile ・U-NEXTの利用料が含まれるプランあり
・毎月1,200円分のポイントプレゼント
ahamo ・以下のサービスの利用料が初回31日間無料
dTV、スゴ得コンテンツ、dアニメストア、dマガジン、dキッズ、dヒッツ powerd by レコチョク
IIJmio ・以下のサービスの利用料が最大2ヵ月無料
タブホ(タブレット使い放題)、SMART USEN、ローチケHMVプレミアム
HISモバイル -
LIBMO ・タブホの利用料が最大2ヵ月無料
イオンモバイル -
NUROモバイル -
BIGLOBEモバイル ・以下のサービス利用時の通信容量を消費しない「エンタメフリー」
YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids、Apple Music、Spotify、amazon music、AWA、LINE
MUSIC、らじる★らじる、radiko、楽天ミュージック、TOWER RECORD MUSIC、dヒッツ、楽天マガジン、楽天Kobo 、dマガジン、dブック、Facebook Messenger、au PAY マーケット

利用時の通信容量を抑えたい場合には、対象サービス利用時の通信容量を消費されないサービスを提供するOCNモバイルONEやBIGLOBEモバイルがおすすめです。

ドコモ回線の格安SIMを利用する際の注意点

最後に、ドコモ回線の格安SIMを利用する際の注意点について解説します。

データ無制限は選べない

mineoやLIBMOにはデータ無制限のプランがありますが、基本的にドコモ回線を使っている格安SIMサービスでは高速なデータ無制限プランはありません。mineoやLIBMOのデータ無制限のプランは通信速度が大幅に制限されているため、利用する際には使い方に気を付ける必要があります。

50GBや100GBのプランを提供している格安SIMサービスは存在しているため、自身の利用状況に応じてプランを選択しましょう。ただし、毎月100GBを超過するようなデータを利用する場合には、該当するプランがないため注意が必要です。

店舗サポートを受けられない場合が多い

格安SIMサービスの多くは、新規に店舗を持たないことで料金を安くしています。そのため、店頭でのサポートを受けられない場合が多いでしょう。

契約やSIMカードの受け取りなどに対応していても、具体的なサポートには対応していないこともあるため、事前に調べたうえで来店することをおすすめします。

以下に、契約などが行なえる店舗の情報をまとめました。

格安SIM 店舗情報
OCNモバイルONE ドコモショップなど(機種変更・初期契約解除を除く手続きに飲み対応)
mineo mineoショップ、mineoスポット、サポート店、販売店など(店舗によって、対応できるサービスが異なる)
y.u mobile ヤマダデンキ各店
ahamo ドコモショップ各店(有料)
IIJmio ​-
(新規契約手続きやSIMカードの発行手続きのみ、BIC SIM、ヨドバシカメラ、エディオンにて可能)
HISモバイル HISモバイルステーション、フルサービス店舗(2店舗)
LIBMO LIBMO直営ショップ、ドコモショップ
イオンモバイル イオン
NUROモバイル 家電量販店など(内容によっては対応不可)
BIGLOBEモバイル 家電量販店など(内容によっては対応不可)

電話やチャットなどで問い合わせはできますが、格安SIMは大手キャリアほど手厚いサポートは受けられないことが多くあります。そのため、ある程度は自身で調べて対応しなければなりません。

ドコモ以外のキャリアの端末はプラチナバンドが使えない

ドコモ回線を利用する格安SIMを利用する場合、ドコモ以外のキャリアで購入した端末ではプラチナバンドが使えない可能性があります。プラチナバンドは、周波数が700MHz~900MHz帯であり、建物内にも電波が届きやすいのが特徴です。つながりやすい電波であることから、「ゴールデンバンド」とも呼ばれています。

大手キャリアは割り当てられている周波数帯が異なり、ドコモの場合はバンド19とバンド28が該当します。また、LTE(4G)と5Gでも利用する周波数帯が異なり、ドコモの場合は次のようになっています。

・LTE(4G):バンド1/バンド3/バンド19/バンド21/バンド28/バンド42

・5G:n28/n78/n79/n257

端末ごとに対応している周波数帯も異なりますが、大手キャリアで購入した端末はそのキャリアの周波数帯に対応しています。端末を変えずに、異なるキャリアの回線を利用する格安SIMに乗り換えると、つながりづらくなる可能性がある点に注意しましょう。

キャリアメールは有料

大手キャリアで無料サービスとして使用していたキャリアメールは、格安SIMへ乗り換えると、そのまま自動的に引き継ぐことはできません。ドコモのサブブランドであるahamoでもキャリアメールは自動的には引き継がれず、利用するためには有料の「ドコモメール持ち運び」に申し込む必要があります。

Auやソフトバンクでも、メール持ち運びサービスがあるため、格安SIMに乗り換えてもキャリアメールを利用したい場合は、これらのサービスに申し込みましょう。

まとめ

ドコモ回線を利用する格安SIMは多く存在しますが、今回はそのなかでもおすすめの10社を紹介しました。格安SIM選びで迷った際は、毎月の利用料、通信速度、オプションサービスの3つを基準に、各社を比較して選択するとよいでしょう。

自身に適した格安SIMを選択するには、まず自身のスマートフォンの使い方を把握することが大切です。そして、より最適なプランを選択する際には、この記事の比較を参考にしてください。

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