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OCNモバイルONEの対応機種の探し方、チェック方法を解説

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OCNモバイルONEの対応機種の探し方、チェック方法を解説

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

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「OCNモバイルONEへの乗り換えを検討しているけれど、今使っているスマートフォンがそのまま使えるのか気になる」という方は多いかもしれません。スマートフォンは、キャリアによって使用している周波数帯(バンド)が異なるため、乗り換えの際に自分のスマートフォンが対応しているかどうかの確認が必要です。

この記事では、OCNモバイルONEの対応機種を探す方法や、チェック方法を解説します。契約前の参考にしてみてください。

OCNモバイルONE対応機種の探し方

まずは、OCNモバイルONEの対応機種を確認する方法を解説します。

公式サイトでチェック

スマートフォンの回線は、キャリアにより使用している周波数帯が異なります。そのため、回線とスマートフォンの組み合わせを間違えると、通信速度が遅くなるなどの不具合が出る可能性があります。

まずは、現在使っているスマートフォンが、OCNモバイルONEの周波数帯に対応しているかを確認しましょう。OCNモバイルONEは、ドコモ回線を借りてサービスを提供しているMVNOの格安SIMで、ドコモ回線と同じ周波数帯を使用しています。

ちなみに、ドコモなどの自身で基地局や通信設備を持つ事業者が「MNO」と呼ばれるのに対し、OCNモバイルONEなどの通信設備を借用してサービスを提供する事業者は「MVNO」と呼ばれています。

MVNOの格安SIM4社を比較!速度や料金も含めた表付きで紹介

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OCNモバイルONEの対応機種を確認する方法として確実といえるのは、OCNモバイルONEの「動作確認済み端末一覧」ページを見ることです。この一覧には、OCNが独自に調査した結果が掲載されています。

この一覧に現在使用しているスマートフォンの機種が記載されていれば、OCNモバイルONEでも引き続き利用できます。検索条件をキーワードやメーカーで絞り込んで検索してみましょう。

なお、この一覧ではスマートフォンだけでなく、タブレットやWi-Fiルーターなどの対応状況もチェックできます。

ドコモ端末ならほぼ対応している

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用するMVNOであるため、ドコモ端末には対応していることが多いでしょう。

ただし、5Gの場合は端末の性能に依存するため、使えるとは限りません。また、OCNモバイルONEの場合は、使っている端末が5Gに対応していることに加え、5Gオプション(無料)への申し込みが必要になります。

ドコモ端末以外も対応機種の可能性がある 

OCNモバイルONEでは、ドコモ端末以外にauやソフトバンクなどの端末を利用できることがあります。

ただし、多くの場合はSIMロックの解除が必要です。そのため、先ほど紹介したOCNモバイルONE公式サイト「動作確認済み端末一覧」で、条件を必ずチェックしましょう。

なお、auやソフトバンクの比較的新しい端末は、SIMロック解除が不要です。これは、総務省が2021年8月10日に「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」を改訂し、2021年10月1日以降に販売する端末に対して、SIMロックがかかった状態での販売を原則として禁止するというルールを適用したためです。 そのため、2021年10月以降に販売された端末なら、多くの場合キャリアに関係なくSIMロック解除が必要ありません。

動作確認済みでない機種が、OCNモバイルONEに対応しているかチェックする方法

「動作確認済み端末一覧」に掲載されているのは、OCNモバイルONEが独自に調査した結果です。そのため、一覧に掲載されていない機種は調査されていないだけで、使える可能性は十分あります。

ここでは、一覧に載っていない機種の対応状況をチェックする方法について解説します。

SNSなどで情報を集める

まずは、SNSや検索サイトを使って「OCNモバイル 機種名」などで検索してみましょう。実際に問題なく利用している人が見つかれば、ある程度安心して申し込めます。

ただし、SNSや検索サイトの情報は公式情報ではありません。内容が正しいとは言い切れないため、情報の精査は必要です。

サポートに問い合わせる

OCNモバイルONEでは、電話、メール、チャットでサポートへの問い合わせができます。ここで機種の対応状況が確認できれば、公式な回答のため、情報の信頼性は高いでしょう。

ただし、「動作確認済み端末一覧」に掲載されていない機種に関する問い合わせは、サポートの対象外となる可能性もあります。

新規に契約して直接確認する

調べてみても、OCNモバイルONEの対応機種かどうかわからないときは、新規でSIMカードを契約して使用感を確認するのも一つの手段です。その際は、MNPの契約はせず、OCNモバイルONEのSIMカードを新たに契約しましょう。

MNPでは、現在の回線が解約されてしまうのに対し、SIMカードの新規契約なら現在使っている回線がそのまま使えます。また、OCNモバイルONEの最安プランは500MB/月コースで月額500円(税込み550円)で最低利用期間がなく、解約違約金も発生しません。

このように、OCNモバイルONEなら新規契約の負担が少ないため、確実なチェック方法の一つとしてもおすすめできます。

OCNモバイルONEはSIMフリー端末じゃないと使えない?

次に、「SIMロックの解除が必要なのか」「SIMフリー端末でないといけないのか」など、OCNモバイルONEの契約時に、疑問に思いやすいポイントを解説します。

必ずしもSIMロックを解除する必要はない

OCNモバイルONEでは、ドコモ端末やSIMフリー端末なら、ほとんどのケースでSIMロックの解除が不要です。

しかし、auやソフトバンクなどの端末では、SIMロックの解除が必要になるケースが多くあります。手持ちのスマートフォンをしばらく使い続ける予定なら、端末のSIMロックを解除しておくと安心かもしれません。

SIMカードのサイズも気にする必要はない

スマートフォンは、機種によって挿入可能なSIMカードのサイズが決まっており、サイズによって標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。

OCNモバイルONEでは、任意のサイズにカットできるマルチカットSIMを使っているため、申し込み時にSIMカードのサイズをチェックする必要がありません。契約後、SIMカードを入れ替える際に、SIMカードの大きさを自分の目で確認してから、同じサイズにカットしましょう。

なお、SIMカードの取り付け方法は、以下のとおりです。作業をする際は、必ず端末の電源を切ってから行なってください。

端末の側面にピン穴があるタイプ

  1. 端末側面にあるピン穴にピンを挿入して、SIMトレイを引き出す
  2. SIMカードの切り欠き部分を合わせて、SIMトレイに置く(SIMカードを2枚使用できる端末ならSIM 1にセットする)
  3. SIMトレイを端末に差し込む

端末の側面にSIMカードの引き出し口があるタイプ

  1. 端末側面のカードスロットカバーを開けて、SIMトレイを引き出す
  2. SIMカードの切り欠き部分を合わせて、SIMトレイに置く(SIMカードを2枚使用できる端末ならSIM 1にセットする)
  3. SIMトレイを端末に差し込み、カバーを閉じる

端末の裏側を開けるタイプ

  1. 端末を裏返し、溝を持ち上げて裏蓋を取り外す
  2. 電池パックを取り外す
  3. SIMカードの切り欠き部分を合わせて、スロットに差し込む(SIMカードを2枚使用できる端末ならSIM 1にセットする)
  4. 電池パックを戻し、裏蓋を取り付ける

タブレットやフィーチャーフォンも利用可能

OCNモバイルONEは、タブレットやフィーチャーフォンにも対応しています。これらもスマートフォンと同様に、ドコモ端末やSIMフリー端末なら基本的にSIMロック解除が不要です。

一方で、auやソフトバンクなどの端末は、SIMロック解除が必要になるケースが多くあります。

周波数帯(バンド)が対応していれば利用できる可能性が高い

OCNモバイルONEの周波数帯に対応している端末なら、OCNモバイルONEを利用できる可能性が高くなります。

以下は、情報を検索しても見当たらないときの最後の判断基準として、参考にしてください。

周波数帯(バンド)とは

スマートフォンは電波を使って通信していますが、周波数には限りがあるため、総務省によってキャリアごとに周波数帯(バンド)が割り当てられています。

スマートフォンは、機種によってキャッチできる周波数が異なります。事業者が利用する周波数帯をキャッチできる端末なら、その回線で利用可能です。

なお、SIMフリー端末やSIMロック解除端末でも、一部の周波数帯をキャッチできない場合があります。ただし、他の周波数帯でカバーできる状況なら、問題なく使用できることもあるでしょう。 いずれにしても、スマートフォンを持ち込んで契約する際は、その端末がその回線の周波数帯をキャッチできるかを確認しておくと安心です。

OCNモバイルONEの周波数帯

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用するMVNOのため、ドコモと同じ周波数帯を利用しています。

OCNモバイルONEの周波数帯は以下のとおりです。

  • LTE……Band1/3/19/21/28/42
  • 5G……n28/78/79/257

それぞれの周波数帯の特徴は、下表のとおりです。

LTE

周波数帯(バンド) 特徴
Band1 2.0GHz帯 ・ドコモの主力となる周波数帯
・都市部を中心に幅広いエリアをカバーしている
・高周波数帯のため通信容量が大きく、大容量のデータも高速で通信できる
・ドコモでは通信速度が最大112.5Mbps
・ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが採用している帯域
・海外のキャリアも多くが採用している
・今後主流になる周波数帯
Band3 1.7GHz帯 ・東京、名古屋、大阪などで使用されている周波数帯
・高速通信が可能
・通信速度は最大150Mbpsと、Band1よりも高速
Band19 800MHz帯 ・ドコモのみが対応している周波数帯
・いわゆるプラチナバンドで、地下や山間部、新幹線など、通常では電波がつながりにくい場所でもつながりやすい
Band21 1.5GHz帯 ・日本独自の周波数帯
・補完的に用いられており、対応機種は現状では少ない
・近年は関東でつながるため、対応していると便利
Band28 700MHz帯 ・Band19と同様、プラチナバンドと呼ばれる周波数帯
・現状では優先度が低いが、今後重要になる可能性がある
Band42 3.5GHz帯 ・キャリアアグリゲーション(ドコモではPremium 4Gと呼ばれている)で使用する周波数帯
・通信速度は最大294Mbpsで、高速通信に使われる
・今後を考えると対応していたほうが便利

5G

周波数帯(バンド) 特徴
n28 700MHz帯 ・NR(5G回線の人口カバー率向上を図ることを目的とした周波数帯)
・4G LTE向けの周波数を5Gに転用したもの
n78 3.4GHz~3.5GHz帯
3.5GHz帯
3.7GHz帯
・Sub6(5G回線を幅広いエリアで提供することを目的としてした周波数帯)
・主要な5G専用周波数帯
・海外でも主流の5G通信の周波数帯
n79 4.5GHz帯 ・Sub6(5G回線を幅広いエリアで提供することを目的としてした周波数帯)
・ドコモのみが対応している5G専用周波数帯
n257 28GHz帯 ・ミリ波(よりハイスペックな5G通信の周波数帯)
・5Gらしい大容量で高速な通信ができる5G専用周波数帯

※ドコモでは5G専用周波数帯(Sub6とミリ波)を「瞬速5G」、NR化で4G LTE向け周波数帯を5G化したものを「4G周波数帯を利用した5G」として区別しています。

スマートフォンの製品ページで確認

大手キャリアなどの事業者が提供するスマートフォンは、その事業者ごとの周波数帯に対応しています。例えば、ドコモが提供しているスマートフォンはドコモの周波数帯に、ソフトバンクが提供しているスマートフォンはソフトバンクの周波数帯に対応しています。

現在使っているスマートフォンが、どの周波数帯に対応しているのかを詳しく確認したい場合は、その機種の製品ページをチェックしてみるとよいでしょう。

OCNモバイルONE契約時に端末を購入するとお得

新たにスマートフォンの回線を契約する際には、今使っているスマートフォンをそのまま流用するのではなく、新しいスマートフォンを購入するのがおすすめです。スマートフォンの回線契約と同時に端末を購入すれば、確実に対応機種が手に入ります。

OCNモバイルONEなら、AndroidだけでなくiPhoneも契約とセットで購入可能です。

OCNモバイルONEでは、定期的に端末の割引セールを実施しているため、新しいスマートフォンを定価よりお得に購入できる可能性があります。例えば、過去のセール時には、以下のような割引が実施されていました。

  • 通常価格から1万円~2万円割引

OCNモバイルONEの公式サイトでは、こうしたセール情報が掲載されています。こまめにチェックしておくと、契約と同時に新しいスマートフォンをお得な価格で購入できるでしょう。

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まとめ

OCNモバイルONEの対応機種については、公式サイトの「動作確認済み端末一覧」ページにて確認可能です。OCNモバイルONEはドコモの回線を使用する格安SIMであるため、ドコモ端末ならほぼ対応しています。一方で、auやソフトバンクなどの端末はSIMロック解除が必要になる可能性があるため、公式サイトの一覧で必ず条件をチェックしましょう。

なお、公式サイトの一覧に掲載されているのは、OCNモバイルONEが独自に調査した結果です。そのため、一覧に掲載されていない機種でも使える可能性は十分にあります。SNSなどで情報を集める、サポートに問い合わせるなどの方法で確認してみましょう。

対応状況の確認方法としては、OCNモバイルONEのSIMカードを新規契約して、実際に試してみるのも一つの手段です。最安プランは500MB/月コースで月額500円(税込み550円)で、最低利用期間がないため解約違約金も発生しません。少ない負担で確実にチェックができます。

契約する際は、スマートフォンをお得な値段で購入することも可能です。今回の記事を参考に、よく下調べをしたうえで、OCNモバイルONEの契約を検討してみてください。

OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。

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