OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
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OCNモバイルONEはドコモ回線を利用しており、低価格ながら通信品質に定評がある格安SIMです。OCNモバイルONEには現状、3種類のSIMタイプがあり、公式サイトの「動作確認済み端末一覧」に記載があれば、今使っているスマートフォンをそのまま利用できます。
デジタル化されたSIMサービスの「eSIM」に関しては、2020年春に楽天モバイルが、2021年春~夏にドコモ、au、ソフトバンクが提供を開始しました。現在、eSIMに対応する格安SIMも少しずつ増えている状況です。
この記事ではOCNモバイルONEでeSIMが使えるのかを知りたい人や、eSIMへの変更を検討している人に向けて、eSIMへの対応状況や変更方法などを解説します。
目次
OCNモバイルONEでeSIMに変更するには?
ここからは、OCNモバイルONEのeSIMへの対応状況や、選べるSIMタイプを解説します。
【2023年2月現在】OCNモバイルONEはeSIM非対応
eSIM(イーシム)とは「Embedded SIM」の略で、組み込み型のSIMを指します。eSIMの対応端末では、スマートフォンの内部にSIM情報を書き換えられる部品が埋め込まれており、SIMカードを抜き差しする必要がありません。eSIMならインターネットでプロファイル(モバイルネットワークに接続するための鍵)をダウンロードすることでSIM情報の書き込みができるため、すぐに回線が開通します。
2023年2月現在、OCNモバイルONEはeSIMに非対応のため、現状ではeSIMへの変更ができません。ただし、格安SIMでも最近ではY!mobileやmineoなどがeSIMを採用し始めているため、OCNモバイルONEも将来的にはeSIMに対応する可能性が十分にあります。今の段階でeSIMの詳細や手続き方法を押さえておけば、eSIMの提供が始まった際にもスムーズに契約できるでしょう。
このように、OCNモバイルONEでは現時点でeSIMへの変更はできませんが、いくつかの種類からSIMタイプを選ぶことは可能です。
OCNモバイルONEで選べるSIMタイプは?
OCNモバイルONEでは現在、標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類のSIMタイプが展開されています。それぞれのSIMカードの大きさは次のとおりです。
スマートフォン端末によって対応するSIMサイズは異なるため、使用端末に合わせてSIMカードの大きさを選ぶ必要があります。
なお、OCNモバイルONEでは、SIMカードを切り目に沿って任意のサイズにカットできる「マルチカットSIM」を採用しているため、事前にSIMサイズを測る必要はありません。スマートフォンのSIMタイプを実際に確認しながら、届いたSIMカードをカットして使えるのが特徴です。
OCNモバイルONEで取り扱うeSIM対応端末は?
OCNモバイルONEで取り扱っている端末のなかには、eSIM対応端末もあります。機種変更する際にはeSIM対応端末を選んでおけば、OCNモバイルONEがeSIMを導入したあとスムーズに移行できるでしょう。
ここからは、OCNモバイルONEで取り扱いのあるeSIM対応端末の一例を紹介します。なおOCNモバイルONEはドコモ回線を使用しているため、ドコモ版もしくはSIMフリー版のスマートフォンを選べばSIMロック解除なしで利用でき、よりスムーズに移行できます。
eSIM対応のiPhone一覧
以下は、OCNモバイルONEで取り扱っているeSIM対応のiPhoneの一覧です。
OCNモバイルONE取り扱いeSIM対応iPhone一覧
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
eSIM対応のAndroid一覧
以下は、OCNモバイルONEで取り扱っているeSIM対応のAndroidの一例です。
OCNモバイルONE取り扱いeSIM対応Android一覧
- OPPO Reno7 A
- Xperia 10 Ⅳ
- moto g52j 5G
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 10T
- AQUOS wish
- OPPO A55s 5G
- AQUOS sense6
- OPPO Reno5 A
- OPPO A73
AQUOS sense6に関しては、ドコモ版がeSIM非対応のため注意してください。
eSIM導入にともなう手続き方法は?
ここからは、今後OCNモバイルONEにeSIMが導入されたときに行なう手続きを解説します。なお、実際の導入時には変更される可能性があるため、あくまで参考程度にしてください。
オンラインでの手続き
他社で物理SIMからeSIMに変更する際は、オンラインで手続きするのが一般的です。OCNモバイルONEがeSIMを導入する場合も、オンラインでの手続きになる可能性が高いでしょう。
具体的には、自身でマイページからeSIMへの変更手続きを行なう流れになると考えられます。
ドコモショップでは手続き不可の可能性が高い
現在、全国のドコモショップ店頭でOCNモバイルONEの新規契約は行なえますが、機種変更などの手続きはできません。そのためeSIMが導入されたとしても、eSIMへの変更手続きはドコモショップ店頭ではできない可能性が高いと考えられます。
OCNモバイルONEでは各種手続きをオンラインで行なうのが一般的なため、eSIMへの変更の際も、オンラインでの手続きになるでしょう。
OCNモバイルONEでeSIMに変更する際の注意点
今後、OCNモバイルONEでeSIMが導入されても、スマートフォンの端末によっては動作保証の対象外になったり、選べる端末が限定されたりする可能性があります。ここでは、eSIMへの変更の際に発生すると考えられるこれらの注意点について解説します。
Androidは保証対象外
今後OCNモバイルONEがeSIMに対応すれば、eSIM対応のAndroidが利用できるようになります。しかし、AndroidがeSIMの動作保証の対象外であれば、eSIMに切り替えたあとに何かしらの不具合が発生しても、公式な対処が受けられません。機種変更をする際には、eSIMで利用したい端末が動作保証の対象になっているかを確認してから、選ぶようにしましょう。
使用端末が限られている
現時点では、eSIMに対応している端末は多くありません。iPhoneならiPhone XR以降、iPhone XS、AndroidならAQUOSやXperiaなどでeSIM対応の機種が販売されていますが、物理SIMと比べると選べる端末は限られています。
eSIMの対応端末は、今後増えていく可能性があります。しかし、現在はeSIMの対応端末から選ぶ必要があるため、物理SIMと比べて選択肢が限定される点はデメリットといえるでしょう。
まとめ
2023年2月現在、OCNモバイルONEはeSIMに非対応のため、現状ではeSIMに変更できません。しかし、Y!mobileやmineoなどの格安SIMがeSIMへの対応を始めているため、今後OCNモバイルONEがeSIMを導入する可能性は十分あるでしょう。その際には、自身でマイページからeSIMへの変更手続きをする必要があると考えられます。
また、今後OCNモバイルONEでeSIMが導入されても、動作保証の対象外の端末を使っていると、何らかの不具合が発生した際に公式な対処をしてもらえないため注意しましょう。加えて、eSIMの対応端末は現状、物理SIM端末と比較して少なく、選択肢が限定されるデメリットがあります。
OCNモバイルONEでeSIM提供が開始された際には、本記事で紹介した変更手順や注意点を参考に、利用を検討してみてください。
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
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なお「OCN モバイル ONE」のメリット・デメリットは、以下の記事で徹底的に解説しています。合わせて確認してみてください。
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