格安SIMを活用する際には、「DTI SIM」の利用も候補に挙がります。DTI SIMならではの特徴や料金プランをチェックして、自分にあっているか確認してみると良いでしょう。
本記事では、DTI SIMの特徴やプラン、契約申し込み方法について解説します。
目次
DTI SIMとは?
DTI SIMとは、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが提供している格安SIMです。NTTドコモの回線を利用して通信を実施するため、すでにドコモを利用している場合は差し替えだけで移行可能です。ドコモユーザーと相性が良いため、DTI SIMの積極的な活用がおすすめです。
ほかのキャリアではSIMロック解除が必要となるため、事前に解除の方法を確認しておくと良いでしょう。
DTI SIMの魅力的な特徴について
DTI SIMには、ほかにはない魅力的な特徴が多数あります。どのような特徴を持つのかを知ることで、DTI SIMを使いたく理由をみつけられるでしょう。
以下では、DTI SIMの特徴について解説します。
業界でも最安値水準の料金プラン
DTI SIMは、業界でも最安値水準の料金プランを提供しています。「データプラン」「音声プラン」「データSMSプラン」の3つがあり、それぞれ名称通りに特定の分野に特化しているのが魅力です。
いずれも1,000円以内で3GBを利用できるため、通信費を安く抑えられます。とにかく利用料金を安くしたい人にとって、DTI SIMは魅力的なサービスとなるでしょう、
YouTubeなどSNS見放題プランがある
DTI SIMには「DTI見放題SIM」のプランがあり、契約することでYouTubeとTwitterが見放題となります。YouTubeとTwitterでデータ利用してもギガの使用料にカウントされないため、気兼ねなく動画視聴やTwitterの閲覧が可能です。
ついYoutubeやTwitterを使いすぎてギガを消費してしまう人は、DTI見放題SIMのプランを活用すると良いでしょう。データ容量使い放題プランがある
DTI SIMには、データ容量を気にせずに使える「データ容量使い放題プラン」もあります。こちらも「データプラン」「音声プラン」「データSMSプラン」の3種類があり、どれも3000円以下で使用可能です。
データ容量の残りを確認しながら使うことを面倒に感じる人には、データ容量使い放題プランがおすすめです。
半年間基本料が無料になるお試しプランがある
DTI SIMには、半年の間、3GBの基本料金が無料で利用できるお試しプランがあります。半年で解約すれば、実質無料でDTI SIMの使い心地を試すことが可能です。「DTI SIMに興味があるけど、実際に使ってみて契約するか判断したい」という人におすすめです。
お試しプランは新規契約時にしか申し込めないため、事前に契約するか考えておきましょう。
DTI SIMの料金プラン
DTI SIMを契約する際には、料金プランを確認しておくのがポイントです。
以下では、DTI SIMの料金プランの詳細を紹介します。
基本料金
DTI SIMの基本料金は、プランごとに以下のようになっています。
容量 | データプラン | データSMSプラン | 音声プラン |
1GB | 660円 | 825円 | 1,320円 |
3GB | 924円 | 1,098円 | 1,639円 |
5GB | 1,342円 | 1,507円 | 2,112円 |
10GB | 2,310円 | 2,475円 | 3,080円 |
※価格はすべて税込
以前は15GBと20GBのプランもありましたが、2018年3月1日より新規受付を停止しています。また、旧「ネットつかい放題プラン」である「毎日1.4ギガ使い切り」の基本料金は、以下のようになっています。
容量 | データプラン | データSMSプラン | 音声プラン |
毎日1.4ギガ使い切り | 2,420円 | 2,585円 | 3,190円 |
※価格はすべて税込
通話・SMS料金
DTI SIMにおける国内通話料は、「22円(税込)/30秒」となっています。テレビ電話などのデジタル通信料に関しては、39円(税込)/30秒となります。国際電話の場合には、各国に対して以下の料金が発生します。
<通話料>
国 | 30秒あたりの料金(税込) |
日本(国内) | 22円~ |
アメリカ | 31円~ |
イギリス | 78円~ |
台湾 | 49円~ |
中国 | 49円~ |
韓国 | 49円~ |
SMSの利用料金は従量課金制となり、以下の料金が発生します。
<SMS利用料(従量課金)>
国内から国内への送信 | 3円(税込)~/通 |
国内から海外への送信 | 50円~/通 |
海外での送信 (※) | 100円/通 |
(※)海外での送受信は音声プランのみ
SMSの受信料に関しては、無料になっています。
初期費用
DTI SIMの使用時には、「契約事務手数料」として「3,300円(税込)」がかかります。利用料金のほかにもコストがかかるため、事前に計算に入れておく必要があります。
そのほか、「docomo SIM 発行手数料」に「433円(税込)」、「SIMの交換手数料・再発行手数料」に「3,300円(税込)」、「SIM 再発送手数料」に「1,650円(税込)」の費用がかかります。
DTI SIMのメリット・向いている人
DTI SIMには格安SIMのなかでも、特別なメリットを持つサービスです。
以下では、DTI SIMのメリットと契約が向いている人の特徴を解説します。
他にはないプランが複数存在する
YouTube・Twitter見放題プランなど、独自のプランが存在する点はDTI SIMならではの特徴です。ピンポイントのニーズに応えられるため、用途次第ではDTI SIMがぴったりのサービスとなるでしょう。
毎日1.4ギガ使い切りプラン
「毎日1.4ギガ使い切りプラン」を契約できる点も、DTI SIMのメリットの1つです。毎日1.4ギガ使い切りプランとは、その名の通り毎日1.4GBまで利用でき、翌日に再度1.4GB獲得できるプランです。
1.4GBという数値が利用しやすい場合には、理想的なプランとなり得るでしょう。
おとくコール10
「おとくコール10」とは、10分以内の国内通話が無料になる通話重視のプランです。電話を頻繁にする人でも、コストを抑えられるのがメリットです。
DTI SIMのデメリット
DTI SIMには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。
以下では、DTI SIMの利用時におけるデメリットを解説します。
時間帯によって通信速度が遅くなる
DTI SIMは使用する時間帯によって、通信速度が低下することがあります。特に昼休みごろなどは、通信速度が遅くなるケースが多いです。
時間帯によって速度が安定しない点は、通信サービスの利用時におけるデメリットの1つです。
初期必要がかかる
DTI SIMは先ほど紹介したように、新規契約の事務手数料やSIM発行手数料などがかかります。無料で利用開始はできないため、ある程度のコストを支払う準備が必要です。
eSIMに対応していない
DTI SIMは、eSIMに未対応となっています。そのため契約時には、物理SIMの受け取りが必須です。
受け取りにかかる手続きや作業が煩わしく感じられる場合には、不満を覚える可能性も懸念されます。
DTI SIMの契約・乗り換え・申し込み方法
DTI SIMの契約および乗り換え時には、以下の申し込み方法が基本となります。
- 本人名義のクレジットカード・必要書類を用意しておく
- 公式サイトのフォームから申し込みを行う
- 審査後にDTIよりSIMカードが届くので受け取る
- 初期設定を行い、利用を開始する
上記の手順によって、簡単に契約の申し込みが可能です。自宅にいながら審査を受けて、SIMカードの受け取りが可能なため、手の空いた時間に手続きを終わらせることも難しくありません。
また、乗り換えの場合には他社のMNP番号も必要になるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
DTI SIMには、独自の魅力持つプランが多数あります。求めるサービスによっては、DTI SIMのプランがガッチリとハマる可能性があるでしょう。この機会にDTI SIMの特徴やメリットを確認し、実際に契約の申し込みをしてみてはいかがでしょうか。 新規契約の際にはお試しプランが利用できるため、まずは気軽に使い心地を試してみるのもおすすめです。