利用料金の安さから格安スマホが注目されていますが、スマホユーザーのなかには格安スマホを使わない人も多くいます。そこで、本記事では格安スマホにしない理由を、さまざまなデメリットから解説します。格安スマホの特徴をよく知るためにも、しっかりとデメリットの内容を確かめていきましょう。
格安スマホにしない理由とは?知っておきたいデメリット
年々格安スマホを使う人が増えている一方で、さまざまな理由から格安スマホにせず、大手キャリアを使い続ける人もいます。ここでは、格安スマホにしない理由として挙げられる、5つのデメリットを解説します。
大手キャリアに比べ通信速度が遅くなる可能性がある
格安スマホは、「docomo」「au」「SoftBank」といった大手キャリアの通信回線や設備を借りて、通信サービスを提供しています。そのため、大手キャリアよりも通信速度が安定せず、急に読み込みが遅くなることがあります。
通信回線を提供しているキャリアは限られているので、複数の格安スマホ事業者が同じキャリアの回線を使用することになります。
多くの人がスマートフォンを使う時間帯は回線が混雑し、通信速度が遅くなることもあるため、使いたいときにスムーズに使えない可能性があることがデメリットとして挙げられます。
ただし、こうしたデメリットを感じさせないよう、独自のサービスを提供している格安スマホ事業者もあります。なかでも、通信速度を調整して処理速度を安定化させる「バースト転送機能」は、格安スマホのデメリットを感じさせないサービスとして注目されています。
支払いは基本的にクレジットカード
格安スマホで不便さを感じてしまうのが、毎月の利用料金の支払い方法が限定的なことです。大手キャリアの場合は複数の支払い方法から選択できますが、格安スマホの場合はクレジットカードでの支払いが基本です。
カードを持っていない人や、限度額が低い場合には、格安スマホへのハードルが高くなってしまう点でしょう。
もし、口座振替などで支払いたい場合は、通信速度や安定性に加え、支払い方法から契約する格安スマホ事業者を選ばなくてはいけません。魅力的な事業者があっても、支払い方法で諦めなくてはいけないことは大きなデメリットです。
初期設定などは基本的に自分で行なう
格安スマホ事業者は、より安く通信サービスをユーザーへ提供するために、さまざまな費用を削減しています。その結果、SIMカードの挿入やAPN設定といった、スマートフォンの基本設定は自分で行なうようになっています。
少しの手間ではあるものの、スマートフォンの操作に慣れていない人や機械操作に疎い人にとっては、各種設定はとても高いハードルです。
一方で、実店舗を展開し、店頭で初期設定をしてもらえたり、端末のサポートが受けられたりできる事業者もあります。
自分で設定するのが不安な人などは、以下のリンク先の記事を参考に、店舗で格安スマホの申し込みをしてみましょう。
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格安スマホは店舗で買える?契約方法から注意点まで詳しく紹介
格安スマホはネット申込完結型が多いですが、事業者のなかには店頭で契約ができるところもあります。店舗での格安スマホの契約方法や注意点などを詳しく解説します。
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大手キャリアのメールアドレスが使えなくなる
格安スマホは、通信回線などを大手キャリアから借りていますが、サービスまで同じように提供しているわけではありません。メールサービスもその一つです。
大手キャリアから格安スマホに乗り換えることで、今まで使っていたキャリアメール機能が使えなくなります。
ただし、MNP制度を使用すれば、引き続き同じ電話番号でショートメッセージサービスを使え、キャリアメールが使えなくても不便さを感じないことがあります。
Gmailなどのフリーメールアドレスも使用できるため、アドレス変更の連絡をする煩わしさを除けば、大きなデメリットにはなりません。
また、解約後もキャリアメールを使い続けられるサービスも、一部のキャリアでは提供しています。しかし、無料ではないため、月額料金と利便性のバランスを考え、継続して利用するかをしっかり検討しましょう。
LINEのID検索は使えないパターンが多い
連絡手段として手軽に使える「LINE」は、今やメールや電話よりも使われることの多い人気のアプリです。格安スマホでもLINEを使うことはできますが、「ID検索機能」が使えない可能性があります。
これは、一部の格安スマホはLINEの年齢認証に対応していないため、年齢認証が必要な機能がすべて使えないことがあるからです。ID検索機能を使いたい場合は、年齢認証に対応している、「mineo」「IIJmio」「イオンモバイル」などの格安スマホを選ぶことが必要です。
しかし、ID検索機能が使えなくても、QRコードなどを用いることで友達を登録できます。多少手間は必要ですが、問題なく登録はできるので、LINE自体が使いにくくなるとは限りません。
格安スマホだと災害伝言板が利用できない
覚えておきたい格安スマホのデメリットとして、「災害伝言版」というサービスが使えないことが挙げられます。災害伝言板は、災害が発生したときの安否情報などを残しておくサービスです。電力不足や通信施設の倒壊などで、連絡がしづらい被災地域との連絡手段として使われています。
災害伝言板サービスが利用できるのは固定電話と大手キャリアのみで、格安スマホ事業者からは同様のサービスは提供されていせん。
そのため、格安スマホに乗り換えてしまうと、災害伝言板サービスが使えず、災害時の連絡手段が少なくなってしまいます。
ただし、格安スマホでも使える災害時の連絡手段として、NTTが「災害伝言板(web171)」というサービスを実施しています。
このサービスでは、自分の個人情報やメッセージを伝えたい相手の連絡先などを登録することで、「災害伝言版」と同様のサービスが使えます。格安スマホに乗り換えたときは、「災害伝言板(web171)」をチェックし、いざというときに使えるようにしておきましょう。
格安スマホにするメリットもたくさんある
格安スマホのデメリットはいくつもありますが、格安スマホにしかないメリットもたくさんあります。ここでは格安スマホの優れたメリットを解説します。
大手キャリアに比べ月額料金が安い
格安スマホの大きなメリットになるのが、文字どおり「格安」であることです。通信設備の拡充や人件費など、さまざまなコストをカットすることで、大手キャリアよりも安く提供されています。
総務省が2021年3月に行なった調査によると、毎月の携帯電話にかかる通信料金の平均は約3,297円です。一方、格安スマホでは、事業者ごとに以下のような利用料金が設定されています。
- OCNモバイルONE:月額1,760円(税込)
- mineo:月額1,958円(税込)
- J:COM MOBILE:月額2,178円(税込)
- DTI SIM :月額3,080円(税込)
※データ通信量「月/10GBプラン」の場合
上記の格安スマホの利用料金は、どれも平均額を下回っており、半額以下で利用できるプランもあります。このように、スマートフォンを圧倒的な安さで使用できることが、格安スマホをおすすめできるメリットです。
<各社の料金一覧>
料金一覧(新コース) | OCN モバイル ONE | OCN
料金表(基本)|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
料金設定がわかりやすい業者が多い
大手キャリアへの不満として、料金体系の複雑さを挙げる人も多く、契約プランを決めるだけでも苦労してしまうことがあります。
格安スマホの場合は、料金体系がシンプルに設定されています。おもに「通話機能」と「データ通信量」、「オプション」の3つで構成され、それぞれ必要なものを組み合わせることで、契約プランが決まります。
そのため、不要なオプションを組み込んでしまうこともなく、余分な費用のない最適なプランで契約できます。
ネット上の手続きだけで契約が完了する業者が多い
格安スマホは、基本的にインターネットから契約の申し込みを受け付けており、時間などに縛られず好きなタイミングで申し込みができます。
そのため、夜間しか時間が確保できない忙しい人でも、手軽に格安スマホを使い始められます。
店舗に足を運んで契約をしに行く手間もなく、申し込みの手順も簡単なので、スムーズに契約作業が終わります。
いらないオプションに加入させられる心配が少ない
大手キャリアではオプションが豊富に存在し、契約条件などにより、オプションがつけられることもあります。
そのため、そこまで必要ではないオプションを付けてしまったり、これらのオプションを解約するために、解約手続きに手間がかかったりすることも少なくありません。
格安スマホの場合は、シンプルな料金体系になっており、自動で付帯されるオプションはありません。自分で選択しなければサービスやオプションは付かないので、最適な料金プランで安く利用できます。
大手キャリアで購入したスマホは格安SIM業者でも使える
格安スマホを利用する場合、端末の購入とSIMカードの契約は別に行なわれます。必ずしも格安スマホ事業者で端末を購入する必要はなく、SIMカードの契約だけで済ませることも可能です。
さらに、大手キャリアで購入した端末に、新しく契約したSIMカードを挿入して使い続けることもできます。
ただし、大手キャリアで購入した端末は、他の事業者のSIMカードが使えないよう「SIMロック」が施されている場合があります。
この場合、オンラインや店頭でSIMロックの解除手続きや解除手数料が必要になるため、端末を使い続ける場合は注意しましょう。
iPhoneに格安SIMカードを入れて使うことも可能
格安スマホで使われるSIMカードは、基本的に端末の機種を選ばずに使えるため、iPhoneでも利用できます。ただし、特定の機種とだけ相性が悪く使えないことがあります。格安スマホ事業者のWebページから、今使っているiPhoneでも使えるかを確認して契約しましょう。
また、事業者によっては、対応しているiPhoneの購入とSIMカードの契約をセットにすることで、iPhoneを安く購入することも可能です。もし使っている機種で利用できなくても、諦めるのではなく、安く買い換えるチャンスが来たと前向きに考えましょう。
格安スマホに乗り換えるならOCNモバイルONEがおすすめ
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
数ある格安スマホ事業者のなかでも、特におすすめできるのが「OCNモバイルONE」です。OCN光をはじめとした幅広いインターネットサービスを展開しているOCNが提供している格安スマホで、月額550円(税込)から利用できることが魅力です。
対応している機種が多いため、Android端末はもちろんiPhoneでも安心して利用できます。そのため、現在使用している端末をそのまま活用できる可能性が高く、格安スマホに乗り換える費用も最低限に抑えることが可能です。
SIMカードの契約とiPhoneの購入を同時にできるので、機種変を考えている人も手軽に格安スマホへ移行できます。
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また、余った通信容量を繰り越せる「基本通信容量繰り越しサービス」、特定のサービスのデータ通信をカウントしない「カウントフリー(R)」などが備わっています。オプションを追加しなくても便利に利用できることも、OCNモバイルONEがおすすめできるポイントです。
格安SIMのなかでも通信品質の評価が高い
格安スマホのデメリットである通信回線の不安定さは、格安スマホへの乗り換えをやめてしまう大きなポイントです。OCNモバイルONEの通信品質は、外部機関が行なう数々の調査で高い評価を獲得しており、顧客満足度に関する各種部門においても、最優秀賞や優秀賞を何度も授賞しています。
MM総研 2022年9月 MVNOネットワーク品質調査
ドコモ回線通信品質 4期連続・総合1位評価獲得
MMD研究所「2022年9月MVNOのシェア・満足度調査」 通信品質部門第1位
そのため、格安スマホの通信品質に不安を抱いている人も安心して利用できます。また、ベースとなる回線はdocomoの通信回線を利用しているため、通信障害などの不具合への心配が低いことも、通信品質の評価につながっています。
引用:サービス紹介 | OCN モバイル ONE | OCN
契約や初期設定のサポートも受けられる
OCNモバイルONEは、全国のドコモショップや一部の家電量販店のドコモカウンターで、契約の申し込みができます。そのため、インターネットから申し込みをすることが不安な人も、安心して格安スマホの手続きが行なえます。
また、オプションの「OCNプレミアムサポート for スマートフォン(税込429円/月)」を利用することで、電話やリモートで初期設定や端末の使い方などを専門スタッフに教えてもらうことができます。
訪問サポートサービスや遠隔操作サポートなどサポート体制も豊富なため、スマートフォンを初めて使う人も、正しく設定や操作ができるようになります。
OCN モバイル ONEは2023年6月26日で、新規申込およびSIMカードの追加申込の受付は終了しました。
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まとめ
格安スマホにしない理由には、通信が不安定になることや、初期設定などを自分で行なう必要があることなどが挙げられます。
どの理由にも安心して使えないことが関係しており、大手キャリアに慣れている人ほど、格安スマホを敬遠してしまう傾向にあるかもしれません。
しかし、格安スマホにしかないメリットがあり、事業者をきちんと選べばデメリットを気にせず、安心して使うことができます。格安スマホのデメリットだけでなく、格安スマホのメリットや不安を補うための方法・対策もチェックして、格安スマホへの乗り換えを検討しましょう。